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40話

「う~」


「昨日遅くまで動画見てるから・・・」


「うー」


「ほら寝てな。どうせ今日も何もないし」


「うー・・・zzzz」


「寝た」


「きき?」「ぴ?」


「結局遅くまで動画見てたみたいでね。えっと・・・遊園地?行きたいのか?」



うーんニホリだけなら連れてっても問題ないかな?。あ、でも俺だけで行くと怪しまれるから母さん達にも頼まないと。



「とりあえず飯だな」


「きー」


「ぴー」


「そういやコロちゃんふーちゃんねっさんは?」


「ぴぴぴ!」


「外で走ってる・・・本当だ。ピッちゃんは?」


「きー!」


「下か。みんな起きるの早いな。いいことだ」



おれが一番遅いのもあるんだけどな。




































「おはよー」


「おはよう恭輔」


「おはよう。何食べる?」


「何かすぐ食べれるもので」


「なら卵焼きね~」


「る!」(モグモグ


「おはようピッちゃん口の中飲み込んでから喋れ」


「モグモグ」


「それでいい」


「コロちゃん達呼んできて~」


「あーい」



リビングから庭に出る。その時に、足ふきマットなどを用意して、中に入るときに部屋が土などで汚れないようにする。



「朝飯だぞー」


「ワン」(ザッ


「早い。コロちゃん早いよ」


「ワフ?」


「いや、早い分にはいいか。足拭くから準備!」


「ワン」


「クゥ!」(ピョーン


「なんのピロシキ!」(サッ


「クゥォ!?」


「いや避けるから。ほらお前も拭くから準備ね」


「ク!」


「ついに短くなった・・・あれねっさんは」


「ちゅ?」


「すでに準備が終わってるだと・・・?」



準備っても足拭く前にぬらしてきて自分用のタオルを持ってくるだけだけど。俺が用意したのは風呂場とかにある足ふきマットで、最後にここを通ってもらうための物だ。



「ねっさんは相変わらず行動が早くていいな。コロちゃんも速度は速いんだけど」


「ちゅ~」


「早く食べて遊びたいのか。今日はニホリも寝てるし。後で遊ぶか」


「ちゅ!」


「約束だな。はい拭けた。行っていいぞ」


「ちゅー!・・・」


「早い」


「ワフ」


「クゥ」


「おう、ちょっと待ってな順番順番」
























「ご馳走様~」


「はーい。お粗末様~」


「流し入れとくよ~」


「はーい」(モグモグ


「・・・母さんも食べながら喋るなよ」


「る!」


「あら~ごめんね~」



さっき言われたばかりだからピッちゃんが母さんに注意してる・・・。

次回は問題ないかな。



「ちゅ?」


「ん?。もう行くのか?」


「ちゅちゅ」


「毛づくろいか。まぁ食休みにもなっていいな。ちょいまち」


「ちゅ~」



ねっさんの毛づくろい道具は廊下にある棚の二段目。上にはコロちゃんの道具一式が入っている。下はふーちゃん道具。

すらっぴとバトちゃんは隣の棚。ニホリとピッちゃんはそもそも置き場所が違う。ピッちゃんはリビングにある女児用の玩具の小さいおうちに一式入ってる。

ニホリの道具はは俺の部屋にある。最近、ニホリの服が増えてきて俺のスペースを圧迫してきた。俺の物ってゲームか本かCDなんだけど。あと、ライブグッズ。




「ついでに歯磨きするぞー」


「ちゅ!」


「お前は本当に抵抗しないよな」


「ちゅ?」


「ふーちゃんは歯磨き嫌がるんだよな。しないならしないで嫌がると思うけど」



歯磨きしないと気持ち悪いのは動物も同じだしな。野生だと骨を噛んだりがそれにあたる。



「んー。お前は毎日やってるからきれいだよなー」


「ちゅー」


「母さんか。そりゃ俺にこういうの教えたのって大体母さんだし」



家で動物を飼うにあたっての知識は大体母さんに教わった。専門的な知識は親父だ。



「ほい終了。丸くなりな」


「ちゅ」



膝の上で丸くなるねっさん。ちょっと大きい毛玉見たいで非常によい。可愛い。

ねっさん専用ブラシで梳いていく。外で遊んでたからちょっとごみとかついてるな。毎日風呂入ってるから基本綺麗だけど。ねっさんきれい好きだし。普通は毎日は風呂に入らないんだけど。

コロちゃんは三日に一度。ふーちゃんは一週間に一度。バトちゃんは嫌がるので強制で半月に一度入れてる。すらっぴは・・・あいつは気分次第。入ったり入らなかったり。ピッちゃんは毎日。女の子だし。

ニホリも同じく毎日。ニホリの場合は汗かかないだけでほとんど人間だから入らないとだめだ。生物特有の汚れが出ない分綺麗っちゃキレイなんだけど、母さんの一言で毎日入浴になった。曰く、女の子だからきれいに!


・・・ピッちゃんと同じだったな。



「ちゅ~」


「溶けておる溶けておる。気持ちいいか」


「ちゅ」


「寝ててもいいぞー・・・コロちゃん並んでな」


「ワン」



コロちゃんが自分の道具一式を準備して俺の後ろにいた。どうやって出したんだ。



「る!」


「お前かピッちゃん」


「るー」


「クゥ!」


「ふーちゃんもか」



今日の朝はこれでつぶれるんじゃないだろうか・・・。



「遊ぶの昼からでいいか?」


「ちゅ!」


「んー。聞き分けのよさー」


「ワフ」


「クゥ」


「ちゅちゅ」



コロちゃんとふーちゃんがお礼をいい。ねっさんがいいってことよって感じにお礼を受け取った。

ピッちゃんは既にいない。テレビのリモコンを浮かしてたからテレビ見てるな。



「ニホリちゃんは?」


「まだ寝てる。遅くまで俺の携帯で動画見てたみたいでさ」


「あら~。じゃあ、ご飯の用意お願いね」


「あーい。いってらっしゃーい」


「いってきまーす」



そういって母さんは今日も元気に仕事に向かっていった。

親父?帰ってこれてませんけどなにか?


仕事に追われてるよ。



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