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真面目に合同で章(アキ&ブリザラ編)22 笑う男の真意

ガイアスの世界


魔王が登場した暗黒時代


魔王という存在は人間にとって恐怖の対象であった。

 その強さは猛々しく豪快であり、『闇』の存在や魔物達は彼の登場に歓喜したと言われている。

魔王が登場した時代は暗黒時代と言われており魔王が打ち滅ぼされるまで人類にとっては辛い時代だったと言われている。

 そして魔王が打ち滅ぼされた後、『闇』の存在と人間の関係は完全に亀裂を生み、後の戦争に繋がって行くと言われている。





 真面目に合同で章(アキ&ブリザラ編)22 笑う男の真意




剣と魔法の力渦巻く世界、ガイアス




 今まで我物顔でムハードの空に君臨していた太陽、だがその姿を遮った曇天は激しい雷雨を振らし始めた。

 滅多に雨など降らないムハード大陸では、雨は恵みとされムハード大陸に生きる人間に関わらずその地にいる全ての生物に癒しをもたらす。

 しかしムハード国だけは違う。暗雲立ち込める空から鳴り響く雷と降り注ぐ雨は、見ただけで心を不快にさせ不安にさせるムハード城の不気味さ不快さを際立たせそこで生きる者達を更なる絶望に落とす。まさに死の国と呼ぶにふさわしい光景がその場に広がるのであった。



― ムハード城 隔離施設外 ―



 雨は強く地面を打つ。雷鳴は途切れることなく鳴り響き閃光を走らせムハードの大地の各地に落ちていく。隔離施設から脱出したウルディネ達は、今まで数えきれない程の者達が流した悲しみ涙にも見える雨を浴び雷の閃光で姿を光らせるムハード城を見上げていた。一切太陽の光を通さない暗雲から放たれる雷の閃光と降り注ぐ雨は、その場にいる者達の気持ちを滅入らせるのには十分すぎた。


「……・な、なあ嬢ちゃん……」


そんな誰もが気持ちを落としている中、港の男達のリーダーはここまで自分達を先導してきたウルディネに話しかけた。


「ん?」


ムハード城に視線を向けたままウルディネは自分を呼ぶ男達のリーダーに返事をする。


「ここから出してくれてありがとう、感謝する」


希望を失い暗い顔をする男達の中、唯一男達のリーダーは自分達を救ってくれたウルディネに感謝の言葉を告げる。


「……」


城から視線を一切逸らすこと無くウルディネは自分に話しかけてきた男達のリーダーに僅かな頷きで答える。


「お、俺のはトンドルだ」


 先程まであれだけ騒いでいたウルディネが今は静かにムハード城を見つめている。その様子が何とも言い難く港の男達のリーダートンドルは突然自分の名を口にした。


「……私はこれから城内に行かなければならない……笑男スマイリーマンとかいういけ好かない男の言葉が正しければ、今この城の中で騒ぎを起こしているのは私の仲間の一人だ……私はその仲間を止めに行かなければならない」


少女とは思えないはっきりとした口調でこれからの自分の行動を説明するウルディネ。


「ああ……そうみたいだな」


笑男スマイリーマンとの会話をその場で聞いていたトンドルは、ウルディネの言葉に頷いた。

 笑男スマイリーマンとの会話で激昂したウルディネ。その姿はあまりにも少女という印象からかけ離れていた。だがウルディネが隔離施設で見せた精霊の力を見て目の前の少女がただの者では無く何かを背負っていることを悟った今のトンドルは、その口から発せられる言動や行動にも何処か納得していた。


「……きっとこの城はもうじき崩壊を始める、もしあの城にトンドル達の大切な者達が捕らえられているのならば、すぐにでも救出に向かったほうがいいと私は思う……」


隔離施設から脱出したウルディネの視線は先程からずっと禍々しく悪趣味な城を見据えている。だがその目に映っているのは瓦礫と化すムハード城の未来であった。


「崩壊?」


ウルディネの言葉に信じられない表情を浮かべるトンドルと他の男達。


「ああ……私の仲間はムハード王の首を獲ると言っていた……」


「それは本当か?」


ウルディネの言葉に驚きの表情を浮かべるトンドルと他の男達。


「だが……きっとそれだけでは終わらない、アキが抱く恨みは王の首を獲った後この国全体に向けられることになる……」


「えっ?」


驚きの表情を浮かべていたトンドル達は、ウルディネの言葉によって困惑のものに急変した。


「アキって……酒場でサイデリー王に辛く当たっていた奴か?」


男の一人がブリザラの行動を咎めた男がアキなのかとウルディネに聞いた。


「ああ」


「確かにそのアキって奴はなんか凄そうな全身防具フルアーマーを纏って強そうではあるが、たかが人間一人の力でこの国を攻め落とすのは不可能だろ、そもそもムハード王の首を獲ることだって怪しいぞ……」


