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自己紹介をしよう

教室が賑わう中、青い鎧を身に付けている女性が教室の中に入って来ました。


『みんな、賑わっているところ悪いが聞いてくれ』


女性がそう言うと、みんなの視線が集まり、教室が静かになりました。

あれ?何処かで観たことがあるような・・・。

あ、そうだ。さっき私がぶつかってしまった女騎士さんだ。


私は驚いて席を立ち、つい指をさしてしまいました。


『あーーー!!さっきの女騎士さん!!!』


教室にいた生徒がびっくりして私に注目し、女騎士さんが笑っていました。


『フフッ、面白い反応だ。予想以上に驚いているから隠してた甲斐があったよ』


そう言って口を開き、自己紹介をしていました。


『私がこのクラスの担任を務めるスフィアだ。今日からよろしく頼む』


私もそうでしたが、周りにいた生徒も女性の名前を聴いたら驚いていました。


そう、何故ならあの方はとても有名な騎士なのです。

ギルド会場に通い、キマイラ、リバイアサン、ワーム、

ネクロマンサーなど危険なモンスターを何体も倒している人だからです。


そんな方がどうして騎士学園の先生に?嬉しいけど疑問に思いました。

みんなのテンションが上がっている中、スフィア先生は軽く手を叩いて言いました。


『喜んで貰えるのは嬉しいが私は臨時なんだ。

けど、私が先生の間はちゃんと騎士の勉強を教えるから安心してくれ』


そう言うと、紫髪の女の子が手を上げて尋ねていました。


『スフィア先生!臨時とはどういう事なんですか?』


スフィア先生は腕を組み、少しだけ困っている様子で話していました。


『実は騎士学園を設立したが先生をやってくれる人が集まらないと言ってな・・・。

それで私達に依頼が入ったんだ、臨時でもいいからしてくれと』


うーん、計画性がないね?と思って聞いていましたが、

気になる言葉があったから私も手を上げて質問をしました。


『スフィア先生!私達というのは他にも先生がいるんですか?』

『ああ、隣の教室を担当する先生がね』

『えっ、もう一人の先生は誰なんですか?』


スフィア先生が微笑んで言いました。


『私の友達のリリーだ。姫騎士のリリーと言った方がみんなは分かりやすいかな?』


名前を聞くと、教室が再び騒がしくなりました。


『えっ!?あのリリーさんも先生に!?』

『本当ですか!!』

『この二人が先生って凄い事よね!』

『私、憧れているんだー』


そう、みんながこれほど騒いでいるのは仕方が無い。

この人もスフィア先生と同じくらいギルドで活躍している女性なんです。

どうして姫騎士と言われているのかはリリー先生の経歴が理由なんです。


彼女はゼリアというお金持ちの町に住んでいるお姫様だったけど、

旅人になって女騎士になったから姫騎士と言われるようになったみたい。


どうやったらお姫様が旅人になって女騎士になったのかな?

物凄く気になりますがとにかく凄い騎士さんなんです!


スフィア先生の挨拶が終わって次は生徒が自己紹介をする事になりました。

前のテーブルの窓際から順番に立ちあがらないといけないので、

一番初めに自己紹介をしないといけなくなりました。


うー緊張するー。けど、頑張ります!

私は席から立ち上がりました。


『私の名前はレイナ!立派な女騎士になる為にこの学園に入学しました!

皆さん、よろしくおねにゃいしす!!』


めっちゃ噛んでしまいました!

周りにいた女の子達はくすくすと微笑んでいて、

中には『可愛いー』と言う声も聞こえました。


うー恥ずかしい!

私が席に座ると今度はローラが優雅に立って自己紹介をしていました。


『私はローラ、仲良くしてくれると嬉しいわ。

皆さんよろしくお願いいたします』


スカートの裾を掴んで上品に立ち振る舞いをすると、

みんながキラキラとした目でローラを見ていました。


『お嬢様っぽいー』

『あの子も可愛いですね』

『あんた、さっきから可愛いしか言ってなくない?』

『ええ、私、可愛い子好きですから』


おっと、この中に百合っ娘がいました。

ローラが席に座ると、次々と生徒の自己紹介が終わり、

先程の可愛い子好きな赤髪の女の子の番が来て席を立ちました。


『私はリーネ。このクラスは可愛い子が沢山いて嬉しいわ、皆さんよろしくね』


凄い個性的な自己紹介だー!!

みんなが引いているかもしれないと思って不安に見ていましたが、

周りは笑っていました。


『リーネちゃんも可愛いよ!』

『可愛いだなんて嬉しい!』


こんな調子でみんなの自己紹介が終わると、

スフィア先生が早速授業を始めました。


授業内容は剣や斧、槍の使い方、性能、技術などです。

簡単に教えて貰えると教室を出て敷地に集まりました。

どうやら実戦をするみたいです。


みんなが好きな武器をそれぞれ手に持ち、

スフィア先生は武器を持たないで言いました。


『さあ、みんな。私と実戦だ。何処からでも掛かって来ていいよ』


みんなは驚いて大声を出しました。


『『『『『スフィア先生と実戦!?』』』』』


どうなる私達!?

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