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234話

昼一話夜一話です。


「ごめんなさい」


「・・・謝罪はいいが何故狸でお腹を見せる?」


「え、ふーちゃんがこれが恭輔への正しい謝り方だって」


「正しいけど間違ってるな」


「正しいところなんてどこにもありませんよね?」


「ええ?」


「うー・・・」



それはそれとして目一杯撫でまわした。

おなかもふもふ~





















うーううー!と言われた・・・

ああ、これじゃ伝わらん。明日は休めと言われたので今日は休むことに。

正面からフミとやりあって防御できずに攻撃食らっちゃったから念のため休めとのこと。

俺的には、あの時の感覚を忘れないうちに自分のものにしておきたいんだけど、今の俺は部屋から出ることもできない。



「ワン」


「ぴ」



部屋の前にはコロちゃんとすらっぴが構え



「きき~」


「るる~」


「にゃ」



部屋の中ではバトちゃんとピッちゃんがにらみを利かせ。



「「「「ちゅちゅ~」」」」



家じゅうをねっさんが分身まで使って見張っている。

現在トイレに行くの以外で部屋からでることが出来ません。

欲しい物は言えば・・・



「うーうー」


「おまちどうやー」



ニホリとフミが持ってくる。

ちなみに、俺がバトちゃんとピッちゃんの監視をどうにかできても・・・



「めぇ」


「「「「にゃん」」」」



しーちゃんと野良猫達が庭で見張ってるのでどっちにしろ出れないという。

てかなんで奴らもそっち側なんだ。


ポヨネとユニちゃん。それにふーちゃんはいつものユニちゃん訓練に付き合ってます。

ふーちゃんは今日は体を動かしたいといってそっちに行った。


ロラちゃん?まぁ・・・赤ちゃんだからなぁ



「」(ナニ?


「呼んでないよー」


「」(ワカッター



監視はしないけど、俺のストレス発散(もふもふ)が係として呼ばれたと思ったら来るっていう係。

半分俺の部屋にいるようなもんだぞ。その証拠に



「」(ヨンダ?


「・・・おいで~」


「」(ワー



呼んでないのにくるからね10分おきくらいに。


もう膝の上で大人しくさせましょうか。



「・・・ロラちゃん大きくなった?」


「」(コテン?


「丸くなってないかこの子・・・」



やだ、モンスターって太るの?

・・・いや、これ毛が伸びてるのか・・・え、伸びるの?


まぁ後で普通に成長だってことがわかった。ねっさんも大きくなってたしな。



「・・・地味にやることないな」


「き?」


「いや、普段お前らと下で遊ぶか庭で遊ぶかだから・・・」



最近の強化ってそんな感じだったからなぁ・・・

前の俺って何してたっけ?



「る~?」


「ん~動画・・・気分じゃないかなぁ」


「きき?」


「ゲームもなぁ・・・」


「」(コレ


「・・・読書って、全部読んじゃったし」



なんだろうか、この何にもやる気の起きない感じ。

いや、やる気はあるのだ。ダンジョン行きたいなぁ欲はあるのだ。

ていうか、フミとの戦闘でがっつりなんか掴めたからそれをちゃんと確認したいんだよ。

あの感覚が掴めればロックリザードに苦戦しないだろうし、もっと下の敵相手でも戦えるはずだ。



「・・・忘れないように精神統一とかしとく?」


「きき?」


「るる?」


「出来ないと思うわ」



あんまり向いてなさそうなことを提案したという自覚はある。



「寝るのもさっき起きたばっかりだから眠くないしな」


「」(ゴロン



そんな感じにうだうだと暇だーとやっていたらロラちゃんが先に俺のベッドに寝転がる。

そのまま俺の膝にかかっていた布団を強奪して包まる。



「」(チラ


「・・・」


「・・・き」


「・・・る」



どうにも一緒に寝よというお誘いらしい。

バトちゃんとピッちゃんもすることないなら寝たら?と。



「・・・まぁそうするか」


「」(チョイチョイ



俺が寝るかと決めると、布団を少し開けてスペースを作ってくれた。

・・・なんか一日をすごく贅沢な使い方してる気がする。





















「暇」



そんな長い事寝てられないわ。起きたばっかりだよ。



「うー!」


「勘弁してくれニホリ・・・」



リビングに降りてきたらニホリにあー、起きてるーと怒られた。



「流石に一日そんなに寝れない」


「うーうー」


「うーん。まぁそりゃそうなんだけどさ」



寝転がっているだけでもいいじゃんとは、確かにその通りなんだけど。


あ、コロちゃん達はあまりにも暇な今の現状を訴えたら仕方ないと許可してくれた。

まぁ外に出たら追いかけるとは言われたが。



「てかフミは?」


「う」


「キッチン?珍しい」


「うーうー」


「俺、まったく気にしてないんだけど」



そもそも怪我が残ってるわけじゃないし。俺が頼んだんだからそれで気に病まれてもねぇ?



「うー」


「そういうもんかぁ」


「・・・うちも普通に調子のってもうたし」


「うお」


「う?」


「うん。終わったで。後は蒸すだけや」


「何作ってんの?」


「内緒や」


「おおう」



そういう感じね。



「ちなみに調子にのったって?」


「・・・恭輔が思ったより強くて・・・つい」


「猶更お前のせいじゃない気がしてるんだけど?」


「そら、恭輔的にはそうなんやろうけど」


「けど?」


「うち的にはあってはならんことや。また影響出とったみたいやし」


「出てたのか?」


「ないとは言えへんやろ?」



確かに、最近の厄ネタである『昇華』さんの影響はいつ出るかわからない。

俺はもう完璧になれたが、まだフミたちは慣れてないみたいだ。

普段の自分では想像できない感情の暴発が多い・・・と言っても、元々感情爆発元気っ子な子が多いので違いわからないんだけど。

いつもより激しく、あそべーと俺にまとわりつくくらいで。俺がうれしいだけで。


問題となるのは、フミ、コロちゃん、しーちゃんかな。

しーちゃんはまだ、コロちゃんはあの時に一回。フミは何回か。

フミに関しては・・・まぁ俺のせいだからな。



「気長にいこうや。俺も付き合うし」


「恭輔ぇ・・・」


「うー」


「「はい」」



いちゃつくなら部屋でやれと追い出されました。

いくつか投稿してる作品があるのですが、そのすべてで新しい話が書けなくなるという。

スランプなのかなんなのか。とりあえずこの作品は書き溜めがまだあるのでこのまま投稿していきます

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