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182話

昼一話夜一話です。

時間が取れるのはいいんですけど、その分他の作品のアイディアばっかり出るって言う。


「よしあった」


「ふぅー。ようやくや。効かへんのやから来るんやないわあのアバズレ」


「どうどう。お口がお悪でございますよ」


「あらいけませんわ」


「う?」


「ニホリはまだ早い」


「まだアカンよ」


「うー」



子ども扱いーって言われてもそらね?子供だしな。

さて引き続き31層攻略中。とは言っても、今扉を見つけたからすでに終わりかけなんだけど。


まぁ道中でサキュバス出すぎてフミがぶちぎれたってことが今日の面白ポイントかなぁってくらいなにもなかった。

サキュバスは俺には意味ないみたいだし。狂化オーガも割と大したことなかったし。



「おかげでみんなも消化不良だよなー?」


「ワン!」


「ぴ!」


「ちゅ!」



戦闘ガンバル面子は非常に退屈だったらしい。

逆にそこまでやる気ないですチームは楽そうで今もほのぼのしている。



「恭輔はよ行こうや。もたもたしてたらまた来てまうわ」


「それもそうだな。行くぞみんなー」



それぞれに鳴き声で返事をしてくれる。俺にとっては普通に返事してくれている感じにしか聞こえないけどな。


扉を開けていつものように進んでいく。。

フミなんかサキュバスのいる空間を離れたことであからさまにほっとしてるし。

さて、今回はどんな敵かなっと・・・?



「あら?もういる?」


「・・・うへぇそうやった」


「おん?その反応ということは?」



またお色気モンスターってことか?



目の前にいるのはとぐろを巻いた蛇に見える。

お色気系で蛇ってことは・・・ラミア?



「面倒なのもあるんよ」


「へぇ強いんだ」


「強いっちゅうか面倒や」


「・・・ほぼ一緒だからいいよ」



面倒なのも単純に強いのも変わらんよ。


さて、相手もこちらに気がついたようだ。

ゆっくりと顔をこちらに向けてくる。女性の顔だ。そして上半身裸だ。



「ワン!」


「めぇ!」


「ナイス」


「・・・うー」


「・・・るー」



同じ流れだったのでコロちゃんとしーちゃんのコンビネーションも完璧だ。

全く戸惑うことなくニホリとピッちゃんの目隠しを終わらせた。



「そしてなぜ俺も隠されている」


「・・・うち以外の体はアカン」


「・・・前に雪ちゃんはうんぬんみたいな話してなかったっけ?」


「あん時は一人で恭輔と結婚できるおもてなかったから・・・」


「ああ、そういう」



でもこれだと俺戦えないけど?



「ぴ!」


「きき!」


「クゥ!」


「・・・めぇ」


「ワン」


「にゃ」


「みんながいるから大丈夫や」



すらっぴにバトちゃん。ふーちゃんとふーりんちゃんが戦うようだ。

俺の護衛にコロちゃん。ニホリとピッちゃんの目隠ししてるしーちゃんは戦えないので今回は見学。

時々毛の中がもぞもぞ動いてるので多分ニホリが中でなんかしてる。



「じゃあ頼んだ」


「ぴー!」


「きー!」


「クゥ!」


「にゃー!」



この面子だと魔法戦一択になるが、さてどうなるか。

ラミアもこちらに構えている・・・と思う。見えないからわからん。敵意は向いてるから多分あってる!



「ぴぴぴ!」


「ききー!!」


「クゥォ!!」


「にゃ!!」


「シャァァ!!」



ドッカンドッカンと音が聞こえる。

バトちゃんの魔法の音とふーちゃんの魔法の音はわかるんだけど他は全くわからん。

時々地面を強くたたく音が聞こえるからこれはラミアのしっぽ攻撃だと思うんだけど・・・



「・・・なぁ。これ次の階層もこんなんか?」


「・・・できれば」


「流石に不便なんだけど」


「・・・次だけうちに乗るっちゅうのはあり?」


「・・・まぁいいけど」



フミが他の女の体を俺に見てほしくないのならそうするのは全然問題ない。

ダンジョンの探索に関して一層分なくなっちゃうのはちょっとあれだけど、その分は・・・



「じゃあ今度一回言うこと聞いてね?」


「・・・あんま恥ずかしいのは」


「場合による」


「ぅぅぅ//」



手に込める力が強くなってるから恥ずかしいんだな。見ることができたら顔真っ赤なんだろうけど・・・


ちなみに、この間もずっと戦闘音がしている。

ふーちゃんがずっと魔法を撃ってるけど避けられまくってるみたいだからそろそろしびれを切らすところだろう。



「ああ、厄介なのってこの蛇みたいな動きのせいか」


「あ、動きはわかるんやな」


「大体音で判断してるだけだけど」


「それでもそこ判断できるんやから十分やろ」


「ふーん。ところで一つ好奇心で聞いていい?」


「なに?」


「今目をふさがれてるけど、サキュバスはよかったの?」


「・・・」


「・・・」


「・・・まぁ催眠効かへんみたいやったし。ギリ服着とるから」


「ああ、単純に裸がダメなのか」



コロちゃん達裸みたいなもんじゃね?



「コロちゃん達は毛皮着とるもんやし」


「あ、それもそうか」


「ピッちゃんも最初はきわどかったやろ」


「まぁだいぶ」



ピッチピチのハイレグって感じだった。

今は、研究所の女性陣から貰ったお人形の服とかがあるからそれ着てるけど。

ピッちゃん的には、ひらひらが可愛いからこれの方がいいとのこと。

本人がいいなら何でもいいんだけどね本当は。



「クゥゥゥ!!!」


「あ、怒った」


「当たらんからなぁ」



ふーちゃん怒りの大放火である。

ゴォーっと明らかに規模が違う豪炎の音が聞こえる。

・・・ん?なんか風の音混じってないこれ



「あ、バトちゃんもキレとる」


「ああーね。すらっぴは?」


「すらっぴは当てとったからなぁ」


「あ、満足したな」


「ぴ!」


「戻ってもきよった」



まぁ二匹とも怒っちゃったら出番なさそうだよな。

音でしかわからんけど、ラミアに遠距離攻撃の手段はないみたいだ。

だとすると、うまい具合に弾幕を張れればそれだけで近寄らせないことは可能だ。狙いうてば封殺も可能だろう。

すらっぴだけが当てれたのも、すらっぴは元々そういう狙撃得意だしな。



「もう大丈夫やな」


「お、終わったのkまぶしい」



フミの視界封鎖が終わったと思ったらなんと目の前に炎の竜巻が。

その中になんか黒い影あり。ラミアが中にいるらしい。なんか悶えている。

その影も徐々に形が崩れていく。黒い影もなくなり、炎がなくなるころには影も残っていなかった。



「・・・クゥ」


「・・・きー」


「やり切ったみたいな背中してる」


「まぁあんだけの魔法使えばそうもなるわな」


「ぴぴ~」



それにしても、全く見えない状態で戦況を察するのはなかなかいい訓練になるかもしれない。

聴覚の強化もあるけど、視界に頼らない判断力を鍛えられる。



「次回からこれも項目にいれるか?」


「あ、またアホなこと考えとる」


「アホとは何だアホとは」


「普通そんなことわざわざせーへんよなぁ?」


「ワン」


「めぇ」


「ええ~」



何か不評なんだが。

まぁいい。どうせ後でもう一回考えるし。


さて、ニホリとピッちゃんを外に出しますか

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― 新着の感想 ―
[一言] 誤字が多い印象 僕は作者さんが無理をしてないか心配です。 1日一作でも十分だと思います!
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