第65話「木漏れ日の緑王鬼は不確かに天器たちに道を譲る」
森のような木の生い茂った空間に足を踏み入れた。
そこで眠れる緑王鬼を見た。
棘の冠を被り、全身緑のオーガだ。
眠りこけているが危険な敵だろう。
起こす前に総動員で倒してしまっても仕方ないかもしれない。
だが起き上がると同時にこちらを見た緑王鬼は人語を喋ってこう言った。
「あんたたち人間か~秘宝が欲しいのか~おらは悪いオーガじゃねえから倒さんでくりゃさい……」
どうやら話の分かる魔物のようだ。
そして話し込み、人間に会うのは初めてだという。
いつの間にか世界最高峰に到達していたようだ。
実際のところここまで来た人間はいないようだ。
森を抜けた先にまたもや草原かと思われたが……荒野だった。
土が生い茂る荒野を俺たちは歩く。
デザートサタンサソリが現れた。
サタンというのは悪魔の名前だがそれだけ凶悪なサソリなのだろうか?
名前と言うものは本来発見者がつけるはずなので鑑定で得た情報である名前は俺が客観的に見た見た目で俺がつけていることになるが……それでも一般的に知られている名前がこれになるからよくわからんな……
楓が酸弾でぶっ倒した。
うちのスライムは最高に優秀です。
その後、デザートイーグルリザードとかデザートゴブリンとか出てきたが楓とリサが滅多打ちに倒してしまった。
豆太郎とかリス子も頑張っていた。
ライカの電撃が効きずらかったように感じた。
地属性が多いから雷属性は効きずらいということなのか? 安易だな……
でも持ち前の火力でライカはぶっ飛ばしていた。
デザートバルーグナイトをライカが電撃でぶち殺した。
デザートハルバードタイガーが出てきた。
植物を操って木属性(真醒級)でデザートハルバートタイガーを絞め殺した。
ライカは砂を操りそれを電磁波で引き寄せて敵に放っていた。
ライカの電撃も効かないわけではない。
だが地属性の敵には電撃が効きずらいのだ。
無理やり突破するのも悪くないがライカはさらに出力を上げる。
ユメも夢幻少女になり、夢幻の杖を振る。
夢幻弾を撃ちまくる。木星砲を放つ。
デザートオークデストロイヤーが出現する。
地属性の破壊のオークと言ったところか……
大斧が振り下ろされる。
爆発する地面が地響きを響き渡す。
リス子が金星弾を放つ。金色の星たちが揺らめぎあう。
伝染する星の弾丸がリス子の一声で沢山になる。
デザートオークデストロイヤーは無様に首を抉った。
「マジカルデストロイリス子ちゃんだよ☆」
「ちょっと怖いぞリス子」
そんなわけで荒野を進み続ける。
デザートゴーグルゴーレムが出現する。
ゴーグルをつけたゴーレムか……
超波動的な光線が発射される。
リサが獄滅の炎魔を放つ。
ゴーレムは燃え上がるが岩でできているのかなかなか燃え尽きない。
リサは千風の破刃を飛ばす。
俺は天星剣を出して星流斬を放つ。
ゴーレムはなんとか砕け散った。
なかなか怖い敵だった。
真意入れぬ敵が多い中緑王鬼は話の分かるお方だった。
15階層はまだ長い。16階層の階段はどこにあるのか……?




