俺の二つの顔と幼馴染
この小説は、フィクションです。
登場する人物は、作者と何の関係もありません。
この小説がつまらなかった時、直して欲しい所などがあればコメントしてもらうと嬉しいです
次回作までに何とかします。
最近はインターネットの普及、スマートフォンやPC出何でもできる時代。
俺はそんな世界に囚われた住人の一人である。
しかし、ネットと言うものは本当に便利なものだ。
現実ではロクでなしの俺でもネトゲでは強くてカッコイイ勇者になれるからだ。
まあ、そんな訳で俺には現実の世界と非現実の世界の二つの顔があるわけだ。
自己紹介を忘れてたな。
俺の名前は 神崎 竜太 高校2年だと思う。
あんまり...てかほぼ家にこもってネトゲをしてる。引きニートだ。
ここ数か月外にもでてない、親とすらロクに会話してない気がする。
俺の日課は半日は寝てる。夜からは本職のライナクスオンラインというネットゲームをして朝を迎える。
俺は基本的に起きてる時間と動いてる時間が少ないせいか2日飯を抜いても大丈夫なからだになった。
だが、そんな俺にも、憂鬱な時間がある。
それは午前8時くらいに毎日やってくる。
「竜ちゃん~早く出てきて、学校行こうよ~このままじゃ留年するよ!」
こいつは後藤 恵美
俺の幼馴染&同じ高校&隣のクラス&家に住んでる、俺の睡眠の邪魔をする天敵。
俺
「うっせ!早く学校いけ!」
これが一日で最初で最後の会話である。
いくら学校に行かないと言っても学校のある日は毎日来る。あ、でもたまに休日なのに間違えて来るw
俺
「お前も毎日俺のために来るのも面倒だろ」
全く俺は朝までネトゲして眠いわ。
恵美
「竜ちゃんが毎日学校行ってくれるなら、こんなことしないわよ」
俺
「行かないっつてんだろ」
恵美
「どうして!高1の時は毎日楽しそうに学校行ってたのに」
俺」
「…もういいだろ」
そう言って俺は窓をしめる。
俺
「くそ...あいつのせいで目が覚めた」
俺はPCを起動させてライナクスオンラインを開く。
俺
「カルナさんオンラインなってないかな…」
この人は最近知り合ったカルナさん。俺の唯一フレンドだ。
前までは仮のパーティーなどには入ったことはあったが、基本的にソロでやっていたが一週間前に
カルナ
「クエスト手伝ってくれませんか?」
とチャットがきて、最初は嫌々やっていたがなんやかんやでフレンドになった。
その後、毎日カルナさんとクエストをやるのが日課になった。
俺
「オフラインか...寝るか」
気づいた時には夕方の5時だった。
俺は何となくPCを開くとカルナさんがオンラインになってた。
俺はカルナさんを招待するとすぐにパーティーに入ってきた。
カルナ
「こんにちは!」
俺
「こんにちは!カルナさん」
カルナ
「疲れた~」
そういえばカルナさんは朝は何してるんだろう
俺
「カルナさんは、朝は何かしてるの?」
カルナ
「学校行ってます!」
俺
「高校生?」
カルナ
「はい!」
まさかの俺と同じ学生とは、ちょっと戸惑うw
カルナ
「ライさんは?」
言い忘れていたがこのライとはライナクスオンラインの俺のユーザー名だ。
これは正直に言うべきか...
俺
「カルナさんと同じで高校生で引きニートやってますw]
カルナ
「 え! 」
間違えた!!!
正直に言おうと思いすぎて要らない情報も打ってしまった...
終わった...カルナさん完全にひいたよな...
カルナ
「私の友達にもライさんのような子がいますよ!」
マジですか!
カルナ
「そこでライさんに相談なんですけど」
俺
「何ですか?」
カルナ
「その子を学校に行かせる方法はありますか?」
なんて残酷なことしようとしてるんだ...
でも、カルナさんのためなら!
ごめん!引きニートの同士よ!
俺
「こっそり家に入ってその子の部屋に入って連れ出す!それしかない」
カルナ
「ありがとうございます。では早速行ってきます!」
今から!?どんだけその子の家近いんだよ
そんなの俺と恵美ぐらい...
あれ...なんか変な汗出てきた...
いやいやいやいや
ありえない!あの真面目な恵美が
ダダダダダダ
誰かがこっちに来る!
鍵しまってない!閉めないと!
駄目だ...運動不足で足が動かない
ダンっ
恵美
「竜ちゃん!部屋から出てきなさい!ゲームばっかりしないで...」
恵美が俺のPCを見て固まっている
恵美
「ライ…ってあんたまさか」
俺
「やっぱりおまえだったのかよ...」
こんな非現実的なことがあってたまるか!!
続く…