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3話目
「あのー。皆さん忘れてるかもしれないですけど、この国一応勇者選別系の道具ありますよ?」
その言葉を聞くと同時に議会内の臣下たちからもっと早く言えよと言わんばかりの視線が
強い意志とともに魔道士に注がれた。
「取り敢えずその選別に選ばれればぼくは勇者ってことでいいんだよね?早く行こう。」
にゃめろーがさっさと行きたそうにそわそわしていると、居心地悪そうにしていた魔道士が
臣下の視線から逃れるように、
「そうですね、早く行きましょう。」
といそいそと歩き始めた。
…………
「ココです」
重たそうなドアをひらくとそこには……




