第55話「ユメはテンキと模擬戦をしたいと願い出る」
98階層を攻略している途中でユメが俺に願い出た。
「模擬戦をしたい」
「どうして?」
「私の夢の騎士としての力があるのかと思ったので」
ユメはたまに異常的に不可思議になる。
ドリームナイトってなんのことだろう?
いつもの中二病という奴なんだろうな。
とりあえず戦ってみる。
寸止めするのでそこは本気を出さない。
俺の剣がユメの首を捉えた。
「私の負けね……やはりテンキは私の夢想剣士……」
「テンキ君に勝てるわけないじゃん」
リス子がダメ出しをする。
現在ユメとリス子とライカと潜っている。
量子さんは最近一人か鬼女神ロウと潜っているのかすっかり捨てられたな俺も……
リサもそろそろ出しとくか。
リサを召喚しておく……リサは出てきた瞬間に俺をぶつ。
「なんで最近出しっぱなしにしないわけ!! 私をしまうの禁止! わかった?」
「だってリサ出しとくと五月蠅いから……」
「いいじゃなーい別に!!」
そんなわけで98階層を進む。
オークジェネラルが出現する。
2体も出現する。ヤバいようだ。強いからなこいつら。
それでもライカは電撃砲を放つ。
オークジェネラルを2体とも感電死させる。
ライカは本当に出鱈目だな。
電撃の力がまともじゃない強すぎる。
次に出てきたモンスターがジャイアントラットだ。
ネズミにしてはデカすぎる。体長3メートルはあるだろこいつ。
リス子とリザが攻める。
リス子が火炎魔法を放ち、リザが剣で斬りかかる。
ユメが夢想剣で止めを刺した。
豆太郎も影剣を生み出して放つ。
その後、ディノオークデストロイヤーが出現する。
豆太郎が影槍を放つ。
リザが焼け付く息を吐く。
ディノオークデストロイヤーはマヒ状態になった。
だがかなりの耐久力だからまだHPが大量に残っている。
俺は遊創で破壊の剣を生み出して放つ。
ディノオークデストロイヤーは口から血を大量に吐き出して息絶えた。
なかなかに強い敵だった。
その後出てくる敵も強力なモンスターばかりだった。
破壊の骸骨騎士という奴がかなりの強力な力を持っていた。
だが魔法に弱いのでユメとリス子が屠った。
その後、99階層まで来た。
99階層のボスモンスターはオークエンペラーだった。
オークキングを超えるオークエンペラーだ。
最強種のオークが相手だから油断せずに行こう。
オークエンペラーが俺たちに狙いを定めた。
遠距離から爆発魔法を放ってきた。
俺は咄嗟に魔法障壁を張る。
なんとか防御出来た。
まさか魔法を使ってくるとは思わなかった。
だがリザが攻める。真空剣を放つ。遠距離からの真空刃だ。
ライカが電撃を放つ。
ユメが真夢想破弾を放った。炸裂する弾丸がオークエンペラーを襲う。
だがなかなかに答えない。
俺は破壊と無双の轟断剣を7本創り出して放った。
オークエンペラーに突き刺さる。
そしてだらんとなったときにリサが獄滅の炎魔を放って止めを刺した。
リサの魔法は規格外だから威力が凄まじいな。
そして100階層に来た。
そこのボスは雄大で巨大な化け物だった。
ベヒモスか。カバのようなモンスターだ。
あの有名なベヒモスが相手だと。俺は腕が鳴るようだ。
ライカが電撃砲を放つ。
楓は酸弾を放った。リザは真空刃を飛ばす。豆太郎は影槍を放つ。
ユメは真夢想破弾を放った。リス子は聖光弾を放つ。
俺は壊滅と殲滅の轟崩界砲を放った。
ベヒモスは最大限の雄たけびを上げて命を散らした。
ドロップ品としてベヒモス鋼鉄を手に入れた。
スキルカードは無しのようだ。残念だ。
ベヒモス鋼鉄は何に使えるかわからんが俺が貰っておくことにしよう。
【第一初級ダンジョンの攻略が完了しました。続いて第二中級ダンジョンが公開されます】
何だこの声は? 第二中級ダンジョンだと!?
どうやら俺たちはまだ初級ダンジョンを攻略していたようだ。




