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episode 4

どうも、ノウミと申します。

まだまだ作品数、話数としては少ないですが、これから皆様の元へ、面白かったと思って頂けるような作品を随時掲載していきますので、楽しみに読んでいただければと思います。

沢山の小説がある中で、沢山の面白い作品がある中で私の作品を読んでいただけた事を“読んでよかった”と思っていただける様にお届けします。


X(旧:Twitter)でも情報更新しています。

↓是非フォローください↓

https://x.com/noumi_20240308?s=21

時間が止まったように感じる、子供の遊び声や蝉の鳴き声も聞こえない。



夏の暑さも感じないほどに惹き込まれていた。



目を逸らしたいが、離すことが出来ない。



僕を見つめる、綺麗なガラス玉のような瞳からは。


逃れられなくなっている。



「すみません!たまたまた見てただけです!」



たまたま見ていただけとは何だろうか。


この子は何を見ていたのだろうか。



あ、視線を感じたのでここまで来たのだ。



「いやいや!こちらこそすいません、驚かせるつもりは全く無かったんです!」



声もか細くて綺麗だった。


小川のせせらぎのように染み渡っていく。



「いえいえ、こちらこそすみません!」


「いやいや、こっちこそ!」



そういった言い合いが数回続いた。



お互いに馬鹿らしくなったのか、自然と笑いが零れた。



「ふふふっふふ…すみません、つい」


「はははははっ、いやいやこちらこそ」



笑顔は反則だ、こんな笑顔を向けられたら、慌てない男子などこの世に存在しないだろう。



「こんなに笑ったの久しぶりです」



そう言いながら、涙をぬぐっていた。



「僕もです、もしかしてあっちの高校の人?」


「はい、名ばかりではありますが」

 

「僕もあの高校ですよ、二年生です」


「そう…私は三年生です、後輩くんでしたか」



そう言われるのは悪い気がしない。



「はい、後輩の水雲(みずぐも) 一心(いっしん)といいます」


「私は流川(ながれがわ) (さくら)といいます、”るかわ”ではないです」



緊張しながらもお互いに自己紹介を交わす。


名前が知れただけでも嬉しく感じる。

まだまだ夏が始まったばかり。


ようやくの名前登場です。


また次話でお会いしましょう(^^)

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