表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
156/510

時を遡るで章(スプリング編)13 苦悩の日々

ガイアスの世界


 イングニスの傀儡


 イングニスが扱う傀儡は、まるで生きているかのように精巧な作りをしている。主に屋敷の雑務をこなす傀儡ではあるが、主に危機が迫れば戦うことも出来る。

 三体にはそれぞれ名前があり、リョーコ、ヒカル、イズミという名前が付いている。三体とも同じ顔同じ背丈をしている為に主のイングニスでも時折名前を間違える。

 傀儡な為人間のような感情は無く個性も無い。




時を遡るで章(スプリング編)13 苦悩の日々




 青年がまだ子供だった頃、自我を持つ伝説の武器と出会う前……




 凍てつく冬が過ぎ、寒い春が来る。暑さに無縁な夏を越え、冷ややかな秋が訪れ、そして再び凍てつく冬がやってくる。インセントがイングニスの依頼を受けたあの日から時は流れ三度目の冬が訪れた頃。


「ジジイ、今度こそ俺はこの村から出て行く!」


滅びたはずの森人エルフの屋敷であるその場所から青年の不満に満ちた声が響く。

 その声の主は、三年という期間このブルダンで過ごし少年から青年へと成長したスプリングであった。


「また、言ってやがる、そう言うことは俺から一本取とれるようになってから言え」


 少年から青年へと成長を遂げたスプリングの不満の声にそう答えたのは、既に初老を通り過ぎ、本来ならばとっくに現役を退き隠居生活をしていてもおかしくない年齢のインセント。このようなことが度々あるのか、インセントは、また、を強調しながら呆れた表情でスプリングの前に立ちふさがる。


「だ・か・ら! 何度も言っているだろ! 村の外に出たいのはジジイから一本取れるようになる為だって、戦場や魔物討伐で色々と経験したいんだよ!」


特にこの一年、インセントと何度もこの同じやり取りを繰り返してきたスプリングは、またかと不機嫌な表情を浮かべ目の前のインセントを睨みつけながらそばに近寄って行く。しかし睨みつけたスプリングの視線の先にインセントの顔は無い。あるのはインセントの巨大な胸筋。


「俺も何度も言っているよな、強くなりたいなら強い奴に師事を受けろ、これは当たり前のことだ、即ち俺がお前を鍛えれば強くなる、簡単な理屈だろう」


こちらも何度も繰り返しているやり取りだからなのか、インセントは何とも面倒そうな表情でスプリングの言い分に対してもっともらしい理屈を口にする。


「あああッ! だから何度言えば分かる! そもそも俺とジジイじゃ戦い方が違うんだよ! 剣で雪雪崩を切り裂いたり、大群の魔物を剣圧で吹き飛ばしたり俺にはできないんだよ!」


これも既に何度も繰り返されてきたやり取り、スプリングは目の前に立ちはだかる胸筋に苛立ちを更に加速させながらその視線をインセントの顔に向け再度睨みつけた。

 インセントが言う強い奴から師事を受けて強くなるというのは、世の中に師弟という関係が存在する以上、別段おかしな話では無い。

 だが師弟の関係にも当然様々な相性というものがある。インセントとスプリングで例を挙げるならば二人には明白な体格差がというものがあった。インセントはその体格から分かるように丸太のように太い腕から繰り出す圧倒的な力技に優れた剣術を得意としている。方やスプリングは同じ年頃の者達に比べしっかりと筋肉は付いているものの、インセントのような力技をだせるような体格では無く素早い動きで手数の多い攻撃を繰り出す事を得意としていた。

 そう体格の違い、これが師弟としてのインセントとスプリングの相性の悪さに繋がってくる。結果、三年間ブルダンの村でインセントから剣術を学んでスプリングが出した結論は、自分には無い力技では無く、身体の身軽さを生かした戦い方、手数での戦い方を突き詰めるというものであった。

 だがそれを自分が理解しても、インセントは全く理解していないのか、それとも聞きいれないのか、基本訓練と共に出される課題の殆どは力技に繋がるような物ばかりであった。自分に合っていない課題ばかり出され不満に思う気持ち、無意味な時間を過ごすよりも村を出て戦場や魔物討伐で様々な経験を積みたいと思ってしまうスプリングの気持ちは別段おかしくは無い。


「だったら鍛えろ、鍛えて鍛えて、雪崩を切れるようになれ、魔物を剣圧で吹き飛ばせるようになれ」


だがインセントはスプリングの気持ちをを理解しようとしない。いやここまで来ると理解できないというよりも単なる嫌がらせの域に達しているのではないかと思える程にインセントは頑なに力技に固執した課題しか出さないし出来ないのであれば体を鍛えろの一点張りであった。


