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夢幻戦隊ヨーカイジャー  作者: 天道暁


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32/32

episode:32 究極夢幻合体

この作品は天道暁によるオリジナルのスーパー戦隊作品です。現在放送されているスーパー戦隊シリーズを制作・放送している各団体とは一切関係ありません。


オープニングテーマ「your kind!」

https://ncode.syosetu.com/n7284ka/1/

妖怪の里・ヨーカイジャー秘密基地。

その周りにヨーカイジャーのパートナー妖怪6体が集まっていた。


ネコマタンは秘密基地の周囲を何周も歩き回っている。


〔ネコマタン、気持ちはわかるけど落ち着こうぜ。きっと千影を助ける方法は見つかるし、そしたら結月も元気になるって!〕


〔ニャニャニャ…〕


ネコマタンの2本のしっぽが体の下まで丸くなる。


〔ネコマタンはわかりやすいからまだよいのじゃが…〕


メガガッパーの視線の先には、仲間達から離れて空を見上げるキュービルンがいた。



「夢幻戦隊ヨーカイジャー」


episode:32 「究極夢幻合体」



ヨーカイジャー秘密基地・中央司令室。


ヨーカイジャー男性メンバー4人は暫く何も話さずに座っていたが、拓実が4人分のコーヒーを淹れると、智和がそれを一口飲んで話し始めた。


「千影がここに来て言ったんだ。結月のこと好きだって。6人の心が一つにならないとできない究極夢幻合体ができないのは、それを隠してるせいかもしれないって。それで俺、ヨーカイジャーでは特にそういうの禁止してないから、後悔しないようにしろって言って……それがこんなことになるなんて……」


「お主の判断は間違ってはおらぬ。例えそれが究極夢幻合体ができない原因でなかったとしても、わだかまりを抱えたまま戦い続けれておれば、今回戦った悪魔のような技を使う敵が現れたなら、同じようなことが起きないという保証はござらん」


「あの水晶には『仲間が俺の力だ』なんて偉そうなこと言ったけど、俺が軽はずみなこと言ったせいで仲間を危険な目に…」


武士が智和の胸ぐらを掴む。


「お主がそうやって自分を責めれば、千影を助け出せるのか!? 結月が立ち直れるのか!? デビルギーは負の感情から生まれるエネルギー。 前に千影が言っておっただろう。結月が泣こうが怒ろうが、それは負の感情ではないからデビルギーは出なかったのだと。その結月がデビルギーを出してしまったのだ。お主一人でどうにかできる事態ではない。何でも自己責任で解決できるほど、世の中は甘くないのだ。これ以上自分を責めれば、お主までデビルギーを生み出してしまうぞ。周りを見ろ、拙者達が、お主の力でござる」


智和は仲間達の視線に気付き、姿勢を崩して座り直す。


武士が手を放してコーヒーを手に取った時、ずっと黙っていた拓実がぽつりと話し始めた。


「実は俺、薄々そうじゃないかと思ってたんだ。結月も千影のこと大好きだけど、千影から結月へのそういうのは、結月から千影へのそういうのと比べて、深い、っていうか、言い方変かもしれないけど、重い、っていうか…」


精神年齢10歳の妖怪である勝が腕組みして首を傾げる。


「え……? でも女同士なんだろ?」


「人間には時々、そういうことがあるんだよ。妖怪には無いのか?」


「うーん…………わかんねぇ」


「よし…!」


智和が立ち上がる。


「奴は時空の裂け目を作り出して千影を異次元世界に連れていった。そこへ行く方法を探そう」


仲間達は強く頷いて動き出す。



その頃、結月はヨーカイジャー秘密基地の仮眠室で白い天井を見つめていた。


サプライズバースデープレゼントを悪魔に焼かれてしまったけど似顔絵を渡したら泣いて喜んでくれたこと、一緒に食べたクレープ、一緒にライジュウに乗って走った妖怪の里の海岸線、親戚のお兄ちゃんと下見したオープンカフェが良かったから行こうと言ったらすごく喜んでくれて可愛かったこと…


千影との色々なことが結月の脳内に存在するYuduTubeでリピート再生される。


楽しかった遊園地、その最後の観覧車、そして水晶に閉じ込められて…


楽しい時も、辛い時も、どんな瞬間も変わらないことを一つ見つけた。


「千影ちゃん、綺麗…」



再びヨーカイジャー秘密基地中央司令室。


「わかったぞ!」


パソコンにかじりついていた智和が叫ぶ。


「千影を助けに行く方法!」


資料や食事を運ぶ手伝いをしていた仲間達が智和の周りに集まる。


「ベルフェゴールが時空の裂け目を作り出したあのポイントは、世界にいくつかある時空の安定性が他より僅かに低い箇所。多分奴には、そういうポイントを見つけ出す能力があるんだろう。で、そこにある種の刺激を与えれば…」


