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恋する乙女は何を思う?  作者: カルロス
第2章.学園生活
25/30

25.衣装チェンジ

ついに「恋する乙女は何を思う?」のブックマーク数が100件を超えました!


当初の目標が10件くらいかな?と思っていたので、こんな短期間でこんなにも見てもらえてビックリを通り越して恐怖してしまいそうです((((;゜Д゜))))ガクブル


本当にありがとうございます!これからも是非楽しんでもらえると嬉しいです!

「私の今日の服装、どうかな?正直に答えてくれない?」




 正直、もっと過激な命令が来るかと思っていたよ…


 いや、今日の真奈美先輩の服装を考えれば、これはこれで答えにくい質問だけどさ…


「あーっと、その、いいと思うぞ?」


 とりあえず当たり障りのないセリフで誤魔化してみる。




「うーん、もうちょっと具体的に、どこが、どういいのか教えてほしいな?」




 …誤魔化しきれなかった。


 ぐぬぬ、仕方ない。 正直に答えろとの命令だし、ここは男として腹をくくるか。


「は、肌の露出が多くて、とっても素晴らしいと思います!」


「えへへ、そっか。…太陽君は男の子なのに、結構スケベなんだね?」


 顔に熱が集まっていくのを感じる。


 それを見て、からかうように胸元をヒラヒラさせている真奈美先輩は、それほもう楽しそうな顔をしている。


「そういえば初めて部室に顔を出した時も、私の着替えに目が釘付けになってたもんね。もしかして、わざとだったりして?」


「い、いや!流石にそんなコトしないって!!」


「ふふ、必死になっちゃってカワイ~♡」


「もう!そんなにからかわないで下さいよ。見せつけるような服装をしてる真奈美先輩が悪いんじゃないですか。まったくスケベなのはどっちなんですかね?」




 ………………




 あれ?急にだんまりした。




「あぅ…えーっと、だ、だって今までそんな目で見てきた男子なんていなかったんだもん!」


「ええ!?なんてもったいない!!」


 いかん、あまりの事実につい思ったことを口に出してしまったわ。


「………もったいないなんて言ってくれるの、太陽君ぐらいだよ」


 そう言ってモジモジしている真奈美先輩。


「よ、よーし、次いこ、次!」


 この空気に耐え切れなかったのか、陽子が強引に次のゲームを開始した。






 その後、2ゲームほどしたが、どちらも真奈美先輩が圧勝し、最下位争いは俺と梅田さんで、ギリギリで俺が勝利した。


 罰ゲームの対象は両方とも梅田さんに決まった。今日一日、語尾に「にゃ」をつけて話さなければならず、さらには芸人のモノマネまでさせられるというダブルパンチ。


「そんなに関係ねぇにゃ!」


 顔を真っ赤にして、必死になって地面に向かって拳を振り下ろす梅田さんの姿は、普段の穏やかな様子とはかけ離れていて、周りからは思わず笑いが起こった。





「よし、そろそろビリヤードしようか」


 そう言って、俺たちはダーツエリアから、近くのビリヤードエリアに向かった。


 その途中、気になるものを見つけてしまった。




「ここでは衣装の貸し出しサービスを行っていますよ~」




 店員さんの呼び声に振り向くと、色とりどりの衣装がディスプレイされている。


 特に目立つ場所に置かれているのは、男性用の燕尾服と、女性用のバニーガール衣装。


 真奈美先輩がにっこり笑いながら男子達を見る。


「あら、この燕尾服素敵じゃない?」


「えっ、僕たちがそれを着るんですか?」


 優一がなんだか嫌そうな顔をしながら返事をした。


 別に露出があるわけでもないし、これくらい良くないか?


 一方、俺は目の前のバニーガール衣装に目を奪われていた。


 せっかく綺麗な女性陣がこんなにそろってるんだから、見ていかないと損だよな。


「じゃあ俺たちが燕尾服を着るから、女性陣にはこっちのバニーガールを着てもらおうかな」


 彼女たちは一瞬固まった後、誰もが顔を赤らめた。


「えっ、それはちょっと、恥ずかしすぎる、にゃ…」


「うーん、光くんたちの正装姿はちょっと見てみたいですけど、自分もコレ着るのは、ちょっと恥ずかしいですね」


「でも男子の燕尾服姿が見られるなら、安いもんじゃない?せっかくだし、みんなで来てみようよ!」


「よし、じゃあ決定!」


「いや、俺は着るなんて言ってないぞ?」


 いや空気読めよ優一!


