表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で美容整形医はじめました  作者: ハツセノアキラ
序章 こうして僕は異世界で美容整形医になった
31/157

030.1 序章おまけ1

とても短いです。

書くところがない気がするのでここで〜


 ある日のお風呂タイム。

 まだミレルが独りでお風呂に入るのが怖いと言うので、僕は風呂部屋の外壁に背を預けてミレルと話をしていた。


「ところでボーグ、ちょっと聞いて良い?」


「どうしたの?」


「ボーグは、わたしを好みの容姿にしたんだよね?」


 ミレルの質問に僕はイヤな予感を覚えた。

 こんな質問をされるときは、いつも通りの勘違いが何かある気がする……


「そうだね、ミレルが言ったからそうしたつもりだけどイヤだったかな?」


「ボーグは……? 胸の小さくって、あんまり(くび)れのない女の子が好きなの? なんだかちょっと若くなった気もするし……」


 え?

 ど、どういうことだ?


「もしかして、子供が好きなの?」


 ロリコンじゃないよ!?

 もちろんペドでもないよ!!


「記憶が無くなる前は、メリハリのハッキリした女の子ばかり狙ってたと思ったのに……」


 ああ、ミレルさんの勘違いが進んでいく……

 これは言い訳した方が良いのか?

 性格が変わったことを強調した方が良いのか?

 しかし、ロリコン認定はされたくない!

 早急に折衷案的な答えをせねば!


「別にそういうわけじゃないんだけど……ミレルのバランスとしては、そっちの方がキレイになると思って……」


 良し!

 これなら、ミレルの所為にするわけでもなく、相手を尊重する新しい『こいつ』になったはずだ。


 しかし、返答がなく、しばらく水音だけかぱちゃぱちゃと響いた。


 ああ、浴室の鏡で自分の身体を確認しているのか。


「まあ、ボーグが好きならどっちでも……」


 ごぼごぼとミレルが頭までお湯に沈んでいく音がする。


 これは恥ずかしくなった時の反応だ!

 顔を赤くして沈んでいく姿が目に浮かぶ。

 可愛い奥さんだなー


 うん、ミレルが満足したなら別にどう思われても良いか……


 今日も平和に僕たちの夜は更けていくのであった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