「千影が連れてかれた所に行けるのか!?」


「そういうことだ」


「して、そのある種の刺激とはどのように?」


「ムゲンビルダーフューチャーだ。時間を戻す力を持つゲキリンダーと、未来から召喚されてくるアミキリが合体すれば、そのある種の刺激を与えることができるようになるはず」


「でかした! さす智!」


「それ『さすが智和』の略か? 『さす拓』な語彙力だ。さて、助けに行く方法はわかったが…」


皆の脳裏に仮眠室で眠っている結月の顔が浮かんだその時、自動ドアが開き、結月が駆け込んできた。


「結月!」


「大丈夫なのか?」


「うん! 千影ちゃん助けに行こう!」


結月の真っ直ぐな視線に目の奥を貫かれ、智和は息を飲み込む。


「大丈夫なのか?っていうのは、今動けるのか?って意味だけじゃないんだが…」


「わかってる。大丈夫」


結月の真っ直ぐな視線は揺るがない。


「よし……いくぞ!」


「オウ!」


ヨーカイジャー達が秘密基地を出ると、また歩き回っていたネコマタンが駆け寄ってきて結月に顔を近付ける。


〔ニャニャニャーン!〕


「ネコマタン! 心配かけてごめんね!」


結月は背伸びしてネコマタンの顔を撫でる。


「あたしはもう大丈夫だから、一緒に千影ちゃん助けに行こう」


〔ニャニャン!〕


離れて空を見上げていたキュービルンも駆け寄ってきて、妖力で文字を生成する。


〔たすけにいく ほうほうが わかったの?〕


「ああ。まずはゲキリンダー呼びに…って召喚したほうが早いか」


拓実と智和が変身、ゲキリンダーとアミキリを召喚して作戦を説明する。


〔なるほど、俺とアミキリの力を合わせれば時空の裂け目を作り出せるというわけか〕


〔ピポポピパポピ!〕


「いつでもどこでも、ってわけじゃないがな」


〔人間の発想力には目を見張るものがある〕


〔ピポパポパピピ!〕


〔キュービルン、一緒に千影を助けに行こう。一緒に。その後も一緒に。ずっと一緒に。つまり結婚!!〕


〔ココン…〕


〔ありがとう? え? え? ゑ? それはつまり、結婚を承諾…〕


〔コン!〕


〔なんだ違うのか…〕


長い首を垂らすゲキリンダーの横で、結月がキュービルンに手招きする。

キュービルンは結月に顔を近付け、結月は背伸びしてキュービルンの耳に囁く。


「いつも通りでいてくれてありがとう、って意味だよね?」


〔ちがう〕


「だよねー、違うよねー!」


〔ちがう〕



他のメンバーも変身。

合体に参加する妖怪達が目からビームを出してヨーカイジャー達をコクピットに転送。


キュービルンのコクピットにはシルバーが乗り、ネコマタンのコクピットには異次元世界で召喚できない可能性を考えてコロボックルが同乗。


「ヨーカイジャータイフーンが必要になったらよろしくね!」


「ちゅぴぴー!」


翼を広げてやる気をアピールしたコロボックルを、ピンクは暫し顔をうずめて抱きしめ、そっと膝の上に座らせる。


「ちゅぴ……?」


「いくぜ、夢幻合体!」


レッドがムゲンブレスに合体ユナイトカードを入れると、巨大妖怪達が変形を開始。


ゲキリンダーが胴体上半身、アミキリが下半身、ネコマタンが左腕、カマイタチが右腕、キュービルンが2つに分離して胸と背中のプロテクターとなり、レッド以外のメンバーとコロボックルもゲキリンダーのコクピットに転送される。