 でも、嫌なのに無理強いするのもよくないか…


 ぶっちゃけ俺からすれば周りの女子さえ着替えてくれるなら、優一の服装なんてどうでもいいしな。


 反対する優一に陽子が説得の言葉をかけた。


「月城君はこういうの嫌?」


「いや、その、えーっと、ひまわりさんがどうしてもっていうなら、着てあげなくもないけど…」


「よかった♪じゃあ、みんなでお着換えだね!」


 そうしてみんなで更衣室へ向かう。







「あ、あの、私もまだ着替えるなんて言ってないんだけど…って、誰も聞いてないにゃ…」







 着替え中、隣の更衣室から声が聞こえてきた。


「ううぅ…こんなの、着るの?」


「語尾が抜けてるよ?梅田さん………てか、呼びにくいから『うめちゃん』って呼んでもいーい?」


「あ、はい。大丈夫ですよ、真奈美先輩」


「ほら、だから語尾が抜けてるって!次忘れたら『うめにゃん』って呼ぶからね?」


「ええっ!?………にゃ」


「そうそう、その調子!その調子!…ってあれ?これ一番大きいサイズなのに、ちょっと胸が収まらないんだけど!」





 流石にこれ以上聞いてると鼻血が出てしまいそうだ。


 もったいない気はするけど、おとなしく外で待っていよう。






「うう、どうしましょう。光くんの妹ちゃんになんて報告すれば…」


「でも、光くん本人の提案だし、これはもうしょうがなくない?あたしはもう深く考えるのはやめて楽しむことにしたよ。じゃないと光くんの紳士姿に失礼だしね♪」


「……………そうですね。私も楽しむことにします!」




 外で待っていると、女性陣が出てきた。


 まず一番最初に出てきたのは梅田さんだ。


「こん、こんなの…見ないでください…」


 その小さな体をさらに縮こまらせながらバニー衣装を身にまとっていて、顔が真っ赤になっていてすごく恥ずかしそうにしている。ちょっと歩きづらそうだな…細い体形のせいか胸元が少しゆるくなっていて、上から覗けば中身が見えてしまいそうになっている。あ!躓いた。バランスを崩しかけたせいで危うかった胸元がポロリ仕掛けたが、ギリギリのところで隠されてしまう。


 あとちょっとだったのに…


「うう、恥ずかしいです…」


 ついでに言えば、語尾に「にゃ」を付けていなかったので、梅田さんのあだ名は『うめにゃん』で決定した。


 そして、梅田さんが顔を赤らめながらこっちを見て小さく呟いた


「すごいです…その、とても、かっこいいです………にゃ」




 次に出てきたのが陽子だ。


「えへへ、こんなあたしの体でも、魅力的って思ってくれる?」


 いつもの元気いっぱいな笑顔とは違い、少し恥ずかしそうに、それでも飛び切りの笑顔で俺たちの方を見てきた。そして俺が見ていることに気が付いたのか、少し前かがみになりポーズをとって、こちらに手を振ってきた。たわわとまではいかないものの、十分に魅力的な体が強調され、明るさとエロティックさのコントラストが彼女を引き立てている。


 グッジョブの意味を込めて、こちらも手を振り返しておこう。


「二人ともすごいね!なんていうか、ドラマの主役みたいだよ!」


 そんなに褒めたら鼻が高くなっちゃうじゃないか。




「うーん、やっぱりちょっと恥ずかしいですね」


 次に出てきたのは咲だ。本人の言う通り、恥ずかしいのか顔がほんのりピンク色に染まっている。だが、体を手で隠すような無粋な事はせずに、その魅力的なボディラインをしっかりと見せつけている。歩く度に軽く揺れているおっぱいや、ウエストから広がるしっかりとしたお尻などがとても美しく、その魅力的な姿に思わず目を奪われてしまった。


 咲はちょっと照れくさそうにしながらも賛辞の言葉をかけてくれる。


「うわぁ、とても絵になりますね。お二人共似合ってますよ」




「うう、私に合うサイズがなかったんだけど…」


 そして、最後が真奈美先輩だ。なかなか出てこなかったため、一体どんなことになっているのかとても気になっていたんだ。バニーガール衣装を着ている先輩は、その豊満なバストの納まりが悪いのか、恥ずかしそうに胸の前を手で隠していて、まるで手ブラをしているように見えなくもない。はっきり言えばすっごくエロい。先輩は俺の視線に気が付くと、少しだけ抵抗するものの、すぐにあきらめたのか、その手を下げる。


 おっふぅ…


 その光景を前に、俺はただ言葉を失うしかなかった。


「えへへ、生きてる間に男子とこんな経験できるなんて思わなかったよ」


 俺の方こそ、こんなエロいシチュエーションに遭遇するとは思わなかったよ。






「じゃあ、そろそろビリヤードしよっか」


 そうして俺たちは、いつもよりも大人っぽい格好でビリヤードをすることになった。

せっかく先輩にエロい服を着させてきたのに、お着替えさせちゃいました。

ビリヤードが終わったら元の服装に戻すつもりですので、ご安心ください。

それと梅田さんのキャラが薄すぎて会話させづらかったので、思い切ってキャラを濃くしてみましたが、ちょっとやりすぎたかもしれません。


貞操逆転なんだからバニーボーイとかも出そうと思ったけど、優一がどうしても嫌がるのでやめました(笑)


次回は27日23時に投稿したいと思っています。


面白い、ドキドキした、金髪巨乳はやっぱりバニーガールがよく似合う!などあれば、高評価やブックマーク、いいねなんかもお願いします。

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R18版URL↓※性的な描写を含みます

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それからツイッター始めました!………が、誰も見ていないようなので、投稿したことの報告などはやめようかなと思ってます。面倒くさいのでね。

いつか有名になったら再開するぞ!

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バニーガール、いいよねヽ(´▽`)/

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