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黒鎧の騎士  作者: TKサトウ
6/7

魔核

前回の後書きで「12の都市」と予告を書きましたが、すいません。話がそこまで進みませんでした



「俺の拳はとんでもない威力を秘めていた…」


ベヘモスを一撃で、しかも木っ端微塵にしてしまう威力を持つ拳にときめいてしまう。これはもう男の子なら仕方がない事だろう。


「感動している所申し訳ありませんがマスター。ベヘモスが粉砕したのは仕様です」


ノアの冷めきった声に思考が止まる。仕様?

殴られたら破裂する仕様なんてベヘモスさんが余りにも可哀想過ぎる。


「魔物は魔素の塊ですので器が壊れれば霧散するのは当然かと…」


まそ?器?なんのことを言っているのかいまいちわからず首をかしげる。


「魔素とゆうのはこの世界を循環するエネルギーの事です。魔法を使うのにもこの魔素が必要となり、この魔素が薄い地域では魔法が使えなかったり威力が弱まったりします。そしてそんな魔素が一定以上の濃さになると魔素が形を持つようになりベヘモスなどの魔物になります。成長の過程を飛ばして産まれてくるのが動物と魔物の大きな違いですね」


成る程、要は魔物は魔素が形をとっただけの存在で動物とは違い生きているとゆう風には取られないのか。いや待てよ…生きていないのにさっきのベヘモスは明らかに俺を捕食する気で襲って来た。その辺はどうなんだろうか?


「ベヘモスが襲って来た理由の一つはベヘモスが食事を取ろうとした事ですね。彼らな自らの身体を保つ為に魔素の吸収を図ります。魔物が他の生物を襲うのは魔素を吸収するのに捕食が最も効率が良いからと言われています。魔物は捕食以外の方法で魔素を取り込む事が下手ですからね。」


成る程…魔素の取り込みか。ベヘモスが反応したとゆう事は俺にも魔素が流れているのだろうか。だとしたら俺にも魔法が使えるんじゃないか?

どんな魔法がいいかな…などと考えているとノアが声を上げる。


「マスターは魔法を使えませんよ?鎧に魔力を纏わせる位はできるでしょうが…」


なんだと…異世界に来て魔法が使えないだと?それは、余りにも酷ではなかろうか。


「マスターは既に鎧を動かすのに魔力を使ってる状態ですから仕方がないです。余り魔素を浪費し過ぎると動けなくなってしまいますから。」


くっ!魔法が使えない異世界なんて…

ガ○ダムのいないガン○ムじゃないか!!


「マスター。ベヘモスの素材を回収してそろそろ出発しませんか?」


「素材?魔素なんだから消えて無くなったんじゃないのか?」


ベヘモスが破裂した方に目を向けるとそこにはバスタオルぐらいのサイズになった毛皮と頭部に生えていた角、そして…あれはなんだ?白く輝く球体状の物が落ちている。


「魔物は霧散する際に僅かな素材を残していきます。主に霧散仕切れなかった物が残ると言われていますね。そこに落ちている球体は魔物達の核となっていたもので魔核と呼ばれるものですね。色によってランクが存在します。」


なんでも緑を1番下のFランクとし、黄色をE青をD赤でC紫はB白でA銀をS金SS透明SSSになるならしい。


「ベヘモスはAランク相当のモンスターですのでかなり良質の魔核が取れましたねマスター」


色で判別出来るのはありがたいな…などと思いながら魔核や素材を回収していく。


「さてと回収も終わりましたしさっさと街を目指して歩きますか!」


「了解しましたマスター。ここから1番近くにある街は商業都市フィレムですね」


こうして俺とノアの冒険が始まりを告げる

ここまで読んでくれてありがとうございます

次回こそ「12の都市」で行けると思います。

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