「完成、合体巨人・ムゲンビルダーフューチャー!!」


5人でその名を叫び、ムゲンビルダーフューチャーは高く足を上げ歌舞伎の見得を切るポールを決める。


「長老、行ってきます!」


〔うむ、気をつけるのじゃぞ!〕


〔絶対千影連れて帰ってこいよー!!〕


〔モォ~!!〕


待機する巨大妖怪達に手を振り手を振られ、ムゲンビルダーフューチャーはヨーカイジャーがベルフェゴールと戦った場所へと飛び立った。



ステルスモードで飛んで到着、ムゲンビルダーフューチャーはグリーンが指示したポイントを見上げる。


〔あそこか〕


「あそこを、クロノジャベリンにゲキリンダーとアミキリの妖力を込めて突けば時空の裂け目ができるはずだ」


〔よし…〕


異次元空間からクロノジャベリンを取り出し、左腕のネコマタンがくわえる形で装備。


〔今まで意識せずにやっていたが、考えてみればこれも異次元空間に干渉していたんだな…〕


「元々ゲキリンダーには才能があったのかもな」


〔それで仲間を救えるなら光栄の極み! いくぞアミキリ!!〕


〔ピポポパポピピパピピピ!!〕


クロノジャベリンに金色と紫の妖力が集中して激しい光を放つ。


「いっけええええええ!!!!!」


5人の叫びと共に飛び上がって空を突き刺す、と、グリーンの読み通りベルフェゴールが作り出したものに似た時空の裂け目が現れた。


「今だ!!」


ムゲンビルダーフューチャーがそこへ飛び込み、程なくして時空の裂け目は消え空はいつもの姿に戻った。



突入した異次元世界。

薄暗い荒野に、水晶に閉じ込められた人間達がオブジェの如く並べられている。


〔これさえ無ければ俺が千影を拐った悪魔を叩き潰してやるところだが〕


「捕まった人間が沢山いる所で合体巨人が暴れるわけにはいかないからな」


「人間サイズの敵と戦うならこっちも同じサイズじゃないと難しいって、ベルゼブルのお陰で痛痒いほどわかったし。ってかここ、呼吸とかできるのか?」


キュービルンの生成文字がコクピット内に現れる。


〔ここの くうきは ちきゅうと かわり なさそう にんげんの どくに なりそうな ぶっしつの においも しない〕


「なら降りて戦えそうだ。俺と拓実、武士、勝でベルフェゴールを探して戦う。4人で倒せる可能性は高くないが、奴の目を引き付けることはできる。その間に結月は千影が閉じ込められてる水晶を探してくれ」


「もう見つけた」


「そうか……。ならそこへ行って、なんとか千影を水晶から助け出す方法を見つけるんだ」


「うん!」


ヨーカイジャーはコロボックルをコクピットに残し、目からビームによって異次元世界の大地へ。

男性メンバー4人とピンク、二手に別れて走り出す。



水晶が並ぶ地帯を抜けると、妖しく光る氷柱のような物に囲まれ胡座をかくベルフェゴールが見えた。

左腰にはスモモのような物体が元のように付いている。


「ほう、こんな所まで死にに来たかヨーカイジャー。ピンクの奴はどうした?」


「インフルエンザで休みだ!」


「そうか。ピンクだけイエローを封じ込めた水晶を探しに行っているのだろうが、まあそういうことにしておこう。私の水晶を、中の人間を殺さずに破壊することは不可能。無駄なことをしに行っている奴は病欠と変わらん」


「無駄なことかどうかわかる前に、お前をブッ倒す!」


レッドがムゲンシューターを構えるが、右手で突風を起こされ足元がふらつき狙いが定まらない。


グリーンがユキオトコの能力スキルカードを発動して冷気を放出するが、左手で火炎を放出され冷気が相殺されてベルフェゴールまで届かない。


がら空きになったボディにシルバーがブルブラスターで砲撃。

これは多少効果があったようで、ベルフェゴールは微かに嗚咽を漏らす。


そこへブルーがカシャの能力スキルカードにより炎を纏わせたブライブレードで斬りかかる。


が、ベルフェゴールは突風と火炎を止め、素早く構えを変えて地面から木々を生やす。


ブルーは足元から飛び出してくる木に反応して真横に跳んでかわすが、次の瞬間、眼前まで接近していたベルフェゴールのトラのような爪による切り裂き攻撃の衝撃に吹っ飛び、走ってきたレッドに支えられる。


「やっぱつえぇ…」


「だが、持ち堪えねば…」


「ああ、結月が千影を連れてくるまで!」


体勢を立て直し、レッドはフェザーガントレットを装備。

4人のヨーカイジャーは武器を構え、余裕を見せるも隙は見えない、猛然と立ちはだかるベルフェゴールに向かって走り出す。



その頃、ピンクは千影が閉じ込められている水晶の元にたどり着いていた。


水晶を透る淡い光に浮かぶ千影は悲しいほどに美しい。

ピンクは水晶にそっと手を触れて語りかける。


「千影ちゃん、千影ちゃんが頑張って本当の気持ち、伝えてくれたから、あたしも頑張って本当の気持ち、伝えるね。……怒ったのは、千影ちゃんがなんにも悪いことしてないのに謝るから。泣いたのは、千影ちゃんがあたしのことそんな風に思ってくれてたなんて想像もしてなかったからびっくりしたのと、そんなこと全然気付かなかったから無神経に大大大大大親友とか言っちゃったのが申し訳なかったのと、好きって言ってくれたときの千影ちゃんが、今まで見た中でいっちばん綺麗だったのとで、頭の中ぐっちゃぐちゃになっちゃったから」