「なっ! 本当にいい加減にしろよジジイ! あんたのその化物みたいな筋肉は鍛えてどうこうなる代物じゃないんだよ! ただの人間の俺には無理だって何度も言っているだろ!」


この言葉も何度言ったことか、今まで何度も繰り返されてきたやりとりにうんざりした表情を浮かべながら戦い方の違いをインセントに言い聞かせるスプリング。


「……ただの人間……ふん、それはお前の鍛え方が悪いからだ!」


「その鍛え方を教えてるのはあんただろうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……はぁぁぁぁぁぁ……」


全くインセントと噛み合わず平行線でしかない会話。毎回同じ答えに行きつくインセントの言葉に苛立ちを通り越しスプリングは頭を抱えながら深いため息を吐いた。


「なんだ、何か間違ったことでも言ったか?」


諦めたように深いため息をつくスプリングの姿に疑問を抱きながらそう尋ねるインセント。


「もういい……今回は何と言われても本気だ、絶対に俺はこの村を出て行く」


しかし諦めたのはインセントとの意思の疎通をとることで、ブルダンを出て行くという意思は変わらずスプリングの表情に諦めは無い。


「あ、おいっ!」


確固たる強い意思を持った表情のまま自分の前から去ろうとするスプリングを呼び止めるインセント。だがスプリングはインセントの言葉を無視して屋敷の二階へその足を進めていく。


「……流石に潮時か……」


二階へと上がり部屋へと入って行くスプリングの背中を少し困った表情で見送るインセント。


「相変わらず芝居が下手ですね、剣士殿……」


「まあ、あんたがそう呼ぶように俺は役者では無く剣士だからな……」


背後からの声にそう答えたインセントはゆっくりと振り返る。そこに立っていたのはスプリングとインセントが三年間寝泊りをしているブルダンの村長の屋敷の所有者、森人エルフイングニスであった。


「あれから一度も記憶が蘇る兆候はみられませんね」


「ああ、大声で自分はただの人間だって今叫んでただろ」


スプリングの耳に届かない程の小声で話す二人。

 その内容はスプリングの記憶についてだった。スプリングとインセントがこの村ブルダンにやってきた時、スプリングは自分の出生の秘密を知った。自分が人間では無く混血森人ハーフエルフと人間の間に生まれた小半森人クォーターエルフだったということをスプリングは知ったのだ。だがその記憶はイングニスによって封じられることになった。それは自分が森人エルフの血を引く事を知ったスプリングが魔法に興味を抱かないようにする為、興味を抱き、自分の中に秘められた原初魔法オリジンマジックが発動しないようにする為であった。


「多少魔法に対しての苦手意識は刷り込みましたが、もしあの子が魔法に興味を抱いたり、何か記憶が蘇りそうな兆候を示したら私に言ってください」


「ああ、分かってるよ」


用心深く何度も同じことを言って来るイングニスのその言葉に飽きたというような表情を浮かべながら返事をするインセント。


「……それにしても、どうして下手な芝居を続けるのですか?」


既に習慣とも言える忠告をインセントに話終えたイングニスは、この三年間でインセントに抱いた違和感を疑問として尋ねた。


「……あなたなは『剣聖』……あの子が望む戦い方も当然教えることができるでしょう?」


 『剣聖』はあらゆる剣術、剣を扱う戦闘職の頂点に立つ存在。そんな『剣聖』であるインセントは当然、剣を扱うあらゆる戦い方に精通している。スプリングが望む戦い方も当然教えることは出来るはずだった。だがそれにも関わらずこの三年間、弟子であるスプリングに対してインセントが教えてきた事は基本の剣術と力技のみ。スプリングの戦い方が力を利用したものでは無く素早さを重視したものだと本人や周囲の者が気付いても尚、下手な芝居を続けてまでその方針を変えなかった事が前からイングニスは気になっていたのだ。


「そんなに下手な芝居だったか?」


下手な芝居と言われ、僅かに傷ついた表情のインセントはそんなに下手かとイングニスに尋ねた。


「ああ……こちらが恥ずかしくなる程に……というのは冗談だが、あの子もあなたが『剣聖』だということは薄々気付いているはず、『剣聖』があらゆる剣術、剣を扱った戦い方が出来ることは知っているはずだ、それなのにあなたが力技しか教えないことにあの子は疑念を抱いているのは間違いない」


