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過去で章 7 (スプリング編) 鍛冶師との出会い

 ガイアスの世界


 闘技島バトルアイランドの闘技場周辺


 闘技島バトルアイランドにあるのは闘技場だけでは無い。闘技場を中心として、酒場町、鍛冶師町、宿屋町と三区画に別れている。

 どの町もこの島にやってくる人々のために作られた物であり、金さえあれば、何不自由なく暮らすことも可能であると言われている。

 やはりこの三つの町を取り仕切るのも闘技島バトルアイランドの所有者であるロメロウドである。



 剣と魔法の力渦巻く世界、ガイアス



― 闘技島バトルアイランド 酒場町 ノンべ ―


 

 闘技島バトルアイランドにある闘技場は、夜を迎えるとあのドンチャン騒ぎが嘘のように同じ場所とは思えないほどに静けさがひろがる。

 そのかわり闘技場周辺にある酒場は、その日闘技場で行われた戦いを肴に酒を飲む者達で騒がしくなる。特に今夜は闘技場で行われたビッグカードの賭けに負けた酒場の者達は騒がしいを越えて荒れに荒れていた。

 酒場に居た殆どの者が賭けに負けた者達ばかりで、負けの悔しさを晴らすようにヤケ酒の最中であった。

 そんな何店舗もある酒場の一つ、賭けに負けヤケ酒を煽っている者達の中で騒がしく今日の賭けに大勝した男が騒いでいた。


「がっははは! いや~賭けにかった時の酒はうまいな~」


すでに出来上がりその声がイタズラに周囲に苛立ちと妬みを増幅させるその男を、賭けに負けた男達は睨みつけていた。一人賭けに勝った男を妬み今にも襲いかかる雰囲気を醸し出している男達であったが、誰一人としてその男に喧嘩を吹っ掛けようとする者はいなかった。見ただけで分かるその男の頑強な体躯は苛立ちと妬みを持った男達の足を止めさせるほどであり、何よりも男の席の後に立てかけられたガイアスの世界の男達の平均身長ほどある特大剣が男達を怖気づかせていた。

 だが周囲の男達がこの喧嘩を吹っ掛けられない最大の理由は、自分達が賭けで負けることになった張本人である闘技場最強の男、スプリング=イライヤの姿があったからだ。今や闘技島バトルアイランドにある闘技場で人類と魔物の頂点に立つスプリングに手を出そうとする馬鹿はその酒場にはいなかった。


「騒ぐな……周囲から殺気を感じる」


「いいんだよ、ある意味見せつけているんだからな~お前に賭けなかった奴らに」


 スプリングの隣でドンチャン騒ぎをしている男ガイルズはそんな周囲で自分達を妬ましく思っている男達の殺気に気付いていたが、かまう事無く逆にそれを見せつけるようにドンチャン騒ぎを続けていた。


「所で、岩竜ロックドラゴンを何に使う気なんだよ?」


ガイルズは声を小さくし、周囲に聞き取られないようスプリングの耳元でスプリングが手に入れた岩竜ロックドラゴンの死骸の話を始めた。


「ああ……あれは武器にするんだ」


「武器?」


スプリングは岩竜ロックドラゴンとの戦いで驚異的な強度を誇る岩竜ロックドラゴンの岩に注目していた。岩竜ロックドラゴンの作り出す岩は例外を除けばガイアスの世界で一番の強度を誇る物だと言われている。

 その岩を素材として使えば自分の能力にも耐えうる武器が作れるのではとスプリングは考えていた。


「なるほどな……だけどそんな代物を武器として作り上げる鍛冶師がいるのか? ガイアス一の強度なんだろ?」


ガイアス一の強度を誇るということは、武器として加工することは困難であり、岩竜ロックドラゴンの素材を使った武器や防具はスプリングやガイルズが知っている中では存在していない。ガイルズはそんな代物を使った武器を作れる鍛冶師がいるのかと首を傾げた。