水晶に触れた小さな手が微かに震える。


「千影ちゃんはあたしにとって、綺麗で、強くて、優しくて、憧れのお姉さんで、一緒に戦う仲間で、理想の女の子。それは今も、これからも変わらないけど、今までよりもっともーっと、千影ちゃんのこと大好きになったから、だから…………」


息を吸い、震える呼吸を整え、水晶の中の千影に真っ直ぐに叫ぶ。


「千影ちゃん、あたしと、付き合ってください!!」


その瞬間、水晶は砕け散り、変身を解除した結月は解放され倒れ込んできた千影を受け止め、キラキラ輝くカケラの中で抱き締め合う。


「結月! ごめんね! ごめんね!」


「いいよ! 謝ってもいいし、謝らなくてもいいよ!」


「結月、大好き!」


「あたしも、大好き!」


「大好き!」


「大好き!」



その頃、武器を構えて走り出した男性メンバー達はベルフェゴールの突風に阻まれ、続け様に繰り出された木々を生やす攻撃をかわしきれず吹っ飛ばされる。


そして林のようになった空間にベルフェゴールが火を放ち、燃え広がった炎と煙に視界が遮られ、ヨーカイジャー達の苦痛の声が異次元世界に響き渡る。


更にベルフェゴールは地面を山のように隆起させ、炭と化した木々と共にヨーカイジャー達を打ち上げる。


落下したヨーカイジャー達は地面に叩きつけられ、悠々と歩いてきたベルフェゴールに、反撃することも逃げることもせず横たわっている。


「どうした? 悪魔の英雄達を殺した人間の英雄とはこんなものか?」


割れたマスクから力を失った目を覗かせるレッドをベルフェゴールが踏みつける。


「ハッハッハッハッハ、ハーッハッハッハッハー!!」


レッドは抵抗もせず、高笑いしながらの踏みつけを受け続ける。



……以上、炎と煙で視界を遮られた以降の光景は、ベルフェゴールがイエローの「必殺妖技・九尾幻燈演舞」によって見せられている幻覚である。


幻覚と入れ替わり炎から脱出していた男性メンバー達はピンクとイエローと合流。


「助けてきた、あたしのお姫様!」


「助けられてきた、私のお姫様に!」


「うよっしゃあ! ヨーカイジャー全員集合! ……でも、あいつを倒すにはどうしたらいいんだ…」


「大丈夫、あいつが幻覚を見てる間に考える、智和が!」


「千影の丸投げ、恒例にしようとしてる感が腹立つと同時に安心感。もちろん考えてあるが」


「どうする?」


「あいつを倒すには、俺達の3つの必殺技を合わせるしかない。ムゲンバズーカ、ヨーカイジャータイフーン、そして勝のブルブラスターに炎と雷の属性を与えて撃つあの技」


「重機野郎をブッ飛ばしたあれか!!」


「そう、その3つの必殺技を合わせれば或いは…。千影、あの幻覚、どれぐらい出してられそうだ?」


「うーん、ヨーカイジャータイフーンのために集中切れちゃったら、何秒かしたら消えちゃうかも」


「よし…」


グリーンが作戦を伝え、3つの必殺技を同時に繰り出すためのカードを貸し合う。


ベルフェゴールはまだ意気揚々とレッドの幻覚を踏み続けている。


「いくぞ!」


「オウ!」


グリーンの号令で散り散りに走り出し、ピンクがムゲンブレスに必殺フィニッシュカードを入れる。


するとムゲンビルダーフューチャーのコクピットから召喚されたコロボックルが愛らしい雄叫びと共に「yokaiger」というロゴが入った白いボールに変身し、高く掲げられたピンクの手に収まる。


「いくわよっ、ヨーカイジャータイフーン!!」


ピンクが妖力を注ぎ込むと、ボールは爽やかで愛らしいピンクに染まる。


「勝くん!」


投げられたボールをシルバーが受け取り、妖力を注ぎ込むと、ボールは力強く輝く銀色に染まる。


「千影!」


投げられたボールをイエローが受け取り、妖力を注ぎ込むと、ボールは妖しく魅惑的な黄色に染まる。


「武士!」


いつも以上に気合いの入った弾道から受け取ったボールにブルーが妖力を注ぎ込むと、ボールは鋭く吹き抜ける風のような青に染まる。


「智和!」


真っ直ぐに飛んできたボールをグリーンが受け取り、妖力を注ぎ込むと、ボールは知性の奥に秘められた情熱を思わせる緑に染まる。


「拓実!」


受け止めやすい位置に飛んできたボールをレッドが受け取り、妖力を注ぎ込むと、ボールは勇気と正義を象徴する赤に染まる。


「今日はお前らが決めろー!!」


自然に近くに立っていたピンクとイエローが一緒にボールを受け取ると、ボールはピンクとイエローの2色に染まり、ネコマタンの耳とキュービルンの9本のしっぽを思わせる装飾が現れる。