アキ一人でこの国を攻め落とすことができるのかという男の疑問に、他の男達は困惑しながらも頷いていた。

 確かに男の疑問はもっともで、たった一人の人間が国を相手に戦いを挑むなど不可能であり無謀でしかない。更に言えば今のムハードは、得た資源の殆どを軍事に費やしている軍事国である。国の一つや二つを同時に相手に出来る軍事力を持つムハード国の圧倒的な力を前に何も出来ずその身を散らすのは見るよりも明らかだ。

 だがそれはあくまでただの戦闘職ならばただの人間ならばの話である。


「だが……アキは違う」


ウルディネが男の言葉に返答した瞬間、ムハード城の一部が突然爆音を立てて吹き飛んだ。


「……」


目の前で起こった光景に声が出ないトンドルと他の男達。


「……はぁ……」


目の前で起こった爆発に頭を抱えため息を吐くウルディネ。


「……駄目だ、時間が無い、私はアキを止めに行く」


爆発の原因が何なのかは分からない。だが確実にアキが関与していることは黒い光を放つ爆発で理解したウルディネは、焦りの表情を浮かべながら煙を吐くムハード城へ向かい走り出した。


「ど、どうるよ」


自分達を置いてムハード城へ走り出した少女の姿を見ながら男達はお互いの顔を見合うとその視線をトンドルに向ける。


「……」


男達の視線を一身に浴びるトンドルは、腕を組み眉間に皺を寄せる。


「……ああくそ! お前ら自分達を救ってくれた嬢ちゃんが好機チャンスを作ってくれたんだ! この好機チャンスを逃していいのか! 俺は行くぞォォォォ!」


半ば自棄をおこしたようにも思えるトンドルは、一呼吸置くと男達の心を奮い立たせるような声を張りあげる。


「「「「オオオオオオ!」」」」


トンドルの声はしっかりと彼らの心に届いたのだろう、戸惑いと動揺の色に染まっていた男達の表情は引き締まり海の男らしい野太い声がその場に響き渡る。今の港の男達には先程まであった絶望の色は無く失っていた希望の光のようなものが宿り始めていた。離れ離れになってしまった妻や娘たちを思い出しその心を奮い立たせる者もいるだろう。既に大切な者達の命が失われている者達はその悔しさを胸にムハード城へと向かうウルディネの背を追って走り出していた。

  

「……速まるなアキッ……」


隔離施設から脱出した男達の雄叫びは、当然ムハード城の門をくぐろうとしているウルディネの耳にも入っていた。だが今のウルディネに男達の様子を伺う余裕は無い。まさか自分を追って来ている者達が居るなど思いもしないウルディネはただムハード城の入口へ向かい走り続けるのだった。


 今ウルディネの頭の中では、またアキが『闇』の力を纏った黒竜ダークドラゴンの力に呑まれてしまえばという考えが占領していた。

 もしアキが再び黒竜ダークドラゴンの力に呑まれれば、サイデリーの雪原の時のように自我を取り戻す保証は無い。しかしアキ自身、黒竜ダークドラゴンに呑まれることは嫌がってはいたが、その力には絶大な興味を抱いている。自我を奪われる可能性を孕みながらもアキはきっと黒竜ダークドラゴンの力を使い続ける。そこに最大の危うさを感じるウルディネは、一刻も早くアキと合流して黒竜ダークドラゴンの力を使用することを止めなければと思っていた。

 勿論その想いはウルディネ個人の感情である。だがその想いは今自分が憑依している体の持ち主である少女のものでもあった。


「テイチ……」


本来の体の持ち主の名を呟くウルディネ。

 憑依した当初は瀕死の状態であり僅かな揺らぎしか感じなかったテイチの感情も、ウルディネが憑依し支えることで徐々にはっきりと輪郭を帯びるようになってきていた。そして雪原でアキが黒竜ダークドラゴンの力に呑まれ暴走した頃から、強く脈動するようになりその感情を強くウルディネに示すようになった。

 そのテイチの感情がウルディネに囁くのだ「お兄ちゃんを止めて」と。


「そろそろ……頃合いなのか」


はっきりと主張するようにまで回復したテイチの感情。それ事体はウルディネにとって喜ばしいことであった。だがそれと同時に自分という存在がテイチにとってお役御免になりつつあることを自覚するウルディネは、自分と同じ方向を向きながらも別の物である感情の叫びを心で感じると自分の心の端がチクリと痛むのを感じるのだった。

