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精霊通信録  作者: 襾犲 邑
川流れ
44/108

44話

ちょっと今回短いです

燃えたスライムと称した『何か』を処理したあと、前に向きなおれば……


……キュ………キュキュッ……


「……おい、そこらじゅうにいるんだが……」


「え……?」

「ひょえええ!」

「うげぇ……」


ドゥエスは前方の個体を早々に燃やしていたが、隊列の上からもこちらを視る(?)芋虫どもの視線。

じわじわと近づいてきているのだが……


ふと下を見ると下からもよじ登ってくるのがいる。

巣窟だったか!?


……キュゥ……



「ど、どうして?!ランタンが効いてないの?」


「ラルカ……ひょっとして、そのランタンに引き寄せられてるんじゃないか?」


「そそそそそそんっ?!」

ただの思い付きだろうが、ジェミンの呟きがラルカを絶望の淵に立たせた。


「……」

レーザックに至っては静かに青ざめていたりする。

しっかりしてくれ



下にいた芋虫が、リーブラに向かって溶解液を吐いてきた。

防御を展開していたため直撃こそしなかったが、


「うわっ!」

「!」


彼の足場が溶けて崩壊し、そのままバランスを崩した。


ギュゥー……


手を伸ばして捕まえられたので落下は免れたが、そこに頭上から落下してくる影があった。


いやいやいや落ちてくるのかよ!?


「ぐっー!?」


「エリー(仮)ちゃん!?」


回避しようとしたが間に合わず、背中にモロにくらい、リーブラ共々落下してしまった。

ドゥエスの声が小さくなるのが聞こえた。


ザバン!!

バシャン!


一瞬意識が飛んだようだが、水に落ちた衝撃があった。



ザアアア……



水の流れが激しく、身体が持っていかれてしまう。


「ガボガボ!服が、重くて……泳げない……」


近くを流れていくリーブラが絶望的なことをつぶやき、沈んでいった。

なんとか彼の襟首を掴んだが、ブカブカの服が予想以上に水を吸っていたようで、持ち上げるのが精一杯で、そのうちにけっこうな距離を流されてしまった。


【縄―ごふっ」


慌てて呪文を唱えようとしたのだか、うっかりむせてしまった。


「エリー(仮)ちゃん!その先に道がある!あとで合流しよう!!」


水の音で聞き取れにくかったが、ドゥエスの声が反射して聞こえた。



閲覧ありがとうございます。

次の投稿は 06/13 の予定です。

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