「……そこなんだよな……」


「ん~で、どうするんだ? 岩竜ロックドラゴンを持って鍛冶師を捜して歩きまわるには……ちとデカすぎるぞ?」


今は闘技場の武器庫に保管してある岩竜ロックドラゴンを持ち出してガイアス全土を回るということは現実的に考えて無理があった。


「何かお困りかな闘技場最強の男よ」


騒がしい酒場の中、誰一人としてスプリング達に話しかける者はいなく、ただスプリング達の行動を盗み見しているだけの者達の中から一人の老人がスプリング達に声をかけた。


「ん? どうしたじいちゃん?」


自分達に話しかけてくると思っていなかったガイルズは面白そうだと、自分達に話しかけてきた老人に視線を向ける。


「いやいや聞いているのは儂なんだが……まあいい、見ていたらお主達、何か困っているようだったのでの?」


老人は極々当然という感じでスプリング達の座っているテーブルの空いている席に腰を下ろした。


「……まあ……」


ガイルズはスプリングの顔を見た。スプリングは首を横に振り、話すなとガイルズに合図を送る。


「何やら……鍛冶師を捜しているような話を耳にしたが……?」


「え?」


「はあ……」


どうやら隅から隅まで二人の会話を目の前の老人に盗み聞きされていたようでスプリングとガイルズは困り果てた顔で肩を落とした。


「ホホホ……昔から耳だけはよくての……それで凄腕の鍛冶師だったら儂なんてどうかの?」


「え?」


「はい?」


老人は二人の想像を超えた言葉を口にした。


「な、なんだって? あんた鍛冶師なのか? しかも凄腕の?」


老人には失礼だがどう考えても目の前の老人が凄腕の鍛冶師には見えないと二人は顔を見合いながら同じことを考えていた。よくて村の実用品を作る鍛冶師ぐらいだと。


「ホホホ……儂が村の鍛冶師じゃないかという顔をしておるな」


「げぇ?」


「んっ!」


自分達の頭を覗かれたのかと驚愕する二人。


「一流の鍛冶師は武器や防具を依頼してきた者の本質を見抜くものだ……」


驚愕していた二人が欲している答えを口にする老人は刻まれた皺を深くしながら老人は小さく笑い声を上げた。


「さて……そいでお主の依頼は、岩竜ロックドラゴンの素材を使って武器を作る、だったかな……」


「あ、ああ……」


本当に何もかも聞かれていたのだなと呆れながらスプリングは自分を見つめる老人の言葉に相槌を打った。


「ふん……そんな考えをする奴はこれで二人目だな……」


「二人目?」


岩竜ロックドラゴンの素材を使い武器を作るという考えに至った者が自分の他にもいたのかとスプリングは目の前の老人が続ける話に耳を傾ける。


「ああ、お主と同じように岩竜ロックドラコンを素材にして武器を作った者がおるよ……しかもお主と同じ悩みを抱えておった」


「悩み……?」


老人はスプリングの腰に吊るされた剣に目を落とした。


「……お主の腰にあるロングソード……すでに役目を終えておるな……」


ハッとするスプリングは自分の腰にぶら下がったロングソードを手に取った。

 

「お主の能力に武器がついていけなくなっているのだろう?」


「あっ……」


老人はスプリングが抱えている悩みを言い当てると再びスプリングに視線を戻しにこやかに笑う。


「お主はその者に似ておる……そしてその悩みは剣聖という剣を究めようとする者の試練の一つでもある……」


「えっ? ……剣聖」


自分の宿敵である黒ずくめの男の職業であり、密かに憧れを抱いていた剣聖という言葉にスプリングの心は湧き上がる。


「剣聖とは剣を究めし者、お主にはその素質があるようだ……剣を扱えなくなるというのは皮肉な試練ではあるが、それを乗り越えた先に剣聖としての一歩がある……そしてお主はその試練を乗り越えるために自分の能力についてこられるだけの武器を見つけ出そうとしているということだな……ならば未来の剣聖のために儂も力を貸そうではないか……」


剣聖としての素質、剣聖になるための試練。スプリングの表情は老人のそんな言葉にひとりでに笑みが浮かぶ。


「そうか……素質……試練だったのか……、ふふふ……そうか……剣聖か!」


スプリングの口許が歪み、目元は鋭く空を見つめる。その瞳の先にあるものは黒ずくめの男の姿であった。ようやく黒ずくめの男を倒すことができるかもしれない力を手に入れられる。そう思うとスプリングの表情は黒い笑顔となっていた。


「……力に溺れるなよ……今お主の中に渦巻いているその感情は危ういぞ……スプリング=イライヤ」


 老人はスプリングに聞こえないほどの声でそう呟くと席から腰を上げた。


「さて、それではさっそく岩竜ロックドラゴンの素材を使った武器の作成にかかるとするか……お主達、岩竜ロックドラゴンの素材を頼むぞ」


「ああ、まかせてくれ!」


スプリングは期待を胸に老人の言葉に頷いた。


― 闘技島バトルアイランド中心街、鍛冶師の町、ドルバ ―


 闘技島バトルアイランドはその名の通り、闘技場を中心とした島であり、毎日戦闘職達が己の力や大金を稼ぐために己の命を賭けて戦いに明け暮れている。ガイアス全域がある程度平和である昨今、常に戦いがに日常にある闘技島バトルアイランドでは武器や防具が飛ぶように売れ、それに比例するように質の良い鍛冶師が育っている。

