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Vtuberの姉が配信切り忘れた結果、失恋弟としてトレンド入りした僕もVtuberになることになった  作者: 夜空 叶ト


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第26話 再びトレンド一位!

「こんヒロ~というわけで今日は収益化記念配信だ! 盛り上がって行こうぜぇ~!」


 配信をつけた瞬間に僕はボルテージを一気に上げる。

 普段では出さないような明るい声と声量で話す。

 コメント欄は読めないくらいに早く流れていた。


「じゃあ、まずは一曲歌うからみんな盛り上がっていこうぜ!」


 そう言ったからパソコンを操作して音楽を流す。

 それに合わせて僕が歌う。

 今日のために何回も練習した曲で歌詞なんか見なくたってしっかりと歌いきれる。

 ずっとカラオケで練習したんだから。


「っと、一曲歌い終わったところで改めましてこんヒロ~甘雲ヒロだ。今日は収益化記念配信に来てくれてありがとな!」


 既に視聴者数は二万人を超えていてスーパーチャットも何件か来ている。

 ありがたい事だが、破産するほどスーパーチャットを送るのはあんまりよろしくないのでやめてほしい。


「今日からメンバーシップに登録できるんだけど、してくれた人は本当にありがとな! でも、絶対に無理して入ったらダメだからな! 自分の生活に影響が出ない範囲で応援してくれ! メンバーシップに絶対に入らないといけないってわけでもないからな!」


 既にコメントをしてくれている人のほとんどがメンバーシップに登録してくれている。

 メンバーシップは一ヶ月490円で入れて限定配信やスタンプなどを使えるようになるのだ。

 ちなみに、スタンプのイラストは聖奈にお願いした。

 毎度毎度めんどくさい事をお願いして申し訳ないと思っているけど、聖奈……もといユッキーの描くイラストは僕自身凄く好きだから描いてもらえてうれしい。


「じゃあ、メンバーシップの説明をしていくんだけど。メンバーシップに登録するとユッキー先生書き下ろしのスタンプが使えたり、名前の後ろにバッジがついたりするぞ! 他にも不定期だけどメンバー限定配信とかをすると思うぞ。内容は未定だから今度ツッタカターで何をやってほしいのか募集するかも」


 本当にメンバー限定配信は何をするのか決めていない。

 それに、せっかくお金を払って登録してくれたんだからみんながやってほしい配信をできればなと思っている。


「あとは、他にも大事な告知があるんだけどそれは後半に置いといて今から数曲歌わせてもらうから盛り上がって行こう!」


 テンションを上げてから数曲歌いきる。

 コメント欄では弾丸のようにコメントが流れていて、今日メンバーに入ってくれた人はさっそくスタンプを送ってくれている。

 本当にこうやっていろんな人に褒められると嬉しくなるし、僕は存在していて良いんだと思える。

 学校であった問題なんて吹き飛ばせるくらいに。


「ふぅ~ちょっと水飲むわ」


 一息つくために水を飲む。

 そうしている間にもコメントは流れ続けている。

 歌を褒める声や最初に言った告知を楽しみにするコメント。

 莉乃姉さんが配信に来てくれるのか気になって仕方がない人。

 色んな人がいて、コメント欄を見ているだけでも楽しい。

 もっと批判的なコメントとかそう言うのが来るかと思っていたけど、今の所そう言うのは目にしていない。

 まあ、莉乃姉さんがモデレーターだから僕の目に入る前に消してくれている可能性もあるけど。


「じゃあ、これ以上長引かせても良くないし。最初に言った重大なお知らせをするよ! こちらです!」


 言いながら僕はパソコンを操作してあらかじめ作っておいたグッズ一覧を映し出した。

 フルセットの価格は一万二千円で内容物はアクリルスタンドとアクリルキーホルダー、マグカップにタペストリーだ。

 フルセット購入者限定でポスターカードがついてくる。

 箔押しサインがしっかりと印字されてるやつが。


「見てわかる通り、グッズが登場するよ! 本当は初配信記念とか出したかったんだけど、流石に準備が間に合いそうになくてな! でも、グッズは出したかったからこうやって収益化記念配信でグッズを出すことにしたんだ。ユッキー先生のあまりにも美しすぎるイラストを描いてもらったからぜひとも買ってくれよな!」


 聖奈はあの後すぐにラフを出してきてくれて、OKを出してすぐに清書が上がってきた。

 あまりの手の速さに流石に脱帽した。

 僕もあんなふうに綺麗なイラストを早く書けるようになりたいんだけど、イラストなんて描いたことなかったから今度莉乃姉さんか聖奈に教えてもらってもいいかもしれない。


『絶対に買います! 素晴らしいグッズありがとうございます!』


『ユッキー先生のイラスト最高すぎ! これは即買い』


『今日の歌枠も最高だったし、これは推し確!』


 といったような温かいコメントが飛び交った。

 こうして歌ってみんなに褒められていると学校の事なんてどうでもいいと思えてくる。

 学校で僕に悪意を向けてくるのは高々数十人だけど、僕の活動を応援してくれている人は十万人以上いるんだから。


「じゃあ、今日はこれくらいで! 配信の感想とかはツッタカターで#ヒロり~むで投稿してくれるとエゴサしやすいからよろしくな! じゃあ、おつヒロ~」


 こうして僕の収益化記念配信は幕をおろした。

 トレンドにはしっかりと甘雲ヒロ収益化記念配信が一位に昇っていた。

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