幼き勇者 トロン編4 経験値を稼ごう!
パーティーを組みに冒険者ギルドへとやってきたトロンたち。
明日の朝また来て欲しいと言われ、その間にトロンたちは経験値稼ぎをすることに。
トロンのパーティーを組むために冒険者ギルドへとやってきた鋼鉄たち。受付でトロンのパーティーを勝手に申請していく鋼鉄に対し、トロンは「オイラにも見せてくれよ~」と背伸びをして机を見ようとする。
「ああ、そうだ。戦士、僧侶、魔法使いで頼む」
「冒険者トロン様のパーティー募集、戦士、僧侶、魔法使いですね? かしこまりました! 探してまいりますので少々お待ちください」
5分後~「お待たせいたしました! 戦士ゴルビー 僧侶アリシア 魔法使いミリィ この3名ですね! ただいまこの3名はクエストに出ておりますので、また明日の朝ここ、冒険者ギルドのパーティー受付窓口までお越しください!」
「ふむ、まだ時間があるな」
「マスター、トロン様に経験値を稼いでいただくのはどうでしょうか」
「そうだな、それがいいだろう。何かいいクエストはないか?」
「それならこれがイイね! ちょうど加工肉を切らしてたヨ!」
「ボアの討伐 10頭 毛皮の納品」
「うむ、これくらいのレベルならトロンの剣術の練習にもなるだろう」
「ボアの討伐クエストですね?! 場所は北の草原になっております! それでは気を付けていってらっしゃいませ!」
◆
北の草原
「ブヒィ! ブヒッ!!」
「うわっ! こいつら案外すばしっこいよ!」
「落ち着くんだトロン! まずは盾で突進をガードしてから切るんだ!」
「ガードして……ガシィ!! 切る! ザシュ!!」
「ブヒィン!」
倒れるボア。それから2頭、3頭と倒していく。
「やった! できたぞ!」
「ふむ、アドバイスをすぐに実行できる能力アリ……と」
「この調子で狩っていくんだトロン! このままならすぐ10頭……む?」
「キラーン☆あっちからでっかい肉の匂いがするアル!」
「この感じ……何か来る!!」
ドドドドと森の奥の方から何かやってくる。
「ブモォ! ブ、ブモモォ!!」
「なんかでっかいのきた!」
「これは……ビッグボアだ! しかもかなりの大型個体だ!」
「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価をよろしくお願いします!
していただけたら作者のモチベーションが上がります!