多少からかいつつも、『剣聖』であるインセントにスプリングが疑念を抱いていると告げるイングニス。


「やっぱりそう思う? ……なんか最近更に当たりが強くなってるような気がしたんだよな……やっぱり難しい年頃、反抗期なのかねぇ……」


自分に対しての当たりが強かったのは前からの話ではあるが、その当たりが最近更に強くなったように感じていた事をふざけた口調で吐露するインセント。


「ごまかさないでください、なぜあの子にとって酷いことを?」


傍から見れば単なる嫌がらせにしか見えない。曲りなりにもスプリングの祖母であるイングニスは、僅かに強い口調でインセントに抗議した。


「酷い事? ……別に虐めてた訳じゃない、あれは俺なりの戦う者としての小僧への訓練みたいなものだ……」


「訓練?」


インセントの真意が分からないイングニスは首を傾げた。


「あんたの言う通り、戦い方を教えることは簡単だ、きっと俺が事細かく教えれば小僧はすぐにでも俺が教えた事を吸収して強くなるだろう……」


「それなら……」


「でもそれじゃ駄目なんだよ……」


「駄目?」


なぜ駄目なのか理解が出来ないイングニス。


「戦いってのいうのは、その場その場で毎回状況が異なる……当然、魔法使いの頂点に君臨していたあんたなら俺が言っていることは理解ができるだろう?」


インセントにそう聞かれ魔法使いの間では知らない者は居ないと言われ伝説譚や人類史にその名を残しているイングニスは頷いた。

 

「目まぐるしく変わる状況の中で瞬時に思考し最適解を導き出す、これはある意味戦いの中で一番重要な事だと俺は思っている……だが、こればかりは経験で培われるもので教えられることじゃない……」


「だから……下手な芝居をしてまで常にあの子に自分で考えさせ経験を積ませ答えを見つけさせていた……という所ですか?」


スプリングが望む戦い方を教え無かった理由をインセントよりも先に口にするイングニス。


「まだ言うか……」


芝居の事を言われ傷口に塩を塗られたように表情が引きつるインセント。


「……ご明察、正解だ、流石激動の時代を最前線で生きてきた最初の魔法使い、理解が早い」


自分が何を言いたいのか瞬時に理解し言葉にしたイングニスのその答えにインセントは満足そうな笑みを浮かべる。


「……この数十年、俺は『剣聖』としてあらゆるものと戦ってきた、そんなある日、突然気付いちまったんだよ……何も考えずに戦っているなって……」


「……自分を脅かす存在がいないから……か……」


先程と同じようにインセントの思考を先読みしたように本人よりも先にその答えを口にするイングニス。


「ああ……」


正解だと言うようにイングニスの言葉に頷くインセント。普通戦う中で思考を止める者はいない。どうやって相手を倒すか、どの攻撃が一番相手に利くか、様々な思考が頭の中で渦巻いているものだ。例外があるとすれば、戦いに溺れた狂戦士バーサーカー。だが『剣聖』であるインセントに狂戦士バーサーカーの素養は無い。それでも尚、理由があるとすればそれはインセント自身が戦う相手に対して何も感じていないということだけである。


「いつの頃からか、俺は戦う相手に何の期待もしなくなっていた、それは相手の動きが俺の想像を超えないからだ……人によってはこれは凄いことだと言うが、俺にとっては無意味以外のなにものでも無い」


強者の悩みとでもいうのだうか。数多くの戦いを経験してきた者の中には、相手がどんな動きでこちらに攻撃してくるのか、戦う前から想像できてしまうことがあるという。それは今までの経験則が脊髄反射となって考えていなくても的確な行動を勝手に行ってしまうということだ。インセントはその境地に達したということになるのだろう。それ故にインセントはこの十数年、己が戦う意味を見失っていた。


「……あんたが現役で戦っていた時代は強い奴がうじゃうじゃいて世界自体が混乱していた、魔物も異常な成長を遂げて強かったと聞く、それに比べて俺が『剣聖』としてやってきたこの十数年は世界的にも安定して異常な成長を遂げた魔物の数も少なく、強い奴も殆どいなかった……良くも悪くも平和だった……」


 現在のガイアスは世界的に見ても安定しており、異常な成長を遂げる魔物の姿もイングニスの時代に比べると少ない。人類種同士による戦争と呼ばれる争いはあるものの、世界全土を巻き込む規模にまで広がった人類種と魔族の争いの時代を生きたイングニスの時代に比べれば比較的平和と言えた。


「……それに人類種を脅かす魔族もいない、それ何処か人類と仲良くしようとする魔族もいる世の中だ、俺の力を振う場所は無い」


かつて人類種の宿敵とされていた魔族の中には、今や手を取りあい隣人になった魔族もいる。平和になった時代、強力過ぎる力を持った自分がその力を振う場所が無いと口にするインセント。


「当時俺と同等、もしくはそれ以上の力を持った奴らは僅かにいた……だがそいつらは既に死んでいたり、戦いから身を引き新たな人生を始めていたりしていた……だから俺は自分の力を思う存分振うことが出来る相手を探しこの十数年年、世界を巡った」


