episode 2
どうも、ノウミと申します。
まだまだ作品数、話数としては少ないですが、これから皆様の元へ、面白かったと思って頂けるような作品を随時掲載していきますので、楽しみに読んでいただければと思います。
沢山の小説がある中で、沢山の面白い作品がある中で私の作品を読んでいただけた事を“読んでよかった”と思っていただける様にお届けします。
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近くの公園で練習する日々が始まった。
陽射しが暑くなっていたが、それ以上に楽しかった。
穴場なのか、公園で遊ぶ子供はいても、バスケコートを利用する人はほとんどいなかった。
おかげで集中して練習できる。
そうした日々を過ごしていた。
僕は空いた時間を、全てこの公園に来るつもりだ。
レギュラーになれるよう、練習を積む為に。
今日は3連休の初日なので、部活が終わって公園に来た。
休みの日は、ここでの練習が多くなりそうだ。
すると、コートの側にある、大きな屋根のベンチに、一人の女の子が座って本を読んでいた。
同じ制服だったので、同級生かなと思うが見覚えのない雰囲気だった。
上級生か、下級生の可能性もある。
知り合いでないのであれば、変に気を使う必要もない、僕はバスケの練習に集中する。
陽が落ちかけて来た頃、ふと視線を感じたのでベンチの方に顔を向けると、その子がこっちを見ていた。
目が合うや、すぐに本で顔を隠す。
もしかして知り合いだったのだろうか?
あまり見覚がないので、必死に思い出そうとするが何も出てこない…気のせいだろうか。
その日は、それ以上に視線を感じることもなく、陽が落ちきる前に帰り支度をし、家に帰る。
その子はまだ本を読んでいた、暗くなったら読めないだろうなと不思議に思う。
そうして、僕の一日が終わっていく。
明日からも、練習を頑張ってレギュラー獲得に向けて積み重ねていこうと心に誓う。
初の短めの小説です。
書き方は大丈夫かなと不安です。
また次話でもお会いしましょう(^^)