 


 ― ムハード城内 正面から二本外れた廊下 ―



「何?」


「これは……」


『……』


突然の轟音と共に揺れるムハード城。ブリザラ達はその衝撃に足を止め轟音がした方角を見つめる。


『どうやら小僧が暴れ始めたようだな』


クイーンの存在を近くで感じるキングは、クイーンの所有者であるアキが暴れ出したことを悟りブリザラにそう伝える。


「おいおい、城の中であの力を使ったら……」


キングの言葉に顔を引きつらせるピーラン。


『ああ、数分でこの城は瓦礫と化すだろう、だが問題はそこでは無い……』


「うん、アキさんが黒竜ダークドラゴンの力を更に使う前に止めなきゃ」


止まっていた足を再び動かし先へ進みだすブリザラ。


「はぁ……たく、いい加減にしろよあいつ……」


アキの行動に呆れたようにため息を吐きながらブリザラの後を追うブリザラ。


「分かれ道!」


『王よ左だ』


クイーンとアキの位置を正確に理解しているキングは迷うことなくブリザラにそう伝える。


「うん」


キングの指示に頷いたブリザラは迷うことなく左右に別れた道を左に曲がろうとした。


「待てブリザラ!」


ブリザラが左へ曲がろうとした瞬間、今まで後ろから追いかけてきたはずのピーランが何かに警戒したような声をあげながらブリザラの前に素早く立った。


『……ここまで気配を感じなかったとは……』


キングもピーランと同じタイミングでソレに気付いたのかすぐさまブリザラを守る形態へと形を変える。


「ど、どうしたの?」


一人状況が分からないと言った様子のブリザラは足を止め自分の前に出たピーランの後ろ姿を見つめる。


「……ははは、流石ですね、これでも最新の注意を払っていたというのに……」


突如として曲がり角の奥の方から聞こえる声は、どこか芝居がかったようなわざと臭い印象を漂わせる。


「……誰だ!」


気配は感じるものの未だその姿を確認できないピーランは、忍ばせていたナイフを手に持つと曲がり角の奥を凝視する。


「……あらら? 何処かで聞いたことがある声だと思えば、闇帝国ダークキングダムに所属しているピーランさんではありませんか」


今理解したというな言葉であるもののその声には明らかに驚きが感じられず、既にピーランがこの場に居たことを知っているという風にも聞こえる。


「……お前は!」


ゆっくりと曲がり角の奥の方から近づいてくる影。その影の輪郭がはっきりと分かるほどまでその影が接近した時、ピーランは驚きの声と共にその目を見開いた。


「……お久しぶりですね……ピーランさん」


「……笑男スマイリーマン……」


ピーランの口から発せられたその名は自称武具商人と名乗る男、笑男スマイリーマンであった。


「まさか団長の命令によってサイデリーへ向かい依頼をこなしているはずのあなたとこんな場所で出くわすとは驚きですよ」


ピーランの事、そして闇帝国ダークキングダムの事について詳しく知っているような口ぶりの笑男スマイリーマンは、そのまま視線をブリザラに向ける。


「あらら、美しい女性がいると思えば、サイデリー王国の王ブリザラ様ではありませんか」


そう言いながらブリザラに頭を下げる笑男スマイリーマン。やはりその言葉からは既にブリザラの存在に気付いていたにも関わらず今気づいたような嘘くさい印象が漂う。


「……」


 笑男スマイリーマンを一目見た瞬間、ブリザラは背筋が凍る感覚を抱いていた。

 自分を見つめる笑男スマイリーマンからは悪意や敵意は感じない。というよりも笑男スマイリーマンという存在からは何も感じない。いうなればそこにあるのは『無』。人の形をしているが、それが人間なのか、そもそも生物なのかも判断が出来ないブリザラは笑男スマイリーマンという存在に今までにない恐怖と混乱を感じていた。


「……所でピーランさん……なぜあなたがサイデリー王と行動を共にしているのですか? 私が知る限りあなたが団長から命じられた依頼の内容は……サイデリー王の暗殺ではありませんでしたか?」


 さすがの笑男スマイリーマンもブリザラとピーランの今の関係までは知らないのか、一緒に行動を共にしていることに疑問を持つ。


「……」


 闇王国ダークキングダムの団長にかけられた呪いは既に無効になっているが、それでも団長に対しての恐怖心までは無くならないピーランは、笑男スマイリーマンの問に対して言葉を発することが出来なかった。



