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第二章3 突然の来襲

ベル「ふぅー。」

私が女王になって、早十ヶ月か。今、既に百人集まった。一応既に街と呼べる規模にはなった。


ワルプ「大丈夫?ベルっち。」

ベル「うん。まぁ、ね。」

ユルドラ「ベルちゃん。あーそーぼー‼︎」

ルラ「ユルドラちゃん良く無いよー。ベルちゃんはこの国を治める為に頑張ってるからね。」

ヴィーナ「あくまで代表というだけじゃ。」

ガンテ「ヴィーナは調子乗りすぎな気がする。」

エキドナ「……。ガンテは少しヴィーナに目が行き過ぎな気がする。」

ヴィーナ「なんじゃ。妾の絶大なプロポーションに惚れたのか?」

ガンテ「え?何言ってんの?そんなわけ無いだろ。」

五月蝿い。五月蝿過ぎる。


ドオオオオオオオオオオオオン‼︎‼︎‼︎

突然の爆発音が私たちの宮殿に鳴り響く。


?「よぉ?俺の名は。シャイネル=コキュートス。この国を滅ぼす者だ。」

ベル「へぇ。やれるものならやってみなよ。」

シャイネル「まぁ、さっさと殺さないと駄目だな。ここにいる伝説災禍(レジェンド)も殺さないとな。」

そう言って、シャイネルはワルプとユシルに魔法を放った。


ワルプ「魔法拒絶(ゼクション•マジック)。」

ワルプは魔法を以って魔法を拒絶した。

そして、ユシルも。

ユシル「風蓮絶翔(ふうれんぜっしょう)‼︎」

風により、魔法を拒絶し、破壊した。

シャイネル「ふむ。まぁ、流石と言うべきかな。さて、ベル=シレーム。殺すぜ。」

そう言ってシャイネルは私に殺しに掛かってくる。

シャイネル「烈岩砲豪!」

そう言い放ち、ゲインが使っていた大剣よりも更に大きい岩を放った。


だが。所詮は岩だ。

ベル「憤憎之魔王(ベルハート•ユニオン)。」

私はそう言い、力を解放する。そして、そのまま、襲って来た岩を、破壊した。

憤憎之魔王(ベルハート•ユニオン)の物質破壊でその場を乗り切った。更に、私は、魔法完全網羅によって、あらゆる魔法を扱える為。

ベル「獄炎最上級(ヘルブレイズ•フレア)海皇最上級(マーキュリオブアクア)自然最上級(ジュピター•ネイチル)融合融合最上級(ユニオン•アルティマ)‼︎」

シャイネル「なん……だと。最上級の魔法を三つ。融合させやがった⁉︎」

驚きつつも、シャイネルは淡々と避ける。そして。

シャイネル「魔皇級(コキュートラス)絶影之獄魔(アブゾシャドウイビル)‼︎」

魔皇級(コキュートラス)の魔法。絶影之獄魔(アブゾシャドウイビル)。最強の魔法とされる。


ベル「……神真級(ゴッズ)聖天之魔絶(エヒト•アルマーリン)‼︎」

シャイネル「は?なんだ⁉︎テメェ神真級(ゴッズ)すらも扱えるのかよ。めんどくせえ。取り敢えず、今回は帰る。だが。この。“国”に納得してないのは俺たちだけじゃ無い。まぁ、楽しみにしてな。」

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