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しかし、たとえそれが出来なくても、お前がいれば。
夕焼けに沈みゆく太陽。
朝日として昇りゆく太陽。
君は俺の手の届かない存在。
二人なら進めるはずだった。
求め続けた存在なはずだった。
しかし、想いは共に雲の上。
感情は悲しみに沈み、憎しみとして昇りゆく。
人の定めは「出会い、そして別れる」
それを俺達は実感してしまった。
人は変わることはできない。
それも、俺には分かってしまった。
春夏過ぎて、秋冬が来ても、俺は変わらない。
一生をかけても、一生をかけなくても。
どうせ俺は変わることはできない。