 闘技場からすぐの所にある鍛冶師の町、ドルバでは己に合った武器や防具を手に入れるため、はたまた己の武器や防具を整備、強化するため戦闘職達がご贔屓にしている鍛冶師の下へとその足を向かわせている。

 そんな戦闘職達の中、スプリングとガイルズは酒場で出会った謎の鍛冶師から貰った地図を頼りにドルバを歩いていた。


「な、なんだ?」


「あれって……スプリングだろ?」


やはりここでもスプリングは有名人であり、周囲からの視線を浴びることとなっていた。


「あれって……岩竜ロックドラゴンか?」


だがその視線は、スプリングだけにとどまらず、その後ろを歩いているガイルズにも向けられていた。

 ガイルズは巨体である岩竜ロックドラゴンの尻尾を肩に担ぐとそのまま引きずりながらスプリングについていっていた。


「馬鹿力だと思ってはいたが……まさか岩竜ロックドラゴンを運べるほどだとは思わなかったぞ……お前、やっぱり自分で戦ったほうがよかったんじゃないか?」


目の前の事実を受け入れながらもどこか納得できないスプリングは岩竜ロックドラゴンを引きずり運ぶガイルズに呆れながら話かけた。


「がっははは……そんなことは無いさ……いやあるか? まあいい、それよりここら辺なんだろ、あの鍛冶師の居る鍛冶場は?」


ガイルズは陽気にそう答えると歩みをとめ周囲を見渡す。


「ああ……ここら辺のはずだが」


地図と周辺を交互に見ながら自分達の居る場所を確認するスプリング。やがて二人の視線の先に大きな建物が目に入った。


「ここか……」


見上げるガイルズは立派な門の奥にこれまた立派な屋敷、ドルバの町の中で一番なのではと思わせる豪華な作りの建物を眺めた。


「あ、いや……待て……その横だ……」


スプリングとガイルズは同時に視線をその豪華な屋敷から反らす。するとそこには今にもその豪華な屋敷に押しつぶされそうな小屋があった。


「お、おい……ここか?」


ガイルズの表情が引きつる。スプリングの表情も同じように引きつりながら、地図と目の前の建物を交互に確認する。


「う、うん……そのたようだ……」


スプリングの期待は一瞬にして不安へと変わる。どう考えても一流の鍛冶師が住まう場所では無い。そもそも岩竜ロックドラゴンを中に入れられない時点で駄目ではないかとスプリングは苦笑いを浮かべた。


「おうおう、やっと来たなお主ら」


聞き覚えのあるその声はスプリングの不安を確実なものにした。


「ああ……」


不安を乗り越え絶望一色となったその顔でスプリングは目の前の老人に視線を向けた。


「なんだ? 儂の事がまた信じられなくなったか?」


「くぅ……」


また心を読まれたと顔を引くつかせるスプリング。


「あははは! じいちゃんの鍛冶場ボロイな」


ど直球にガイルズは心に思ったことを二人の目の前にいる老人に伝えた。


「ふふふ……いい味だろ……」


何がいい味だとスプリングは出来る限り顔を崩すことなく心の中でそう思った。当然心の中を読まれないために。


「何がいい味だって顔しているぞ……」


「ヌオオオオッ!」


頭を掻きむしるスプリング。どのようにしても目の前の老人は自分の心を見透かしてくるようでスプリングにはお手上げだった。


「ホホホ……案外お主のような者は読みやすい……その逆でお主の隣にいるお主のほうがいやはや読みにくい……」


それは一瞬、老人の笑顔がすっと消え真顔になりガイルズを見つめた。だがガイルズは顔色一つ変える事無く笑顔を続けていた。


「ふぅ……まあ今その事はどうでもいい。ところでお主達、なぜ岩竜ロックドラゴンを引っ張ってきているのだ?」


「いやいや、あんたが持ってこいって言っていただろ」


岩竜ロックドラゴンの素材を使って武器を作ってもらうという話は昨日したはずで、スプリングとガイルズはそのためにわざわざ闘技場の武器庫に保管していた岩竜ロックドラゴンをここまで引っ張ってきたというのに老人は首を傾げていた。


「儂は岩竜ロックドラゴンの粘液袋を持ってこいと……」


「言ってない!」


「言ってないな」


老人の話を途中て遮るスプリングとガイルズ。


「あれ? 言ってなかったかの?」


とぼける老人に呆れるスプリング。本当にこの老人に任せて大丈夫なのかとさらに不安が大きくなる。


「悪い悪い、そんなに不安がることもないじゃないか、老人のちょっとした茶目っ気だ」


さらっとスプリングが不安になっている事を呼んだ老人はホホホと笑いながらガイルズの後ろで引っ張られてきた岩竜ロックドラゴンに足を向ける。


「くぅ……大体俺達じゃこれをさばいて中から粘液袋を取り出すことは無理だ」


また読まれたとスプリングは歯を食いしばりながら、自分達には粘液袋を取り出す術がないことを伝える。

 例外はあれどガイアス一の強度を誇る岩竜ロックドラゴンが纏っている鎧のような岩を中にある体を傷つけることなく壊すことは今のスプリングやガイルズには無理な話であった。


