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第5話「店長さん人の置いたものを勝手に飲むのはダメだと思うんだ」

さっそくヒロイン(仮)が登場します。あくまでも仮です。

これはレベル高そうだな……ゴクリ



 なおこの牛丼屋の名前はぎゅうぎゅう太郎だ。


 ローカルの関西で展開する牛丼屋で、なかなかレベルが高い。


 国産の牛肉を使うことにこだわりがあるようで牛丼の値段もそこそこするのだが。


 それでもそれなりの人気の牛丼屋である。


 ただしこの店舗はという感じだが。


 チェーンって言っても全部で3店舗しかないからチェーンと言えるのかという疑問があるが……


 まあまかないの牛丼が凄く美味しいから良しとするか。


 そして昼休憩を貰いそういえばとハイポーションを持ってきていたのである。


 試しに実体化して置いておいた。


 なぜに俺はこの時に実体化したのか不思議に思う。


 普通置いとくにしてもカードの状態だろうと。


 いちおう見た目はハイポーションというよりビンに入っているエナドリみたいな見た目だったからカモフラージュにいいと思ったのかもういまさら神のみぞ知るだ。


 そしてトイレに行っている間に事件は起きた。


 エナドリ……ハイポーションの瓶が空になっとるでござるのでござる。


 またもやどういうことだってなんだよ本当に……


 そして店長さんが来た。


 だが見た目が可笑しい。


 あれこの人見た目的には40台前半ぐらいに見える実年齢38歳のはずなのに……今現在見た目年齢30代前半くらいでなんかかなり美人だ。


 そうであるもともと店長さんは元の顔は良い。


 若いころの写真を見せてもらったがかなりのおっとり系の美人さんでなんかアイドルにいそうな感じだ。


 スカウトに声をかけられたこともあるというエピソードを聞かされたが、今の老け具合で過去にいったい何があったのか凄く気になった。


 実をいうと結構色気はある。


 老けてはいるが胸はそこそこデカいし巨乳だし、スタイルはそこまで良くないが安産型で俺的にはポイント高い。


 なお店長は38歳で独身だ。


 もう一度言う独身だ。


「どうしたの天器てんき君? 私の顔になにかついているの? どうしたのかな?」


「いえ……別にそんな……」


 俺はDT特有の反応でたじろいていた。


 俺の持ってきたエナドリ……じゃなくてハイポーション飲んだのは店長ですかと問い詰められるわけがなく、俺はその日なんか一日中ポカポカと火照っていた。


 しかし異世界のハイポーションヤバすぎるだろ。


 なんで見た目40台前半が30代前半になるんだよ。


 いくらなんでもチートすぎるだろこれは。


 俺はその日帰りのコンビニでエロ本を立ち読みした。


 トイレに突入して……これ以上はいけない。


 ナニを↓が→になったとは言えない。


 でも止められない。

 

 店長が色っぽすぎるからいけないんだ!!!


 俺は悪くない!!!


 こんなんじゃあガチャを引けない?


 なわけないだろ。ガチャは別だよ。


 とりあえず5千円×2枚入れて引いてみたするとダイヤルのところに数字が表示されて1か2と選べた。


 回数のことだな。


 俺はとりあえず2と選んだ。


 そしておもむろにガチャる。


 RとSRが出た。


『装飾カード 魅力のチョーカー』『防具カード 冷硬のヘルメット』


 説明文を見る感じ……魅力のチョーカーは魅力を100上げる。


 ヘルメットは冷気を出して体を冷やして快適にする夏用のヘルメットで耐久を120上げるうえに氷系のスキルを使用できるらしい。


『アイスガード』というスキルを使用してみた。


 すると耐久がさらに2倍になって氷属性のガードがかかったと脳内に機械的な音声が流れた。


 なるほど強そう。


 しかもカード状態でも使えるようなので職場ではカードの状態でポケットに忍ばせておこう。


 なんか疲れたな。まあ俺が好きなガチャをたっぷり廻せるからいいか。


 スクラッチ買えばまた当たりそうなんだよな。


 でもそんなに頻繁に当たったら怪しまれそうだし……


 どうすっかな~~~


 俺は資金を稼ぐ方法を思案していた。


 俺はあの方法で資金を稼ぐ方法を思いついたので明日やってみることにした。


 明日は休みだからなんとかなるだろ。

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