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第64話「光臨する天使は極別に被害をもたらした」

 天王寺ダンジョン第二中級ダンジョンの15階層に来ている。


 今日は最初からリサを召喚している。


 セツナちゃんとかなえさんにも来てもらった。


 ユメとリス子とライカもいる。


 リス子はダンジョンで手に入る素材を売り払いまくっていたらなかなかに収入があるという。



 それで新しい装備を買ったと言う。


 テリフォンガードナーというサポートのようなガードだ。


 だが何故か全身に効果があると言う。謎だ。


 ライカはそろそろ自身の電撃能力をさらに強化したいと言う。


 使いまくっていたら上がるもんじゃないの? と俺は聞くがそうではないらしい。


 本来能力というものは負荷をかけたり制限下の状況であったりしたり、大切な何かを失うなど様々な状況下で能力は進化をしたり強化されたりするようだ。


 ライカは元々イメージで強化するより実践方式でロボットとかを相手に訓練してきてここまで強化されたとか。


 ライカはの眼はマジだ。最強を目指したいようだ。リサのように反則的でもない。いや十分反則的だよなライカも……


 ライカの能力は実際この中で一番強いかもしれない。


「テンキ……恐ろしい天使が見えるの……私の未来幻視で見えるようになった」


「ユメ未来予知的な能力が使えるようになったのか?」


「そうなの……テンキ……恐ろしいけど私なら頑張れる……あなたについていくから私を置いていかないで……」


 ユメは黄金の瞳で俺の様子を窺うように垣間見ている。


 見るとユメの髪色もピンクの先が黄金に染まっている。


 ユメの幻想が恐怖の色に染まる。


 髪色がダークネイビーに染まる。


 そして俺たちの前に白色の天使が舞い降りた。


「愚かなるものよ……私が裁きを与えてあげます」


「どっちが愚かは戦ってみないとわからないよ!」


 リス子が生意気なことを言う。


 実際リス子も強くなっているしこんなモンスターに言われる筋合いはない。


 いくら白い天使のような被り物をしているような聖者のような天使的甲冑野郎は天使もどきだ。


 名前も真天使と書いてあるがどのへんが真天使なのだろうか?


 だが真天使が光魔法を使用してきた。


 光の聖槍を飛ばしてきた。


 俺たちは躱しながら攻撃の手段を探す。


 俺は爆と殲滅の轟炎を放った。


 リサは獄滅の炎魔を放った。


 ユメは幻夢想気弾を放った。真天使は苦しそうにしている。


 リス子も吠える。

「うがあああああああああああああ!!!」


 放たれた金星弾は真天使の羽根をもぎ取るレベルだった。


 ライカも電撃砲を放っている。


 真天使は徐々に弱っていく。


「図に乗るなよ……我の真醒破壊砲を喰らうがいい」


 強力な破壊砲を放ってくるも俺が強固な防御壁を張る。


 余裕で防ぐことが出来た。


 楓が酸弾を放っている。真天使は溶けている。


「思いあがるなよ……このスライムごときが……」


「テンキの邪魔する奴倒す……真天使だとしても許さない」


 楓が人型になれるようになって性格もなんとなくわかるようになった。


「ワン!」


 豆太郎も勢いよく叫ぶ。


「ふん……真天使だろうがこのリザ様が倒す!」


 リザも頑張っているようだ。


 真天使は威張り散らすが俺たちの方が分がある。


 天星剣を生み出す。


 そのまま星流斬を決める。


「嘘だ……我がこのような人間に負けるなど…………うがああああああ!!!」


 真天使は砕け散った。俺の攻撃は真天使に有効だったようだ。


 15階層は無限の草原が広がっているように感じる。


 まだまだ先が長いようだ。俺たちは先を目指した。

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