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517話

最近総合評価が伸び始めて困惑しております。

いや嬉しいのですけれどね?何があったのか・・・

あ、ユニークアクセスとPVアクセスが素晴らしい数字に辿り着きましたありがとうございます!

「ちゅ」

「クゥ」

「何?」

「ちゅ!」

「クゥ!」

「あいあい」


ねっさんとふーちゃんに請われて体をちょっと倒す。

するとすぐに体を登って来たので立ち上がる。


「ちゅ~」

「クゥ~」

「楽しい?」

「ちゅ」

「クゥ」


楽しいそうです。

すらっぴとねっさんが外に遊びに行ってしまったので、俺はリビングに残っていたねっさんとふーちゃんを捕まえた。

何やら2匹で固まってぬくぬくしてたからな。


あちらも俺が近づくと速攻で反応して冒頭に戻る。


「何してたの?」

「クゥ~」

「はい?練習?」


なんでも野良猫達が小屋の中で時々固まって丸くなっているそうだ。猫玉ってやつだな。

んで、それを見たねっさんとふーちゃんがあれやりたいということになったらしい。

楽しい・・・のか?


「というかだ、ねっさんは割と単体で玉みたいなのでは?」

「ちゅ?」


ねっさん・・・大きいネズミなんだけどな。

普通のネズミは、結構スマートなのが多い。というか、丸々してるのは見たことないな。

だけどうちのねっさんは小型犬・・・下手な中型犬レベルのサイズはある。

最初は完全に小型だったんだけどな。

そこから成長していくにつれて、だんだん大きくなる・・・伸びるではなく丸くなった。


「ほれ、ちょいと顔を曲げて」

「ちゅ」

「そのまま手足を下に仕舞うと・・・?」

「クゥ~!!」


ふーちゃん大興奮。なんとネズミ玉の完成だ。


「ほれ丸い」


一枚ぱしゃり


「ほれ」

「ちゅー?・・・ちゅー」

「クゥクゥ」

「・・・ちゅ!?」

「違う違う」


太ってない太ってない。


写真を見て完全に丸くなってる自分の姿を見て、太ったのかとショックを受けるねっさん。

割とそういうこと気にするのね。

まぁでも、ねっさんで太ると他にもっと太りそうな子がいるから大丈夫だよ?」


「・・・ちゅ?」

「こいつ」

「クゥ?」


君だよ?


ねっさんは戦う時も遊ぶときも結構走り回るタイプ。

ふーちゃんは遊ぶときはともかく戦う時だけは動かないタイプ。

そして遊ぶ時もなんだかんだと動きが止まっていることを俺は知っている。


「クゥ~?」

「自覚ないのかお前」

「・・・ちゅー」


ねっさんもそんなふーちゃんを思い出して納得したご様子。

だから君が太るってことはないのよ。


「・・・でもみんなの体重は気になるな」

「ちゅ?」

「いや、健康管理上大切だし」


大体は持てばどれくらいか分かるからな。

後計らなくても健康状態くらい分かるしな。

だから俺は今までみんなの体重を図ったことはない。

研究所での健康診断で計ったことはあるけど、親父に何か言われたことはない。

要するにそれだけ管理が出来てるってことだな。


「・・・ちゅ!」

「あ、逃げた!」

「クゥ?クゥ~!!」


どんだけ体重計られたくないんだねっさん。


「というか今更じゃないのか!?」

「ちゅー!!」




















「逃げられたんだが・・・?」

「るる?」

「ああピッちゃん。ねっさん見なかった?」

「るーるー」(フルフル


家の中を駆け巡り、最終的に見失うって言う。

ねっさん大きくなろうがネズミだから、家の中での追いかけっこではまず勝てない。

ふーちゃんもそのノリを見ていつの間にかいないし。

気配を辿れば・・・いやそこまでしなくてもいいか。


だから近くにいたピッちゃんに聞いてみたら見てないってさ。


「でも君は君で俺の部屋で何してるの?」

「る」

「日向ぼっこ?」


俺の部屋よりリビングでやった方がよくないか?日当たりいいでしょ。


「るーる」

「あー」


1人でゆっくりとしたいらしい。

まぁみんな元気だからな。気分屋のピッちゃん的にはそういう時があるよな。


そんなピッちゃん、仲がいいのはふーちゃんとしーちゃん。後コロちゃん。

正確に言うと、遊びたいときは誰でも良く。ゆっくりしたい時の仲間って感じなのだ。

ふーちゃんは寝たい時。しーちゃんはのんびりしたいとき。コロちゃんは静かにしたい時。


「る」

「あらま」


でも最近コロちゃんはルミネやその子供たちが近くにいることが多いからダメだそうだ。

代わりにオミちゃんの鳥小屋に入って一緒にいることもあるそうだ。

それは知らなかったな。


「るー」

「静かででいいってか。なるほど・・・お前のあの家は?」

「・・・る?」


貰い物のおもちゃの家。

最近使われた形跡がないなと思ったらそう言うことか・・・


流石気分屋妖精。

飽きるのも速いというわけですか。最近の寝床はふーちゃんベットかカルちゃんの袋の中に入ることだそうです。

自前。


「片づける?」

「る!」


駄目だそうです。


「そういう物か・・・あ、そうだそうだ。ふーりんちゃん借りてもいい?」

「る?るる」

「にゃー・・・にゃ?」

「るる」

「にゃっにゃ?」

「いや、最近妖精タイプの猫増えたから挨拶をさせようかと」

「・・・る?」

「あれ?知ってたのか?」

「るるー」

「にゃー」

「あらま」


ケットシーとの顔合わせ・・・と思ったら既に知り合いだそうだ。

むしろ俺が秘密で連れ帰ってきたペットかなんかだと思ったそうで、言わなかっただけだそうだ。

すれ違いが・・・


「というか秘密で連れ帰ってくるって何」

「る」

「にゃ」

「いや流石に・・・しない・・・と・・・思う・・・?」


いやでもスナネコの赤ちゃん可愛かったからなぁ・・・ワンチャン人目が少なかったら・・・


「・・・るー」

「にゃ」

「引かないで!?」


親父の仕事を引き受ける代わりに会いに行ったスナネコの赤ちゃん。

いやぁ・・・ほら。やっぱりうちにいないタイプの可愛さというかね?

赤ちゃん特有の愛らしさが・・・


「るる~」

「すいませんでした」


コロちゃんには言わないでください。既に怒られているので。

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