 笑男スマイリーマンは自称武具商人と言う表の顔の他に、闇王国ダークキングダムの幹部という裏の顔を持っていた。

 闇王国ダークキングダムの幹部という立場上、笑男スマイリーマンが下っ端団員達に指示を出している姿を、ピーランは何度か見かけたことがあった。

 同じ盗賊団の一員ということもあり当然、笑男スマイリーマンと何度か喋ったことがあったピーランであったが、その時に感じた印象は、盗賊団という気性が荒い者達が多い集団の中でそれとは違う異質な雰囲気を持った存在、あまり関わってはいけないというものであった。


「あらら、黙ってしまってどうしましたピーランさん?」


黙りこんだピーランに対してわざとらしく尋ねる笑男スマイリーマン


『危険だ、すぐにこの場から離れるぞ王よ』


 笑男スマイリーマンから発せられる異様な気配。得体が知れず底も知れない存在と認識したキングは、笑男スマイリーマンには聞こえない声ですぐさまこの場から離れることをブリザラに提案する。


「あらら、そんな寂しいことをいわないでくださいよ、伝説の盾、ジョブアイ……ああ、いいやキングさん」


一切光が感じられない笑男スマイリーマンの視線は、所有者の身を守る為、ブリザラの胸の位置に移動した特大盾、自我を持つ伝説の盾キングに向けられる。


『ッ!』


笑男スマイリーマンが向ける視線と言葉とその内容に幾つもの驚きを感じるキング。

 なぜ自分の存在を知っているのか、なぜ聞こえないようにしていた声を聞き取ったのか、驚きは様々であったが、キングが何より一番驚いたのは笑男スマイリーマンが自分の真名を口にしようとしていたことだった。キングの真名を知るのはブリザラと他の自我を持つ武具だけであるはずだからだ。


『……』


 自分の真名をなぜ知っているのか気になるキングだったが、得体の知れない者に対して迂闊な事を口に出来ないと口から出かかった言葉を飲み込んだ。


「あらら、皆さんだんまりするのがお好きなようですね……私は楽しい会話がしたいんですが……」


嘘くさい笑みを浮かべつつも少し困ったような表情を浮かべる笑男スマイリーマン


「まあでも喋りたくないというのならばしょうがありませんね、それでは勝手に私が喋るとしましょう」


そう言うと笑男スマイリーマンはその視線をピーランに向ける。


「ッ!」


突然視線を向けられ体に緊張が走るピーラン。


「ピーランさん、闇帝国ダークキングダムは既に壊滅状態にあるので命を狙われる心配はありませんよ」


「なっ!」


ガイアスの中でも屈指の盗賊団である闇王国ダークキングダムが壊滅したという笑男スマイリーマンの言葉は、当然信じられるものでは無く思わず声を漏らすピーラン。


「……そして次に、今私がここに居るのは、ムハード国を破滅に追い込む為です」


「ッ!」「ッ!」『ッ!』


「そしてそして更に、サイデリーの王の命を狙うよう依頼を出したのはこの国の王では無く私です!」


暴露するのが楽しいのか笑男スマイリーマンはノリノリで次々と衝撃的な言葉を並べていく。短くも衝撃的な内容を暴露した笑男スマイリーマンにブリザラ達の表情は引きつり硬直する。


「ふふふ……どうしてそんな事をという顔を皆さんしていますね……」


ブリザラ達が今いだいているだろう感情見透かしすように笑男スマイリーマンは、口元を吊り上げる。その表情はこの場で笑男スマイリーマンが見せる本当の笑みであった。ただその笑みの理由を理解する者はこの場にはいない。


「……私がなぜそんな事をするのか、その理由聞きたいですか?」


 頷かなかったとしても結局は話すのだろうという真意がはっきりと分かる言い方でブリザラ達に問いかける笑男スマイリーマン


「……それは……魔王を誕生させるためです」


その瞬間、まるで新しい遊びをこれからする子供のような無邪気でいて不気味な笑みを浮かべた笑男スマイリーマンの言葉が気味の悪い程に静まり返ったその場に広がっていくのであった。




ガイアスの世界


笑男スマイリーマンの暗躍


ピーランにブリザラの命を狙わせた事、ムハード国の滅亡を企んでいることをブリザラ達に暴露した笑男スマイリーマン。その目的は魔王を誕生させるためと言い放った。

 しかしブリザラの命を狙うことやムハード国を滅亡させることでなぜ魔王が誕生するのかそれは分かっていない。

 その口ぶりからすると笑男スマイリーマンは他にも様々な事に関与しているようでありまだまだ隠していることは多そうである。


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