表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/33

第一章9 revenge“リベンジ”

横読みの方がこれからはいいかもです

アラカルア「先制攻撃行くぜ‼︎」

そう言った瞬間、死剣(デスパーダ)を飛ばしてくる。だが、明らかに、“宝具”とは言えない位の硬度、更に別に避けにくいわけでも無い、本気とは程遠い位である。

ベル「本気で来なさい。じゃ無いと……。後悔するわよ?」

アラカルア「はあ?何言ってんだ?本気は出して」

ベル「出してないわよ。そもそも、“宝具の加護”を使わないくせして何が“本気”よ。」

アラカルア「チッ!バレたなら仕方ないか。だが。いまいち出す気にならなくてな。お前を一度倒しちまってるからよ。お前がどれだけ成長したか見せてくれたら良いぜ?」

ベル「そう。五体満足で本気を出す気が無いのね。」

と、挑発してみるが、やはり出す気はないようだ。ならば、本当に血を見てからじゃ無いとダメなようだ。

ベル「“鬼神化”、“魔神化”。そして、“消滅の霧”。」

おい?ちょっとまて?っとの声が聞こえてきそうだから先に答えておく。

ワルプは、霧人属と言う種属だったらしい。そして、ある日突然、“伝説災禍の加護”と言う、モンスター化する加護を手に入れてしまい、そうなったと言うのだが、多分嘘である。いや、霧人属なのは、そうなのだろうが、それ以外が嘘のようだと言うアレである


アラカルア「まさかそれだけじゃねえよな?」

そう言われる。断じてこれだけでは無い。

ベル「いや。全く。上位魔法“獄炎灼線(ヘルブレイズ)”‼︎」

獄炎灼線(ヘルブレイズ)。それは、炎系魔法の中でも、上位に当たる魔法(スペル)である。

しかし、アラカルアには1ミリもの驚愕も無かった。

と、同時に、アイツは、何も使わず死剣(デスパーダ)を放つ。私は、簡単に避け、追撃として、獄炎灼線(ヘルブレイズ)を放ちつつ、硬化(フルメタル)を使用し、相手に対し、近接で攻めようと試みる。

が、全ての攻撃を軽く躱すか、いなすかし、避ける。その行動で実力差がかんじられる程、私とアラカルアの実力が離れていたのだ。こうなったらと、わたしは、本来最後に扱うつもりだった隠し玉を、使う。

その名も。

ベル「“滅獄之霧(ワルプルギス・フレア)”。」

ワルプルギスの消滅の霧、獄炎灼線(ヘルブレイズ)の力を併せ持った最大級の魔法(スペル)である。

流石にこれには、アラカルアも驚いたらしく、即座に離れ、やっと、“宝具の加護”を使わせることに成功した。


アラカルア「チッ。“宝具の加護”発動!“死剣(デスパーダ)”。」

と言い放ち、宝具“デスパーダ”を解放する。そこで更に、一瞬にして私を倒した大技を使うようである。

アラカルア「もし、これを耐えれたら、一つだけ、てめえのお願い聞いてやるよ。」

と言った。

アラカルア「『死剣之雨(スプラッターレイン)』‼︎」

ベル「“ 風炎属性之竜息(フレアストームブレス)”‼︎」

大技と大技の応酬。果たして勝ったのは――










#########################################################################



【2日後】



私が勝利し、今はお願いを聞いてもらっている。そのお願いとは――

アラカルア「ふーん。本当に一緒に戦うだけでいいんだな?」

ベル「うん。頼むね。アラカルア。」

アラカルア「ああ。分かった。で、何処なんだ?」

ワルプ「もう着いてるわ。さぁ、乗り込むわよ。」




――最上階――

ゲイン「ハハッもう来たのか。お早い登場じゃ無いか。雑魚ども。」

ブクマ、評価お願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