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そんなことは絶対させない。
まぶしい笑顔を放つ君。
今でも君を見ていて、ほほえましく思う。
風が“冷たい”と感じたときは、俺が悲しんでいると思って。
風が“温かい”と感じたときは、俺が喜んでいると思って。
そうして感じてくれれば、俺の想いは伝わったことになるから。
それだけで、それだけで、君と繋がっていられる。
そう俺は感じることができるんだ。
ありがとう、君よ。大好きだよ、君よ。
俺にはこんなことしか言えないけれど、幸せになってくれ。
たとえ、一年に一度しか思い出さないようになったとしても。