第67話「獄滅の狂気の殺人鬼は優雅に笑う」
ピエロのようなこの殺人鬼は魔人だ。
魔物から発生した人で魔人だ。
魔人は人語を理解する上に強くなる傾向にある。
彼ら彼女らはダンジョンの発生により発生することが判明している。
魔人は魔物側の人間とまで称されるがそうではない。
魔力のある元魔物の人。
正体はまだ完全に判明していない。
魔人の存在は謎だ。
そんな殺人ピエロがテンキを襲う。
テンキは天星剣をすでに生み出して斬りかかっている。
だがこの殺人ピエロはかなり強い。
ユメが実際に強敵認定している。
ユメは殺人ピエロが悪夢の攻撃を仕掛けてきたときに、夢幻崩壊を行っていた。
夢幻崩壊は敵の魔法や特殊攻撃を打ち消す効果がある。
ユメはその後夢想上乗を使い自身の行動を上乗せしている。
1回動ける間に2回の行動を行える夢想上乗は。
ユメは夢幻弾を放っていた。
殺人ピエロは若干動きが鈍っていた。ユメの思わぬ攻撃でだ。
「やりますね……でもあなたは私の最凶の力にひれ伏しますよ」
殺人ピエロは圧を籠める。
そのまま暗黒の波動でテンキを捕らえた。
テンキは星流斬を放つ。
殺人ピエロは仰け反る。
そして暗黒の波動をぶつける。テンキはそれを躱す。
ライカは電撃砲弾を放つ。さらに雷撃をぶつける。
リス子は気絶していた。
暗黒の波動をもろに浴びてしまったのだ。
リス子には波動の威力が高すぎたのだ。
「あれっ私眠ってて……テンキ君! ライカちゃん! ユメちゃん!!」
どうもみんなピンチのようだ。
リス子は対抗策を練ろうとするがそんな頭はない。
リス子は頭脳系ではないのだ。
ユメは宝凛剣を作り出した。最光の光属性の剣だ。無限の波及が木霊する。
殺人ピエロは少しだけ怯える。
(なんだこのユメとかいう小娘は眼が尋常じゃないぞ…このテンキとかいう男を倒したら死なばもろともで向かってきそうな感じがする……)
殺人ピエロは無性に腹立たしくなってきた。
だがしかし死の恐怖をもっと浴びさせたいという欲望が高まるのが殺人ピエロの悪い癖だった。
憤怒の力とありきたりなナイフで敵に恐慌を浴びせる。
実に恐怖政治だねと恐ろしくも自分が怖いがそれもまたそれ……
そんな殺人ピエロにテンキは天雷我を浴びせようとしていた。
強力な雷撃に天から降り注ぐ雷槍のような雷柱を止めに使おうと考えていた。
殺人ピエロは心を読んだわけではないが何か来ると確信めいた何かがあった。
だが避けることは敵わない。撃った瞬間に当たるのだから。
天から伸びる柱は綺麗だった。テンキは安堵の息を吐いた。
殺人ピエロは意識がなくなり感電死した。
ライカが俺の技に電撃を足してくれなかったら上手くいくことはなかっただろう。
「ライカありがとな」
「なによ……別にお礼を言われる筋合いはないんだからね!」
ライカがなんか照れているちょっとだけ可愛いと感じてしまった。
そして第二中級ダンジョンの攻略はしばし休憩を取ることになる。
あまりにも疲れたからな少しだけお休みしたい。
今日も楽しかったと感じたテンキであった。
久しぶりですがお気に入りとか評価貰えると嬉しいです。完結まで書き切りたいです。




