設定資料:新規申請クランの許可証
(ダンジョンには安全性を上げる為の門番が必要であり、ダンジョンギルドは、彼があるいは彼女がそのダンジョンへ挑むに足る人間かを確かめなければならない。貴方は渡された証書から精査を始め、そのクランに対する一枚の蒼い許可証を作り上げた。)
『―――――――入校許可書――――――――――
――【クラン・ユーヴサテラ】
登録・ウェスティリア冒険者ギルド
階級位:F級冒険者クラン
専門職 《クラス》:「探索士」(ダンジョン探査、情報開拓を主目的に置く。)
クランリーダー「ナナシ」
血盟主「???」
団員数6名
探索者数6名(+1名のガイドを含む)
役職『クランロール一覧』
・先導手「テツ・アレクサンドロス」
→通常はクランリーダーとなるポジション、そしてクランの生死を別つ最重要役職。危険域と安全圏を見つけ出し最善をルート取るクランの頭脳・迷宮のカナリアとして機能。
・護衛者「ナナシ」
→隊全体の護衛役として機能。高難度域においては殿(=死に役)としての意を持つ。
・技術師「リザ」
→遺物の解析、機械罠の分析約として機能。探索士クランでは先導手の次に採用率が高いとされる必須級の役割。
・運搬師「プーカ」
→クランの荷物持ちとして機能。荷物と略されるほどに稀であり、実際揶揄として扱われることがあるほどに希少な職。
・薬師(兼任)
→毒の分析や、薬の調合時に重宝される役割。似たものに『医療師』が存在する為、特例を除けば探索士クランの編成においては採用率が最も低い。
・交易人「アルク・トレイダル」
→特例。クランの貿易担当として機能。通常探索士クランには採用されない。
・案内師「フィノ・ミカルゲ」
→シェルパとも呼ばれる現地人。ダンジョンによっては採用が可能で、トレイルリーダーやポーターとして機能することがある。通常クラン外メンバーである。
備考
本クランは安全性において基準を満たし得ぬものと判断されるが、当ギルド付け案内人「ミカルゲ・エレカム」の希望及びウェスティリア魔術学院探索士寮の推薦により基準を満たしたことと判断する。
ノスティアダンジョン協会
テヌーガ・ダンジョンギルド、受付主任「ラティナ・ロット」
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(※許可証の見た目や表記はダンジョンによって異なり、許可証を集めるコレクターも存在する。『入窟・入城・入館・入山・・・等々。』ダンジョン・テヌーガでは入校となるが、基本は入窟と表記される。つまりデザインやオシャレさはダンジョンを管轄する各ギルドの裁量なのである。)