第二章2 伝説災禍の住民化
…………
はい。来られました。伝説災禍が来られましたよ。
ベル「住むの?」
一応砕けた感じでいってみる。
レジェ「うん。住むよ!」
と、満場一致だった。
ならば仕方ない。色々と考えて行動を起こさねば。
どう、しようか。こうなったら、ルールだけでも覚えて貰おう。住むなら当たり前だし。よし!そうだそうしよう。
ベル「えーっと、当たり前だけど、ルール位は守って貰うよ?」
レジェ「勿論!」
満場一致である。
ならもう仕方ない。取り敢えず、国としてのルール【法律】、【規則】、【憲法】の違いを教えねば。
ベル「えーっと、守って貰わないといけない大原則が、【憲法】です。その次には、憲法じゃ足りないものを、国から出して、守って貰う、【法律】。あとはまぁ、その【規則】で、これは、【憲法】や【法律】に遵守してその上で創る、街だけのルールだね。」
レジェ「ふむふむ。成程。」
ベル「一人づつ、名前教えてくれるかな?」
レジェ「いいよー」
1「私の名前はルラ•ワルプルギス。ワルプの妹です。よろしくお願いします」
ルラの容姿を端的に表すと、黒髪黒眼のワルプよりもモノトーンな印象を与えるクールな美少女っていうかんじである。
2「ユルドラ•ユグドラシル。ユシルの妹です。」
ユルドラ。蒼髪緑眼のこの子はユシルの服より露出度が低く、ぶかぶかのダウンを着込んでいる。が、分かる人には分かる。あ。こいつ地味めの美少女だと。
3「ガンテ。ガンテ•ギガンテス。あらゆる属性を司る巨人。よろしく。」
茶髪黒眼のこの人は、着こなしが一番上手い。ヤバい。おしゃれの仕方教えてもらおうかな。ちなみにとってもイケメンである
4「ヴィーナ•ヴァンパイア。妾は伝説災禍最強じゃ。お前なんぞと仲良くしとう無いが、お前に他の連中を任せるのを耐えられないからの。」
紅髪黄金眼のこの人は、ドレスを着て、まさにお嬢!って感じである。しかも割と悪役令嬢的な役割にありそうな。
5「エキドナ•バハムート。あらゆる魔獣と言ったらいいのかな?の、力を司るよ。」
なんと言うかこの子は、アンバランスである。勿論顔立ちはとても整い、物凄く美女なのだが、さまざまな生物の特徴が混ざり合っている為かとてもアンバランスに見えるのだろうか?
てな感じである。つまり、伝説災禍は七体存在しているというのだ。
まぁ、これから大変になるのだろうなと、憂鬱になる反面、とても楽しみだった。
――地獄之入口――
?「ふん。アラカルア如きじゃ耐えられなかったんだろ。」
?2「辞めてやれよ。だが、天人神之使であるゲイン•ウルゲイン。」
?3「あいつを倒したから。というのだろう?違うな。あいつを倒したのは。…………………………。
ベル=シレーム“ユニハーフ”だ。」
?.?2「何ッ⁉︎」
?「フッ!どんな奴か。見てやろうじゃ無いか。」
こうして、地獄之入口からそこらにいる魔神之皇とは一味も二味も違うクラスの魔神之皇が解き放たれた。そこには、久し振りの獲物に嬉々として向かう、【獣】である。
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