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episode 11

どうも、ノウミと申します。

まだまだ作品数、話数としては少ないですが、これから皆様の元へ、面白かったと思って頂けるような作品を随時掲載していきますので、楽しみに読んでいただければと思います。

沢山の小説がある中で、沢山の面白い作品がある中で私の作品を読んでいただけた事を“読んでよかった”と思っていただける様にお届けします。


X(旧:Twitter)でも情報更新しています。

↓是非フォローください↓

https://x.com/noumi_20240308?s=21

僕は、松葉杖を脇に抱える。



ここで行かなきゃ一生後悔するかもしれない。



会えないかもしれない、でも会えるかもしれない。


ここで籠っていれば何も変わらない。


後悔を、後悔のままに終わらせられない。



今まで諦めずに練習して、レギュラーを勝ち獲ったのだ。


その僕が、諦めれるはずがなかった。



そう考えた時には、家を飛び出していた。



幸いなことに、あの病院は歩いて行けない距離では無い。


歩きなれない松葉杖に、苦戦しながらも向かう。



病院に到着した頃には汗だくになっていた。


息も荒れている、運動をしていて良かったと思う。



ここまで来たのに、いざ病院を前にすると足がすくむ。


あと一歩が踏み出せないでいる。



すると、入ろうとした病院の入り口が開く。


驚くことに、中から流川さんが出てきた。



なんの運命だろう。


会いたかった、謝りたかった。


その姿を見た瞬間に、感情が飛び出す。



「流川さん、この前はすみませんでした!!」


「へ?えっ?」



周りが少しざわついていた。



僕は、周りの声に我に返る……場所を間違えたと。



「あ、いや、その……こんな場所でごめんなさい」



ついつい、声が小さくなる。



「と、とりあえず、いつものベンチに行く?」


「え?大丈夫なんですか」


「うん、今日は調子がいいし、数日ぶりだから」



そう言われると、二人でいつもの公園に向かう。



顔から火が出るほど恥ずかしい。


先ほどは盛大にやらかしてしまった。


もっと、冷静になるべきだった。

勢いよく行動した事って、大抵後悔しますよね。


後悔しなかったときは、後から巻き返せる時だけです。


また次話でお会いしましょう(^^)

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