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第29話「巨大なダンジョンが天王寺に出現した」

 9月15日。天王寺にダンジョンが出現した。


 それは徐にいきなり出現した。巨大な中世にでも出てきそうなだが巨大な塔が天まで伸びていた。


 突然出現したので何が起きたのかわからなかった。


 そして警察が出動するも不思議な力で周りにはバリケードや封鎖することが敵わなかった。


 そうしてこのダンジョンに害をなそうとする存在を許さないのか警察は頭痛がしてとてもじゃないが近づけないでいた。


 ただこのダンジョンに挑戦しようと意思を見せた人物は不思議な光が包み込まれてダンジョンに自動で入れた。


 政府は早急に対策を取ろうとしていたが、ダンジョンを管理しようとしていた。


 自衛隊を最初侵入させようとした。入ることは入れたが、ダンジョンの中では自衛隊の銃が使物にならなかった。


 仕方なく刀や槍や剣とか鈍器で武装して挑むことになる。


 一般人は挑戦しようとする人たちはあまりいなかった。


 武装したら警察に御用になるので一応警察は離れたところから目を光らせていたからだ。


 だが次第にダンジョンの一般開放の声が叫ばれ始めた。


 こっそり挑戦している者たちもいた。


 夜中にこっそり入っているものがいたのだ。


 そうして夜な夜なレベルを上げていくものがいた。


 政府もそういう輩がいるのは把握していたのでもう半分あきらめていたが。


 ダンジョン自体続々と各地に出現していったのだ。


 北海道、青森、東京、千葉、神奈川、埼玉、長野、愛知、大阪、京都、兵庫、広島、香川、福岡、沖縄など各地に出現した。


 全てが塔型ではなかった。階段が出現して地下に潜るタイプの方が多かった。


 ダンジョンの中で近代兵器の銃が使い物にならなくなることが判明したのは別に日本だけのことではなかった。


 アメリカでもダンジョンが出現してしまいダンジョンの中では銃が使えないでいた。


 それどころかモンスターがダンジョンから溢れ出てパニックになっていたのだ。


 でもアメリカはその程度では滅びなかった。


 ナイフや鈍器で武装して戦った猛者がいたからだ。


 


 日本でも遅れる形で【ダンジョン安全法】が作成された。


 ダンジョンに入りモンスターを退治する職業が出来たこと。


 14歳以上ならその探索者という新たな職業につけるなどの成立した法だ。


 もちろん18歳未満の未成年は親の同意が必要なのだが……まあそれは置いておこう。


 そうして早急に法整備をした中……勝手にダンジョンに入る無法者。


 無法探索者が出始めていた。


 そいつらは自前の武器を手にしてダンジョンに堂々と入るのである。


 警察もそれを止めようとするがそうしたら頭痛がして倒れてしまうのだ。


 ダンジョンに挑戦しようとする意思のあるものを止めてはいけないというダンジョンの製作者の意思を感じ取れるだろう。


 そんな感じで俺も同道ではないがこっそり天王寺のダンジョンに挑戦していた。


 確実に力をつけるためだから仕方ないだろう。


 そんなこんやでダンジョンに挑戦し続ける日々が過ぎるのであった。

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