「千影ちゃん、これ…」


「うん!」


レッドがムゲンブレスに必殺フィニッシュカードを入れると、初期メンバー5人の個人武器とレッドのムゲンシューターが合体した必殺砲・ムゲンバズーカが完成。


それをレッドが持って幻覚に違和感を覚え始めたらしい様子のベルフェゴールに向け、グリーンとブルーが肩を支える。


シルバーがムゲンライザーに必殺フィニッシュカードとカシャとライジュウの能力スキルカードを同時に入れ、腰のムゲンドライバーにセット。


「いくぜ!」


レッドとシルバーが引き金を引き、ピンクとイエローがジャンプして1つのボールを二人で投げる。


「うおおおりゃあああああああああ!!!!!」


ムゲンバズーカから5色の光を纏った光弾を発射。


「必殺妖技 猛牛大砲ブルブラスター炎雷発射エレメンタルシュート!!!!!」


ブルブラスターから炎と雷の妖力を纏った銀色に輝く大きな光弾を発射。


「必殺妖技・猫狐にゃんこん遊園球アミューズメント!!!」


二人で投げたボールが2つの光球に続いてベルフェゴールに向かう。


「んっ!?」


突然消えた幻覚に一瞬戸惑ったベルフェゴール。

気付いた時には2つの光球が間近に迫っていた。


避けきれないと判断し、両手から突風と火炎を同時に放出して光弾の勢いを殺さんとする。


続いて飛んできたボールを警戒するが、ボールは突然消滅、代わりに背後に巨大な、ピンクと黄色の光でできたネコマタンとキュービルン型のゴンドラが回る観覧車が現れ、高速回転してベルフェゴールの頭に連続でゴンドラをぶつける。


「うわああああああ!!!!!」


ゴンドラでダメージを受けた、気がしただけで観覧車は幻覚。

真横から飛んできた本物のボールが地面やベルフェゴールの脳天でバウンドしながら連続でダメージを与える。


「ふざけた技を…」


ふざけた技によるダメージで弱まった突風と火炎を2つの光弾が押し切りベルフェゴールを直撃。


「まさか……こんな……ことは……水に……流し…」


爆散。


「うよっっっしゃあああああああああああ!!!!!!!!!」


ボールは再びピンクの手に収まってコロボックルの姿に戻り、ムゲンビルダーフューチャーのコクピットに転送される。



「やったね!」


「うん!」


ピンクとイエローは手を取り合い、見つめ合う。

直後に激しく地面が揺れ、景色は異次元空間に突入する前の街に戻る。


水晶に閉じ込められていた人々も解放され、状況が飲み込めずそれぞれに辺りを見渡している。


ステルスモードになったので人々には見えないが、ムゲンビルダーフューチャーもそこにいる。


「あいつを倒したことで、水晶も異次元世界も無くなったか…」



駆け付けた妖怪治安維持部隊により避難誘導が行われ、妖怪情報統括部による記憶操作も同時に行われる。


ベルゼブルが羽音を立てて飛来し、空からベルフェゴールの残骸を見下ろす。


「マイメンへのレクイエム、だけど新しい命へのファンファーレ。AGEていくYO!」


ベルゼブルは魔力で髑髏型のマイクを生成して呪文を唱える。


「デビル デビレバ デビルトキ カモンデーモン デビデビレ 最後のバイブス、AGEてこうZE!」


ベルゼブルが目から発射したビームにより、ベルフェゴールの残骸が巨大なベルフェゴールの姿となりヨーカイジャー達を見下ろす。


「巨大化すること、山の如し!」


「よーし、ムゲンビルダーに乗って…」


その時、ヨーカイジャー達の体がそれぞれの色の光に包まれ、その光がレッドの目の前に集束し、2枚のカードになった。


「これは…」


ヨーカイジャー達はカードのイラストを見て、そのカードがどのような効果をもたらす物なのかを理解して全員で頷き合う。


レッドが2枚のカードを手に取り、そのうちの1枚をムゲンブレスに入れる。


「サモン…」


「待って!」


ピンクがレッドに耳打ちする。


「あ、だったらみんなで言おうぜ?」


ピンクが思い付いた言葉を全員に共有し、レッドがムゲンブレスを天に掲げると同時に全員で叫ぶ。


「サモン、オールフレンズ!」


妖怪の里・ヨーカイジャー秘密基地前。


〔来たか…〕


〔ウム…〕


〔モォ~!〕


ヨーカイジャーの身を案じながら待っていたカラステング、メガガッパー、ブルクダンが空を見上げ、それぞれの色の光となって高速移動を開始。


「待ってろヨーカイジャー!!」


ヨーカイジャーと絆を築き、共に戦ってきた巨大妖怪達が、それぞれの生息地から光となって高速移動を開始。



そして、妖怪の里・春夏秋冬山・北エリアに慎ましやかに佇む古民家風の一軒家。


古風に見えるが電気もWi-Fiも使える。


そこに住んでいるユキオンナは、友達のニンギョ、エージェント66(シックスティシックス)β(ベータ)と一緒に、妖怪市街地監視事務局によって街に仕掛けられたカメラからの映像をタブレットで見ていた。


