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恋する乙女は何を思う?  作者: カルロス
第1章.貞操逆転世界
3/30

3.自己紹介

今回はキャラ紹介回みたいなものです。

ちなみに先生は女性の方ですが、あまり登場シーンはないと思います。今のところはですが…


第一話を投稿してから一週間、4名の方がブックマーク登録してくれました。

正直1人も登録してくれないのでは?と思っていましたので、めちゃくちゃ嬉しいです。

これからも見てもらえると幸いです。


 長い長い校長先生の話を聞き終わり、やっと入学式が終わった。


 そしてその後の俺たちに待ち受けていたのは、校内の案内だ。


 最初に案内されたのは、広々としたロビーだった。


「ここはロビーになります。自由時間にはここで友達と話したり、休憩したりできますよ」


 先生が笑顔で案内してくれる。続いて、先生は学校の施設案内を始めた。


「こちらは、図書館です。読書が好きな方はここで勉強したり、自由に本を読んでもらって構いません。ただし、図書館内では静かに過ごすこと」


 図書館に入ると、そこには静寂が広がっていた。本の匂いが漂い、棚には数え切れないほどの本たちが並べられている。


「次に体育館です。ここでは、部活動や体育の授業が行われます」


 体育館に足を踏み入れると、バスケットボールやバレーボールのコートが広がっていた。ここで先輩たちが熱心に運動しているんだな。


「そして、最後に食堂です。自分で持ってきて教室で食べてもいいですが、お昼ごはんが必要な方は、ここを利用してください。」


 食堂に入ると、たくさんの食べ物が並べられていた。サラダやフルーツ、ハンバーガーやフライドチキンなどの学生が好きなメニューも揃っている。育ち盛りには助かるメニューだ。


 施設案内が終わると教室に戻って各自、自己紹介をする時間となった。


「それでは、教室の入り口側、前の生徒から順番に自己紹介してください」


 ちなみに席順は完全にランダムみたいだ。


 俺とさくらさんは教室の窓際に近いので最後の方となる。


 そうして最初の人から自己紹介が始まる。


「初めまして、私は梅田うめだ 真理まりです。これから一年間よろしくお願いします」


 最初の席の人は梅田さん。清楚で上品な雰囲気を持つ人だ。黒髪ロングのストレートヘアに、薄いピンクのリボンをつけている。身長はやや低め。制服をきちんと着こなしていて、話すときも落ち着いており、とても真面目そうな人だ。眼鏡をかけているので知的な印象もある。結構男子からの注目を集めそうだな。残念ながらおっぱいはそこまで大きくない…


「初めまして、俺は月城 優一です。中学ではサッカー部に入っていたので、高校でもサッカー部に入る予定です。一年間よろしくお願いします」


 次は優一の番だ。優一は茶色に近い黒髪の短髪が特徴的な、爽やかな感じの奴だ。スポーツマンで、背が高く、スリムな体型であり、運動神経が抜群に良い。しっかり者で、自分自身も厳しくトレーニングに励む。成績も優秀であり、勉強もしっかりとこなす努力家だ。中学でも女子に結構人気があったんだよな。


 その後も自己紹介は次々と進んでいく。


「こんにちは!私はひまわり陽子ようこです。いつも明るくがモットーです♪自然と触れ合うことが好きでよくピクニックやキャンプに行きます。興味がある人がいたらぜひ一緒に行きましょう!」


 ひまわりさんは、明るめの茶髪で、軽くウェーブがかかっている。目鼻立ちが整っており、見ているだけで目が幸せだ。身長は平均的で、本人の言う通り明るく元気な雰囲気を漂わせている。


「………紫陽花あじさい 沙耶さやです。よろしくお願いします」


 次の人は紫陽花さん。いわゆるクール系女子かな。前がひまわりさんだったからギャップがすごい。細い目が冷徹そうな印象を与えてきてちょっと近寄りがたい雰囲気がある。が、見た目で判断はせずに積極的に話しかけてみよう。身長は平均的で、長いストレートの黒髪が特徴だ。顔立ちはシャープで、大人びた印象が伝わってくる。


 そうして各々の自己紹介が進み、隣のさくらさんの番となった。


「みなさん初めまして、私はさくら 咲といいます。少し人見知りな一面もありますが、少しでも早くみんなと打ち解けることができるように頑張って話していきたいと思います。これから一年間よろしくお願いします」


 俺と話してた時もちょっと緊張してたみたいだしな。でも性格もよさそうだったし時間が経てば打ち解けていくことだろう。


 そして、ようやく俺の番が回ってきた。


「はじめまして!太陽 光です!身長は173cm、趣味は体を動かすのが大好きです!みなさんと一緒に色々な事を経験したいなと思っています!好きな色は赤色です!たくさんの友達を作りたいので、じゃんじゃん話しかけてください。これから一年間よろしくお願いします!」


 よし、俺らしく元気な自己紹介ができたな!


 その後も何人かが挨拶し、全員が無事に自己紹介を終えたところで休憩時間となった。





「こんにちは、太陽くん。あたしひまわり!じゃんじゃん話しかけてって言ってたから早速話しかけに来ちゃった!」


 おお!さっそく話しかけられたぞ!しかも美少女だ!!これは俺の高校生活も明るいものになりそうだ!


「陽子は私と同じ中学から来た親友なんですよ」


 隣のさくらさんも話に入ってきた。これはいい感じだ!


 ひまわりさんの明るい笑顔に、俺も自然と笑顔がこぼれる。


「はい、そうです!咲ちゃんにはいつもお世話になってます。太陽くんも仲良くしてね♪」


 ひまわりさんはにこやかに微笑んで、俺に近づいてくる。そして、俺の腕をつかんできた。







 ………えっ!?







 しかもひまわりさんの暴挙はそれだけでは収まらなかった。






「苗字呼びだと距離感じちゃうから光くんって呼んでいい?あたしのことも陽子って呼んで♪」


そう言って腕をぷにぷにと触ってくる。


「お、おう!」


「えっ!?」


 めっちゃスキンシップ激しいなこの子!さくらさんもびっくりしてんじゃん。この子は魔性の女になりそうな予感がする…






「光くん、今度一緒になにか運動しよう!私と一緒なら、もっと楽しく運動できるはずだよ♪」






 ふむ、運動か…


 よかったら夜の運動とかでもどうだろうか。


 そんな妄想をしつつも、好印象を保つために爽やかな笑顔を忘れない。


「うん、いいね!陽子と一緒なら、いつもより楽しくなりそうだよ」


 二人の美少女との出会いに、俺は明るい未来を感じていた。



















 どうしてもぬぐえない違和感から、目を背けながら………



主人公は貞操観念が変わっていることにはまだ気付いていません。何か違和感がある程度です。

本当は一話目で気付く予定だったんですがねぇ(^_^;)


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