74 四天王激闘編14 因縁対決! 雷のディーラン!
水のククアを倒し、残る雷のカギを求めて南の大陸へと渡った鋼鉄たち。立ち寄った村で、悲惨な光景を目の当たりにする一行。雷のディーラン率いる魔族の部隊が村を襲っていた。その場面を見たミリィは昔の記憶がフラッシュバックし、震えあがり魔結錠の紋様が浮かび上がり、トロンはドラゴニック・セイグラムに追いつこうとするディーランのその速さに驚愕する。覚醒したミリィは極大魔法を放ち、ディーランは立ったまま気絶していた。
「きゃあああ!」
「うわあああ!」
そこには燃え上がる村と襲われている村の人たちの姿が映っていた。
ガチガチと体が震えあがり顔を両手で覆うミリィ。昔の記憶がフラッシュバックする。
「なんだと!? ぼくのドラゴニック・セイグラムに追いつこうとしてる?!」
「ふはは! わたしの速さ、気に入ってくれたかな?」
トロンはドラゴニック・セイグラムに追いつこうとするディーランのその速さに驚愕する。
バチバチと音を立てて移動する二人の速さは、音速を越えそうだ。
ミリィの魔結錠の紋様が肩の辺りまで反応する。限界を超えた魔力が周囲に散りばめられる!
「はあああああ!!」
「ばかな……この光りはっ……!? 無属性……」
ミリィの手から大量の光が放出されると、その光が一か所に集まり、巨大な球体を作りだした。
「ま、魔王様でも扱えない属性の魔法を……!! お前がなぜぇ!!」
「極大魔法! メガ・デストロフィア!!」
「そんな……魔王さ……ま……」
ディーランは立ったまま白くなっている。死んではいないようだ。
ばたっ……
ミリィはそのまま倒れ、意識を失っている。
「ミリィ!!」
「兄ちゃん!」
「いかん!!」
「マニフェス! パリンッ 転移! 転生の間!」
鋼鉄がぐぐぐっと転移の紋珠を割り転生の間に移動するとウィディア神が心配した様子で駆け寄って来た。
「な! なんじゃ? どうしたおぬしら突然……こ! これは……」
「ミリィ……おぬし……どうやら紋様の限界を越えて極大魔法を打ったようじゃの……」
「今回はダメージを抜くことはできよう、じゃが次はないぞい。忘れぬことじゃ」
「むん!」
印を胸の前で組み、回復魔法のような物で、ミリィを癒していく。
「ふぅ……」
「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価をよろしくお願いします!
していただけたら作者のモチベーションが上がります!