ヨーカイジャー6人が声を揃えて召喚のコールを行う映像がタブレットに映った直後、ユキオンナは立ち上がり、天井に遠い目を向ける。


「ユキオンナちゃん、行くんだね?」


「はい。……でも、なんだか怖いです。きっと私はこれから、とても大きな力の一部になる。それが、なんだか……」


胸に手を当て俯くユキオンナを、ニンギョとエージェント66βが後ろから抱き締める。


「大丈夫だよ、ユキオンナちゃんなら!」


「何があっても、私達があなたの帰る場所。だから安心して」


「……はい!」


ユキオンナが瞳を潤ませながら外へ駆け出そうとしたその時、ヒルコが扉を元気よく開いて現れた。


「ユキオンナァ~~~!! 行ってこォ~~~い!!!」


背後でニンギョが両腕を上げ、エージェント66βが首を伸ばして、


「台無し~! だ~いなし~!」


と歌いながらくねくね踊る中、ユキオンナは、


「はい!」


と笑顔で頷いて外へ駆け出し、両手を合わせて目を閉じる。


「巨大変化の術!」


ユキオンナはウサギに似た巨大な妖獣形態ビーストモードとなって空を駆け上がり、白い光となって高速移動を開始。


地上の3妖怪は白い光を笑顔で見送った。



ムゲンビルダーフューチャーがアミキリの付属肢からのマシンガンでベルフェゴールを牽制する中、光になって高速移動してきた11体の巨大妖怪達がヨーカイジャーの前に並び立った。


「よし…頼むぜ相棒!」


〔任せろ!〕


「いよいよだぜー!」


〔モォ~!!!〕


目からビームを発射し、カラステングは初期メンバー5人を、ブルクダンはシルバーをコクピットに転送する。


「ゲキリンダー、合体いけるかー!?」


〔ああ!〕


ムゲンビルダーフューチャーは5体の巨大妖怪に分離。


巨大ベルフェゴールは防御姿勢を崩さないまま、分離した妖怪達を訝しげに見る。


「じゃあ、これもみんなで言おうか?」


レッドの提案に5人が頷く。


「いくぜ!」


「究極夢幻合体!!!!!!」


レッドがムゲンブレスに新しい合体ユナイトカードを入れると、巨大妖怪達が眩い光を放ちながら浮き上がり変形を開始。


巨大ベルフェゴールは眩い光に思わず目を塞ぐ。



ダイダラスが頭部、左前足、右前足、左後ろ足、右後ろ足、胴体左前部、胴体右前部、胴体左後部、胴体右後部の9つのパーツに分離する。


カラステングの両腕がスライドして背中に回り、両足は折り畳まれる。


メガガッパーの両腕が引っ込み、甲羅が上にスライドして体の下半分が2本の足の形状になったところでカラステングの体の下に合体する。


ゲキリンダーの両前足と尾が分離し、後ろ足と首が背中側へ折り畳まれ、体全体が垂直に起き上がり、メガガッパーが形成している左足の下に合体、その下にダイダラスの右後部パーツが合体して「左足」となる。


キュービルンの体が前部と後部で半分に分離し、前部はダイダラスの左後部パーツの前面に合体、後部は背面に合体。


アミキリの尻尾が外れ、体全体が垂直の姿勢になり、体の前方4分の1程の部分が前に倒れ、それより下の部分が180°回転し、外れていた尻尾が背面上部に付いて、メガガッパーが形成している左足の下に合体、その下にダイダラスの右後部パーツが合体して「右足」となる。


ユキオンナの体が前部と後部で半分に分離、前部はダイダラスの右後部パーツの前面に合体、後部は背面に合体。


ダイダラスの右前足と右後ろ足が合体した物がカラステングの右肩部分に合体、先端部のジョイントに剣の付いた腕に変形したカマイタチが合体、上腕部にカッターの付いた腕の形に変形したイッタンモメンが合体。


ダイダラスの左前足と左後ろ足が合体した物がカラステングの左肩部分に合体、先端部のジョイントに大型の拳が付いた腕に変形したユキオトコが合体、上腕部に盾の形に変形したヌリカベが合体。


