第77話「雑魚と侮るなかれ最強への道は雑魚の狩の積み重ねである」
雑魚狩りXさんと天王寺ダンジョンの初級ダンジョンで雑魚を狩っている。
今回は8階層と27階層で出てくるボール回転ウマギ。
ウマギとは馬のような兎だ。
しかもボールのように回転している常に。異常なまでに異常なモンスターだがこいつの超レアドロップがあるという感で雑魚狩りXは狩っているようだ。
雑魚狩りXさんは強くなる気がしない。でも雑魚狩りXさんはネット上では有名だ。正体は不明なので外見とかは不明なのでばれてない。性別も不明だから大丈夫だろ。
「あっちにいった! 天ちゃんそっちで倒して」
「天ちゃんはやめろ! ほれっ倒したぞ」
俺は最強への道はアイテム漁りだと気づいたのだ。ボール回転ウマギから何が落ちるかわからないが結構良いものが落ちるかもしれない。
ウマギは馬のような兎でようするにでっかい兎なんだが馬のような顔をした兎だ。
見た目は灰色だから兎のように白くない。
雑魚狩りXさんはむっちゃ愛くるしく俺の話を聞いている。
「そうなのか……ふんふんっ……天ちゃんは難しいお年頃なんだね」
「それより俺のものにしていいんだよなレアなアイテム」
「そうだよ……あげるよデータを取らせてもらえばいいだけだよ」
雑魚狩りXさんは物静かだ。ゆえにデータを取りたいと願うようだ。雑魚狩りXさんはけっこうシビアだ。
「モルガンウルフのレア泥を使ってみてよアイテムの裏の使い道があるかもしれないし」
「そういうのは助かるけど貸は無しだからな」
「いいけど私の実証実験を手伝ってほしいんだけどな……」
「いいよ、取得できるアイテムはくれるよな?」
「もちのろんだよ(^◇^)」
そんな感じで俺たちは契約を結ぶわけではないが必要とされる存在となった。俺はボール回転ウマギを倒しまくっていた。
2時間くらいでなんか見たことないアイテムがドロップした。
「これは……なんだろう? アボカドのように見えるが……」
鑑定するとアボカドボールテルプと出ている。
説明だと無限に食べれるアボカドの玉と出ている。
しかも食べるごとにテンションが上がってパワーが上がると書いている。
パワーが上がるのか……どんなもんだろ? 食料が無限に食べれるというのもすごいアイテムだなと思うが。
試しに食べるとステータス表示にテンションが上がったと出ている。
アボカドのような味だがどっちかというとメロンのように甘い。
でもメロンのように甘いアボカドだ。
食べれば食べるほどパワーが上がるな。
ただ限界が来ている。
テンションはマックスだとステータス表示されている。
「凄いアボカドなんだね私にもたまに食わせて欲しいな」
「いいぞ一緒にパーティ組んだ時は食べさせるぞ」
そんなわけで今日は引き上げた。いい感じな感じなのでたまに雑魚狩りXさんと一緒に組んでもいいな。
実際メロンのように甘いアボカドあったら食べたいですね。




