第59話「第二中級ダンジョンは思いのほか面白いダンジョンのようです」
俺は今ソロで第二中級ダンジョンを攻略している。
リサは召喚している。
こいつがいたら仲間がいらないとまではいかないが。そうでもないほど最強感を味わえる。といっても俺は最強だから問題ないがな。
爆発の弾丸をオークデストロイヤーにお見舞いする。
遊創で創り出した爆発の弾丸を放つ。オークデストロイヤーは最強種のオークだ。見事にこの前不意打ちを喰らったがすぐに再生のスキルで再生した。
あれは危なかったな、俺の右腕が腐ったのだ。腐敗攻撃をしてくるのはかなりの強さだった。
オークデストロイヤーは腐食攻撃をしてくるたまに。ヤバい奴らだ。中級というが本当に中級だろうか？ 一人だと思いのほかクリアできないだろうに。だからこそ遊創で創り出す破壊の剣を。
爆発的に剣を射出する。時間を少しだけ操作して敵が避ける瞬間に時間を止める。
もはや時空魔法すらも使えるようになっていた俺がオークデストロイヤーに後れをとることはなかった。
リサは獄滅の炎魔で敵を飲み干していく。
吸血姫であるリサは悪魔の一人だとか言っている。
吸血鬼は悪魔の一種だというらしいが俺はよくわからん。
魔力が俺とは段違いで多いらしいが俺の魔力も最近かなり増えた。
遊創で剣を創りまくっても魔力切れを起こさないけどな。
だがリサの魔法も凄く打っても魔力切れを起こしたことはない。
それと敵が強くなっているがそこまででもない。
デスビーが30体ぐらい出現したときは焦ったが普通に倒せた。
広範囲魔法で一撃だ。オークメイジなる魔法使うオークがいたが物理で殴った方がいいでしょと思えるほどしょぼい魔法だった。
こいつらなんでこんな亜種がいるんだと思えるほど弱いのだ。
だがオーク種特有の耐久力の高さで落ちるまで時間がかかるのだが玉に傷だ。
第二中級ダンジョンも現在7階層だ。
ゾンビナイトが出現した。
ゾンビは嫌いだな……力強くて耐久力強すぎてなかなか倒せないから……
火炎魔法で焼き殺す。
リサも一緒に爆焔を飛ばす。
「こいつら弱すぎてつまらないのだ」
「俺だと少してこずるのにな……リサの魔力は高いんだよな」
「そうだろそうだもっと褒めるのだ！ テンキは本当に最高のご主人だな」
「いいってことよ」
そういってさらに進む。ブラッドナイトが出現した。
覇王殲滅剣で斬りかかる。
炎の効果を付けて一撃だ。余裕で切り捨ててリサの出番はって顔をしているなリサが。
次のブラッドナイトに獄滅の炎魔を喰らわして楽しんでいた。
まあ3体も出たからいいけどな……
さてもっと強い敵は出ないのかな？
俺たちはさらに進んだ。最強の敵なんて出てこないのかなと思いつつ自分たちが最強であることに気づいてないことを置いといて進むのだった。
面白かったらブックマーク登録と評価をお願いします。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
