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恋する乙女は何を思う?  作者: カルロス
第1章.貞操逆転世界
18/30

18.家庭訪問

今回はおまけです。予想以上に気持ち悪いのができてしまった(爆笑)

 先生視点






 ニヤニヤ…





 私は長年学校で教師として努めており、普段は生徒の模範となるように真面目にしている。


 だが、プライベートは別だ。


 部屋には空になった缶ビールが散乱し、タバコの吸殻なんかも捨てずに溜まってきている。


 洋服は仕事服以外は脱ぎ散らかしてほったらかしにし、皿洗いなんて週1回程度しかやっていない。


 なんなら休みの日はお風呂にはいらないこともよくあることだ。


 洗濯物が溜まってきたらコインランドリーに持って行って、洗濯と乾燥を済ませたら、たたむことなくカゴにぶち込んどく。


 とにかく仕事でキチッとしている分、プライベートは手を抜かないとやってられない。





 そんな私が今何をしているのか想像できる人間はそうそういないだろう。





 私は今、









 生徒の個人情報を思い出してニヤついているのだ。









 ああ、これほど教師になってよかったと思うことはない!


 守秘義務があるので、情報の持ち出しはできないが、頭の中に入っている分は別だ。


 私はクラスの担任を任せられるようになってからは、お気に入りの男子生徒の個人情報は全て覚えている。


 先生をしているだけあって記憶力には自信があるのだ。




 そして今年は有望な男子生徒が二人も入ってきた。




 後はSNSを監視し、ご両親がいない隙を見計らって、家庭訪問とかできたらどれほど最高か!


 今までも狙っていたのだが、なかなか都合良くそんなタイミングは訪れなかった。


 だが私は諦めない!!


 男子高生が一人になったタイミングで家にお邪魔して、あわよくば洗濯物の下着とかを目に焼き付けるそのときがくるまで、私は機会を伺い続けていくのだった。










 そのチャンスは不意に訪れた。


 ゴールデンウィーク前に、生徒を今後どう指導していくかを保護者と話しをするのだが、今日家庭訪問することになっていた太陽家では、ご両親が急な用事で出かけてしまったそうだ。


 それは私が家についてから知らされたことだった。





「先生、来てもらって悪いんですけど、先ほど両親が急ぎの用事ができてしまい、今は家に一人だけなんです」


 そういう太陽の格好はユルッユルなシャツに短パンという、余りにも過激な格好だった。


 シャツがブカブカすぎて、短パンが隠れてしまいそうなほどである。


 パッと見ると、まるで下に何も履いていないように見える。


「ああ、そうなのか。それは残念だ。まあせっかく来たのだ、学校では言いにくいこともあるかもしれんし、太陽の話だけでも聞かせてもらおうか」


 急な出来事で頭が回っていなかったのに、今まで妄想で何度もこんなシチュエーションを楽しんでいたせいか、スラスラと言葉が出てきた。


「はい、どうぞお入りください、先生」


 私みたいな悪女を簡単に家に上がらせるなんて、なんてけしからん男だ!





「すみません先生、ちょっとお手洗いに行ってもいいですか?」


「ああ、いいぞ。先生はここで待ってるからさっさと行ってこい」





 しかも相手を一人にさせるなんて、無防備にも程がある!


 これではまるで誘われているみたいじゃないか!




 私はそっと太陽の後を追いかける。


 なるほど、あそこがトイレか…


 中でガザゴソと音が聞こえる。


「よいしょっと」


 おそらく今便器に座ったのだろう。


 ということは今このドアの向こうには、アレを丸出しにした太陽がいるのか!


「ハァ…ハァ…」


 呼吸が荒くなっていくのを感じる。





 そして、




 中から水が滴る音が聞こえてきた。


















「あれ、先生?どうしたんですか?」


「いや、ちょっと先生もトイレに行きたくなってな。出てくるのを待ってたんだ」


「ああ!そうだったんですね!それはお待たせしました」


「いや、気にするな、それよりもトイレを借りるぞ?」


「はい、どうぞ」





 トイレの前で興奮していると、太陽が出てきそうな気配を感じたので、急いで先ほどの部屋に戻った私は、まだ少し息が荒いながらもさっきと変わらない状況を作り上げた。


 そして太陽が戻ってくると、息が荒くなっているのを怪しまれてしまったんだ。


 そして咄嗟に出たのがさっきのセリフというわけだ。





 私は先程まで太陽が下半身を露出させていた空間に足を踏み入れる。


 消臭なんてしていないのか、まだニオイが残っている。


 そのニオイを嗅ぐだけで、私は達しそうになる。


 いかん、シミになる前に一旦脱いでしまわないと!


 そうして時間軸は違えど、太陽と同じ空間で、同じように下半身を露出させた私は、できるだけこの新鮮な空気を吸い込んでおこうと思って、思い切り深呼吸した。







「先生、今日はありがとうございました!」


「いや、気にするな。今度はご両親が一緒の時にでも改めて挨拶させてくれ」


「はい!」



 そう言って私は太陽家を後にした。

先生を登場させる予定はなかったのですが、こんなシチュエーション思いついてしまったら、書かないともったいないじゃないですか。


次回もおまけを投稿したら第一章を終了して、第二章に突入しようと思います。



次回は明日23時に投稿したいと思っています。


面白い、ドキドキした(違う意味で)、先生気持ち悪い!!!!などあれば、高評価やブックマーク、いいねなんかもお願いします。

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R18版URL↓※性的な描写を含みます

https://novel18.syosetu.com/n8336id/


R18版もGW(5月2日~6日23時)に毎日投稿します。

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