ブルクダンの四肢と尻尾が折り畳まれながら体全体が直立、カラステングと背中合わせになる形で合体。


ダイダラスの左後部パーツがブルクダンの左のジョイント部分に、右のジョイント部分に右後部パーツが合体。


銃が付いた腕に変形したカシャを外側、爪が付いた腕の形に変形したネコマタンを内側にしてダイダラスの右後部パーツの上に合体。


ガトリング砲の付いた腕に変形したオボログルマを外側、槍の付いた腕に変形したライジュウを内側にしてダイダラスの左後部パーツの上に合体。


ダイダラスの頭部の後ろから1つパーツが分離し、頭部はカラステングの胸部分に合体。


カラステングの口が大きく開いて中から人型の顔が現れ、ダイダラスの頭部から分離したパーツを兜のように被り、兜の左右にゲキリンダーの両前足、中央上部にゲキリンダーの尾が合体。


カラステングのコクピットに6つ目の座席が現れ、そこにシルバーが転送されてくる。


「やったー! ついにみんなと一緒に座って戦える!!」


そしてゲキリンダーのコクピットにいたコロボックルも転送されてくる。


「コロボックルちゃんはこっちおいでー」


「ちゅぴぴー」


コロボックルはピンクの膝の上に座る。


「結月、名前は?」


イエローの声が静かに熱を帯びる。


「16体合体の名前、もう決めてあるんだ」


ピンクは考えた名前を全員に共有する。


「よし…」


「完成、究極合体巨人、ゴッドムゲンオー!!!!!!」


6人が声を揃えて叫ぶと、合体している全ての巨大妖怪の目に光が宿り、ゴッドムゲンオーは全身に纏う輝きと共に右腕の剣を天に掲げてポーズを決める。



全身にみなぎる力に、合体している妖怪達がざわつきだす。


〔うおおおおおおおお!!! なんかすげえ!!! 〕


〔ワシゃ200歳は若返った気分じゃ〕


〔ニャニャニャー!〕


〔ビビーッ!〕


〔コンコン!〕


〔モォ~!!〕


〔胴体上半身からいきなり片足になってしまった。が、変わらずキュービルンと距離が近いので悪くないだろう〕


〔コン…〕


〔最初怖かったんですけど、怖かったんですけど、なんかもう、ばーんって感じです!〕


ユキオンナが語彙力を失うほどの合体形態の姿を、キュービルンが妖力で画像生成してコクピット内のヨーカイジャーに見せる。


「すげえ! かっけえ!」


「ネコマタン上行ったねー」


〔ニャニャニャニャニャー!〕


視界が戻った巨大ベルフェゴールの目に映る、16体合体の巨体。


「何なんだこれは…」


上空のベルゼブルの複眼にも映る究極の巨人。


「Coolだねぇ…」


コクピット内ではレッドが操縦捍を握る手に気合いを込める。


「いくぜ、究極の相棒!!」


ゴッドムゲンオーが前進を開始。

その一歩一歩が強靭かつ荘厳。


巨大ベルフェゴールが手から突風を放つ。

が、ゴッドムゲンオーは一切動じず前進を続ける。


巨大ベルフェゴールが手から火炎を放つ。

やはりゴッドムゲンオーは一切動じず前進を続ける。


木々を生やしても薙ぎ倒して前進。

地面を山のように隆起させると、ゴッドムゲンオーはその勢いに乗って飛び上がる


ゴッドムゲンオーは空中で角度を変え、左手のユキオトコの拳でのフライング左ストレートを巨大ベルフェゴールに叩き込む。


「うぐううううう!?」


巨大ベルフェゴールは体のあちこちを凍らされながら吹っ飛び、地面に叩きつけられ全身を強打。


「おのれ…」


ゴッドムゲンオーは着地してまた前進。


「こうなれば…」


巨大ベルフェゴールは片手を天に掲げ、16個の巨大な水晶を出現させゴッドムゲンオーに飛ばす。


水晶は16体の妖怪の脳波を分析し、心の隙を突くための言葉をぶつける。


カラステングに、


「孤児院出身!」


〔先生やいろんな友達に会えた!〕


メガガッパーに、


「腰痛持ち!」


〔誰でも歳取りゃそうなるわい!〕


ネコマタンに、


「寒さに弱い!」


〔ニャニャニャンニャー! (でも頑張ってる!)〕


カマイタチに、


「カタブツ!」


〔ビビーッ? (それがどうした?)〕


キュービルンに、


「隠れドジっ娘!」


〔ココンコンココン (周りがそう言ってるだけ)〕


カシャに、


「見た目によらず歳食ってる!」


〔バウバウバウバウバウ! (見た目に出てなけりゃいいじゃねえか!)〕


ヌリカベに、


「引っ込み思案!」


ヌリカベは触角を伸ばしてのジェスチャーで「でも友達できたもーん!」と伝える。


ユキオトコに、


「隠れるの下手!」


〔ウホウホウッホホホー (妖怪の里に引っ越したから問題なし)〕


