はじめましてお仕事!
早速はじめましょう!
「手続きが終わった。ちなみにここは東門だ。ここらは魔力だまりがあるから、敵襲も多い。期間は3日間、あとは頼んだぞ。」
「はい!」
ガラガラ。馬車が門から出て段々後ろの門が閉まっていく。
『リィリさま!私が敵を察知するのでリィリさまは魔法で倒していって下さいね。』
「了解です!」
【ここからはダイジェストよん♥ってあれ?】
戦闘開始!
一体はスライムみたいな個体を持たないモンスター。
『リィリさま、ソイツは火属性です!真ん中に青色のオーブがあるので、それを破壊してくださいね?』
「はいっ!水ノ槍!」
リィリの手に水でできた槍が出現!
スライムモンスターの攻撃!
リィリがその隙にオーブを破壊!
スライムは溶けて消えた!
スライムモンスターから何か落ちた。
『それは!』
「?どうしたの?」
『素晴らしく綺麗な魔力石!物凄い魔力が高いです!』
「へー。」
『売れば高値で取引されますね!お金が入りますよ!』
「お、それはやりましたね!」
『あ!リィリさま、次々来てます!』
スライムモンスターと犬?モンスターが現れた!
犬?モンスターの攻撃
リィリにダメージ!
スライムモンスターの攻撃!
リィリがオーブを破壊!
リィリの攻撃
「風、花怜乱舞、初級!」
何処からか風と氷の花が咲き乱れそれをモンスターに吹き荒れる!
モンスターを倒した!
【あーもー!今度こそダイジェスト!ちぇい!】
人形の岩が現れた!
土で固めて風で割った!
骨人形が現れた!
火で黒焦げにした!
人形が現れた!
土槍で突いて粉々になった!
デッドモンスターが現れた!
「!手強いやつです!」
「どうすれば?」
「虹属性で浄化してください!」
「はい!モンスターを綺麗にしましょう。」
【あああああ#@*!$&%#!】
詠唱とともに透けて空に融けていく。
「………終わりましたね。」
『そうですね!解除の魔法が切れたので丁度いいです。』
あの他にも幽霊や、アンスト(ゴーレム+スケルトン)を倒した。そーこーしている内に3日立った。そう最初のお仕事を達成したお知らせ。がらがらと馬車が見えてきた。
・・・・・・・・・・・・・・。
「いやぁーお疲れ様ですな。」
おじさん、なんか目線が、きらきら。
「いえいえ!お仕事が出来ただけでも充分ですし。」
「いや、あのデッドモンスターを倒したんだろ?」
「あの?」
「まさか、知らないのかい?」
「はい。なんですか?デッドモンスターって。」
「俗に言う。悪霊だよ。街や村を襲って人の活動資源を脅かす。普通じゃ倒せない。あんた、御子だろ。」
「へ?」
ビックリして間抜けな声が。またなんかイスイが唱えてるし。
「そーーーおですっ!」
「うぉっ!?」
「リィリさま、御子は浄化を使える唯一無二の存在!」
「なんだこいつ。」
「私の友達です。ご迷惑をおかけします。説明聞いてやってください。」
「御子とは世界を救う時が来た時に産まれる御子!巫女とは違います!とおおおおっても!力がある人なのでぇーすっ!」
「い、イスイ。落ち着いて、お仕事の報酬貰わないと。」
「それで!それで!」
「きーてますか?」
「イスイさまは凄いんですッ!」
「きーてませんね。・・・詠唱。封印。」
ぼしゅん!とイスイが小さくなって、喋らない状態になった。
「そこまでとは。流石に信じがたい」
「気にしないで、先ずは報酬下さいね。」
「あ、あぁ。わかった。案内しよう。」
何か、イスイが暴走してますね。
サラァッとリィリが御子ってこと言っちゃってる、でも、リィリが気付いてないです。めっちゃ鈍感で良いと思う!当社(作者)の考え。