「まあ、それもそうだな」


老人はスプリングの言葉に納得すると、それじゃと言葉を続けると何処からともなく一振りのナイフを出した。


「エッ?」


「んっ?」


老人のとった行動はあまりにも自然すぎて一瞬スプリングとガイルズはスルーしそうになったが、それはとても不自然な行動であった。

 老人はナイフを取り出したのではなく作り出したのだ。掌から淡い光が発せられたと思うと次の瞬間にはその掌にはナイフが握られていたのだ。


「どうした?」


老人はそれが極々自然であるかのようにスプリングとガイルズの顔を見合う。目を丸くするガイルズ。その横でスプリングは目の前で起こった現象に身に覚えがあることに気付いた。

 それは老人のように淡い光ではなくもっと暗いものではあったが、間違いなく同じ術であると確信したスプリングは岩竜ロックドラゴンの鎧のような岩にナイフの刃を落とす老人を見た。


「じいさん……あんたは……」


スパっという音が聞こえてくるように、抵抗なく老人が持ったナイフの刃が岩竜ロックドラゴンの鎧のような岩に通っていく。

 穴をあけるのも一苦労であった岩竜ロックドラゴンの鎧のような岩にすんなりとナイフの刃を通した老人に驚き声を上げることも出来ない二人。

 だがスプリングの頭の中では老人の正体が確定した。


「……剣聖……なのか?」


己が憧れの職業を口にするスプリング。老人は岩竜ロックドラゴンを解体する手を止めた。


「……ホホホ……昔の話じゃよ」


そう一言口にすると老人は解体を再開した。

 老人の手さばきは一切の無駄が無く洗練されそして早かった。みるみるうちに岩竜ロックドラゴンは解体されその姿は肉の塊と化していく。その凄さに圧倒されスプリングとガイルズは老人の手さばきを惚れ惚れするように見つめていた。

 気付かないうちに岩竜ロックドラゴンを囲むようにして周囲に人だかりが出来ており、老人の手さばきを誰しもが見つめている状態であった。


 「こんなもんかの」


老人が岩竜ロックドラゴンの体内から粘液袋を取り出すと周囲にいた者達の歓声が上がった。


「ホホホ……ちと目立ちすぎたの……」


割れんばかりの歓声に老人は笑みを浮かべる。


「いや~やっぱりヴァンゲルじいさんは凄いな」


「これから武器か防具作るんだろ? 一体どんなものになるのかな」


周囲からは老人の事についてなどがチラホラとスプリングの耳に入ってくる。どうやら目の前の老人はヴァンゲルという名らしく、鍛冶師の町ドルバでは有名な鍛冶師として名が通っているようであった。

 周囲は未だヴァンゲル本人の手際に歓声を上げているが、本人は気にせず手に持った岩竜ロックドラゴンの粘液袋を自分の鍛冶場に運び込もうと立ち上がった。


「それじゃそろそろ作業に入ろう、そこの体の大きい方は解体した岩竜ロックドラゴンを儂の鍛冶場の裏手に運んでくれ」


「えーこれを運ぶのかよ」


ヴァンゲルに解体された岩竜ロックドラゴンを鍛冶場の裏手に運ぶよう指示を受けたガイルズは露骨に嫌そうな表情を浮かべた。


「そしてお主は儂についてきてくれ」


「あ、ああ……」


目の前の鍛冶師であるヴァンゲルに聞きたいことが山ほどあるスプリングはその指示に従いヴァンゲルの鍛冶場へと向かった。

 こうして岩竜ロックドラゴンを使った武器の製作が開始されることとなった。






 ガイアスの世界


 闘技島にある鍛冶師の町 ドルバ


主に闘技場で戦う戦闘職の者達に武器や防具を提供することで利益を得ている町である。だが戦闘職達の武器や防具だけで無く、日常品の包丁や鍋などもつくっており、そちらでも有名であり、ガイアスの主婦達にとっては人気が高い。

 武器や防具の性能も折り紙付きで、ガイアスで一番有名な『日々平穏』の次に有名な武器屋防具屋がある。

 鍛冶師の実力も高くわざわざ武器の整備に闘技島バトルアイランドへやってくる戦闘職の者も多い。

 ドルバでは伝説と言われる鍛冶師が今も現役で活躍している。

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