ライジュウに、


「こだわりが強すぎる!」


〔ブン、ブン、ブブブン (強すぎるって? ありがとうよ)〕


ゲキリンダーに、


「モテない!」


〔お! それはいわゆる『やけモテ』とかいうやつか? 特にモテ非モテの話をしていない時に突然『やけんモテんと思う』とか言い出すネットミーム的なアレか?〕


ブルクダンに、


「自己主張しない!」


〔モモォ~ (記憶にございません)〕


オボログルマに、


「特に何も無い!」


〔ブヒブヒブブー! (だったら話しかけてくんな!)〕


イッタンモメンに、


「どこが木綿?」


〔ブォォォォォォォォォォン (あのねー、僕の一族の妖怪が飛んでるのを下から見た人間がねー、お腹の白いとこ見て木綿だーって思ったらしいよー)〕


ユキオンナに、


「隠れ腐女子!」


〔隠れて腐るのが楽しいんですっ!〕


アミキリに、


「デカいのに赤ちゃん!」


〔ピポピパポピピ? (バブバブバブー?)〕


ダイダラスに、


「人間が嫌い!」


〔ガオオオオオン! (良い人間もいるとわかった!)〕


コクピット内のレッドが手を上げる。


「えー、それじゃあ…」


「16体分も、お疲れ様でしたー」

「ちゅぴぴー」


コクピット内の全員が声を揃えて頭を下げた直後、背部に並んでいるカシャから火球、ネコマタンの口から光線、ライジュウから電撃、オボログルマからガトリング砲が同時発射された。


水晶は全て木っ端微塵に吹き飛び、残った攻撃が巨大ベルフェゴールを直撃し4種類のダメージを同時に与えて膝を落とさせる。


「おのれ…妖怪どもがここまで心に隙の無い奴らだったとは……特にあのブヒブヒ言ってる奴…」


〔ブヒブヒブヒー!!〕



その時、ゴッドムゲンオーの体が光に包まれ、その光がコクピット内に集束してレッドの目の前で1枚のカードとなった。


「これは…」


レッドはカードを手に取り、これまでの出会いと戦いの全てを込める思いでムゲンブレスに入れる。


するとゴッドムゲンオーの全身を16色の妖力が駆け巡り、凄まじい力と輝きが周囲の空気全てを支配する。


「必殺大妖技・夢幻魔終光(インフィニティマキシマム)!!!!!!」


6人で声を揃えて叫ぶと、ゴッドムゲンオーの全身から16色が混ざりあった光線が轟音と共に放たれ、天地を震わせ、この世の邪悪全てを消し去る勢いで巨大ベルフェゴールを直撃。


「サタン様は世界、サタン様は宇宙、サタン様は全て、情けは敵、仇もまた敵なり。ベルゼブル、後は任せたぞ!!」


爆散。


「うよっっっっっっしゃあああああああああああああ!!!!!!」


いつもはレッドの叫び。

それが今日は6人の叫び。


平和を取り戻した空に、ゴッドムゲンオーの輝きが映える。



「任されたぜマイメン。ベルフェゴール、そしてゴッドムゲンオー!! お前らに最上級のリスペクトを与える! チェケラ!!」


ベルゼブルはどこかへ飛び去っていった。



戦い終わって帰り道。

ヨーカイジャーとコロボックルを乗せて空を行くゴッドムゲンオー。


一度妖怪の里に戻り、みんなで軽いパーティーのようなことをしてからパートナー妖怪達がヨーカイジャーを家まで、コロボックルを北海道まで送っていくことになった。


隣同士の座席以上に近く見える、ピンクとイエローの距離感。

6人の心が一つにならないとできない究極夢幻合体ができた理由が、男性メンバー達にはすぐにわかった。


二人にはこれから、悪魔との戦いとは違う、様々な困難が待ち受けているだろう。


ベルフェゴールとは違う、必殺技では壊せない壁もあるだろう。


だけど、真に心を一つにできた仲間達がいる。

どんな敵にも力を合わせて立ち向かえた妖怪達がいる。


そして何より、大好きな人が側にいる。


妖怪の里の上空。

地上では、ヨーカイジャーとゴッドムゲンオーの活躍を遠くから見守っていた妖怪達が手を振っている。


ピンクとイエローは手を繋いで頷き合い、仲間達と共にコクピットから地上へと転送される。



【to be continue…】


挿絵(By みてみん)

本編を読んだ後は「ヨーカイジャー悪魔データベース」で、登場した悪魔の情報をチェックしよう!


https://ncode.syosetu.com/n9246jz/30


公開中のデジタルコンテンツ、その他の情報は作者Instagram「 @satoruyoukaidaisuki 」とX(旧Twitter)「@shousetuyokai」をご覧ください

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