第一章11 決戦2“憤怒と憎悪”
ベル「かぁあああああああああ。」
世界通達です。
「新たなる特性、憤怒之王、憎悪之魔王を獲得しました。」
との声が私のみに木霊する。しかし、私はまだ納得しない。すると、また、世界からの通達が来た。
世界通達です。
「特性が統合されました。憤怒之王と憎悪之魔王が統合されました。憤憎之魔王へと変化しました。」
と言われる。ようやく納得し、放つ。
ベル「憤憎之魔王‼︎」
効果の確認をしたいな。どうしようか。
世界通達です。
「新たなる特性、叡智之王を獲得しました。」
叡智之王「効果を開示します。」
仕事が早い。
まぁ、要約するとこうだ。
憤憎之魔王…………物質破壊、精神崩壊、凍魔神化、魔法完全網羅、物理攻撃無効、物理攻撃反射、
である。うん。化け物である。
ゲイン「なんだよ?全く。許さないとか言っておいてよ。ピクリとも動かねぇのか?まぁ、さっさと殺すけどな。究極剣閃‼︎」
成程。もうそんな大技を出すのか。だが。
ベル「反射。」
所詮物理攻撃である。その為、無効して、更に究極剣閃を反射したのだ。それが、まともに直撃したらしく、ほぼ手に入れた力を使わず勝ってしまった。
――第一階――
アラカルア「クソッ強えなオイ!」
?「ハハッ!ありがとよ。アラカルア。俺の名はゼレフ!魔王だ!」
アラカルア「何言ってんだよ。」
さっきの魔力、完璧に世界通達だよな。その身になんらかの変化が起きた時に起こる現象。世界からの通達。それも、3回も起こるなんてな。アイツ。きっと1番やばいぜ。
アラカルア「ふぅ。さて、やるか。凍魔神化。」
そう俺が言い放つと、俺の身は絶対零度の強風に包まれてゆく。そして、次に俺が姿を現した時には、恐ろしい程に魔力が上がるだろう。そもそも、この状態なら上級クラスだが、凍魔神化を使用すれば、天災呀王を軽く超える。
アラカルア「久し振りの本気なんだ。簡単に死なないでくれよ?」
と言った数秒後、俺の一殴りによって、一発KOで倒してしまった。
アラカルア「チッ。楽しくねえな。こんなもんかよ。はぁ。最上階行くか。」
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