剣聖と呼ばれるようになった当初、当然インセントよりも強力な力を持った者達はいた。しかし皆様々な事情によってインセントはその者達と戦うことは叶わなかったのだ。


「居ないなら探せばいい、そう思った俺は人間でも魔族でも魔物でもいい、俺が知らない強い存在を探す為に世界を巡ったんだ」


ヒトクイ統一後、インセントがヒトクイに残らず旅に出た理由はそこにあった。強い相手を追い求め、世界を駆け巡ったのである。


「だが……俺より強い奴はいなかった、虚無感を抱きながら戦っている内に俺は自分が戦いの中で考えることをしなくなったことに気付いたんだ……もう末期だと思った……俺を越える強い存在はいない、自分は平和なこの世界から切り離されている、自分の存在価値は無い……そう思った……」


旅の中で自分よりも強い存在を探しだすことは叶わず、虚無感を抱きながら戦い続けた日々、その中で自分が何も考えずに戦っていることに気付いたインセントは、世界から切り離されている感覚と自分の存在価値を見失ったことを吐露する。


「……そんな時だった……今考えれば虫の知らせだったのかもしれない、俺はあんたの娘、バラライカに無性に会いたくなったんだ……だからバラライカに会いにヒトクイへ向かった……そしたらあんな事になっていた」


旅に出て以来、一度も戻ることが無かったヒトクイ。そこへインセントが足を運んだ理由、それは同じ戦場を駆けた仲間、バラライカの顔が無性に見たくなったからだった。バラライカに会えばもしかしたら自分が抱く虚無感をどうにかするヒントを貰えるのではないかとインセントは思っていたが、からかわれる材料は与えたくないとイングニスにその思いがあったことは口にしなかった。


「そして俺は出会った……小僧に……俺を越える可能性を持った存在に……」


「まさか剣士殿……あなたはあの子と……」


そう口にしたインセントの言葉と表情に困惑するイングニス。インセントの表情はまるで玩具を手に入れた子供のように無垢な笑みを浮かべていたからだ。何の下心も無く、ただ純粋にスプリングと戦いたいという思いが読み取ることが出来る。


「……そうだ俺は成長を遂げた小僧と戦いたい……俺は小僧を育てる為に、俺は小僧と戦う為にこの『剣聖』の力を手に入れたんだと確信した……」


インセントは初めてスプリングを見た時から確信していた。スプリングには自分を越える素質があると。その為に自分は『剣聖』になったのだと思ってしまう程に。

 平和な世の中において強大な力は不自然でしかない。だから誰もがその強大な力が存在する理由を意味付けたがる。そしてインセントも例外なく自分が持つその強大な力に意味を付けたかったのだ。そしてインセントはスプリングという存在に自分の力の意味を見出したのだ。


「……ッ!」


インセントのその様子に警戒を強めるイングニスは魔法を放つ構えをとった。


「……安心しろ、今の状況が見えてない程、俺も馬鹿じゃない……小僧が内に宿す原初魔法オリジンマジックを巡って世界を揺るがすようなことが起ろうとしている……」


インセントの言葉に警戒しながらも頷くイングニス。


「俺もそんな状況で小僧と戦いたいとは思っていない」


そう口にするインセントの表情は普段のものと変わらない。


「信じて……いいんですね……」


疑い深く念を押すようにインセントに対してそう言葉をかけるイングニス。


「ああ……それは神……いや……『剣聖』としての誇りに誓う」


インセントは神を信じない。神という存在がいるのならば自分がここまで苦悩することは無いと思っているからだ。だから自分の言葉を他人に信じてもらう時、インセントは自分を苦しめそして誇りでもある『剣聖』の言葉を使うようにしていた。


「……分かりました……」


インセントのその誓の言葉に少し間を置いてイングニスは頷いた。イングニスもまたインセントと同様に神の存在を信じてはいなかった。だからこそ神を引き合いに出さなかったインセントのその言葉に嘘偽りは無いと信じられたからであった。

 だがこの日、まさに二人が信じない神の悪戯とでも言うように、スプリングはブルダンの村から忽然と姿を消すのであった。


ガイアスの世界


 『剣聖』としてのインセント


 ヒトクイ統一戦争後、『剣聖』になったインセントは、ヒトクイから出て行くとガイアス各地で人助けのようなことをしていたようだ。その為ガイアス各地に『剣聖』インセントの逸話が残っていたりする。

 主に魔物や盗賊から村や町を守ったという内容が多く、勇者や英雄とインセントのことを呼ぶ者も多い。ただ本人曰く、ただの憂さ晴らしや自分の腕を磨く為と勇者や英雄と呼ばれることを否定している。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