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小さな光

「さあ、スキルを使ってみて」

うーん…やっぱり魔力枯渇が怖いな…でもやるしかないか…

「時間操作!」

あれ…?頭痛がこないな…それにベルも止まっている…

「もしかして成功したのか…?」

制限時間とかあるのだろうか?

時間にして1分ほどだろう…激しい頭痛に襲われた

「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!」

動けるようになったベルが駆け寄ってきて俺に世界樹の果実を食べさせた

「ア、アレン大丈夫…?」

不安そうにこちらを見てくる

「あぁ、大丈夫だ…」

少し頭痛が治まってきた…

「時間操作のスキルの効果わかった?」

とベルが聞いてきた

「1分ほど時間を止めることが出来るということが分かっただけだがな…」

うーん…すごいんだけどなぁ…それだけじゃ相手を倒せないというか…

「1分間か…その間に私も動けるかしら?」

そうか!ベルも動けるなら…

「ていうか…俺ベルがどのくらい戦えるのか知らないんだけど…」

ニヤッと微笑んだベルが自身ありげに

「じゃあ私の凄さを見てみる?」

「お、おう」

…………………………………………………………………………………………

「いくわよ?」

うーん…そういえばまだベルのスキルを見たことないな…

「古きの盟約に従い我に力を貸し与えよ!ヘブンズレイ!」

え?その魔法って最上位魔法じゃん…

ゴゴゴ…ゆ、揺れてないか?

「アレン!どうだった?」

ドヤ顔をしながら聞いてくる

「……」

「あ、でもね!神界にいた時より少し弱くなってるの!」

え…あれで全力じゃなかったのか?なんかベルがいればここから出れそうなんだけどな…

「あ、今私がいればこのダンジョンから出れるじゃんって思ったでしょ?」

う…俺って感情がそんなに顔に出るのかな?

「えっとね…ダンジョンのボス部屋までは今のアレンでも連れて行けると思うけど…

今のままじゃ多分ボス部屋で死んじゃうと思う…」

え…そんなにここのボス強いのか?やばいな…

「そ、そうなのか…」

「ごめんね…?」

ベルが少し申し訳なさそうに言ってきた

うーん…別にそこまで残念ではないんだよな…

いや流石に世界最大のダンジョンで楽ができるなんて最初から考えてなどいない

「大丈夫だから気にするな」

そういえば1つ気になったことがある…

「ベルのスキルって光魔法適性(極)か?」

うーん…ラルクと同じか…別にいいんだけどなんか複雑な気持ちだな…

「え?違うよ?」

俺の予想的中…!とはならなかった

「え…嘘でしょ?」

「前から私は全知全能の女神って言ってるじゃない」

あー言ってたな…もしかしてあれってスキルが全知全能だからそう名乗っていたのか…?

「あれ…もしかして信じてなかった?」

「し、信じてました!」

ベルがジーっとこっちを見てくる

「ほ・ん・と・に!?」

「うっ…自称だと思ってました…」

ベルが何故か落ち込んでいた

「わ、私そんなに馬鹿そうに見えるかな…」

「ち、違くて!そ、それでなんで光魔法しかもその最上位の魔法を使えるの!?」

いい感じに話をごまかせたかな…?

「…えっとね、普通は精霊から力を借りて魔法を使うんだけど…私たち神族は大地そのものから力を借りているの」

大地から力を借りる…?そんなことできるのか?

「なあ…ベル、それって俺にもできるのか?」

「わからない…けど、かなりきつい特訓をしなくちゃダメだと思う…」

きつい特訓ね…そんなの…

「俺にその方法を教えてくれ…!強くなりたいんだ…!」

どんなにきつい特訓でもここを出るためなら俺は…!!


拝啓、お母さん、ミラ

少しダンジョンを攻略する光が見えたかもしれません

もう少しだけ待っていてください


追記、あと父さんも

次の更新日は5月16日です!

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