自由人になりたいんですけど?
色んな所に行ってみたいの。
さいしょに。
___リ……
(なんか、きこえる)
__リ…リィ
(誰?眠い。)
_____リィリ!!
「うぇぁっ!?」
急に大きな声、もとい耳の真横で呼ばれた私はハッキリ目を覚ました。変な声出た。
「居眠りこいてんじゃ、ないよっ!」
良い身体をした女性にガバッと取られた外套(私の毛布)が…何処かへ飛んでいく。
「ぁああ!何するんですかぁ!私の毛布ぅ!」
「ッケ。こんなとこで居眠りしてんのが悪い。」
「そんな………。」
私の毛布を取った人(と言っても)剥ぎ取った人は私の名付け親、アスキィリは飛んでった私の毛布を取りに行ってくれる。
「にしてもこんなとこで、じゃ無いですよ!ちゃんとした寝床です!」
「そうかい、そうかい。リィリはそんな草むらが寝床かい。テントで寝るというもんは無いんかい。」
「ッ!ぬぅ。」
痛いとこばっかり突いてくるアスキィリに言い返す言葉が無い。そんなときに、私より小さい子、キィンが寄ってきた。
「リィ姉、テント暑いって言ってお外行っちゃったの。悪いのは暑いせいなの。だから怒らないで?」
と何時もの如くなだめてくれる。
「キィン~。アスキィリがぁ~。」
勿論、お言葉に甘えて助け船に乗る。こんな1日のさいしょで始まる私の今日だけど、なんか違った、そう、ナニかが
(……?何かボーっとする。)
「?リィリどうしたの?」
「…?何でもないよ。」
「リィ姉、ボーっとしてるよ?」
(うん、ボーっとして……)
そこで目の前に黒と白の光景が現れてからゆっくり思考がキレ…ル。
はじめて書く……。
初投稿作品になります。
リィリは空気を読めて、対応がちょっと速い子です。
作った人としては自由に投稿して話がそれても戻しやすいモノとして自由にかいていきたいですね、ハイ。ただ、小説家になろうに投稿するのが私のなかで少ない憧れだったのです。自己満足作品だと思います、自分でも。