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俺は、逃げた。
そして、森らしき場所に入った。
「ハーーー、ハッ!!。」
謎の男が、叫んだ瞬間。森は全焼し、俺は、裸になった森の上に、立っている状態になった。
俺は、マシンガンをとりだし、乱射した。
しかし、何の変化もなく、あたりは、静まり返っていた。
「どこだ!!どこにいるんだ!!」
俺は言った。
その瞬間。
謎の男は、俺の、腹に向かって、、飛び出していた。
俺は、あわてて、銃を構えるが、恐怖で、うまくぴんとが合わない。
時すでに遅し!!
俺は、謎の男の刀によって、腹を刺されてしまった。
謎の男は、容赦なく、刀を抜き、俺を切りつける。
男は、一歩離れると、持っていた、刀を俺に投げつけた。
「うああああああああああああああああああああああああああ!!!」
その瞬間あたりは真っ暗になった。
「はあ、はあ、はあ。夢か。」
俺はつぶやいた。
「ただ消毒しただけだ。そんなに大声を出すほどでもないでしょう。」
隣で聞こえる謎の声。
「あんた、誰だ?」
「私!?私ですかい!?まさかもうお忘れになったんですかい!?」
今、思いだした。情報屋だ。
「いやー、すごいですねー。あんな、大人数を一人で倒すんですから。まあ、死体は一人足りないようですが。」
「情報屋、お前、俺をだましたな?」
俺は尋ねる。
「だましたあ!?そんな、ただ試しただけですよ。お前さんが、どれほどの男か。それに、私には、きちんとした名前がありますよ。これからは、仲間なんですから、いつまでも情報屋では困りますよ。ちなみに、お前さんの名前はもう了承済みですよ。虎狼さんよ。」
「話が、長いな。情報屋。俺の名前か。それに本名を…。貴様!!それをどこで知った!?」
「だから、情報屋っていうのやめてください。私には瀧という名前がありますんで。」
「瀧。覚えやすいな。お前、どこで、俺の名を強いれたんだ?」
「それは、極秘ルートでございまして。」
瀧がそういうと、路地裏の壁から、謎の男が降りてきて、こういった。
「俺が、教えました。」
「お前、何者だ?」俺は言う。
「俺か、俺は月光。日連部隊のものだ。」
説明しよう。
※日連部隊とは、日本連合部隊を略した、呼び方である。
話は、全然変わるが、この時代、日本は名前を短くするという流行があり、これから、登場してくる、日本人もみな、短い名前なのである。
「日蓮部隊…。なぜ、こんなとこに?」俺は聞く。
「貴方の、戦い。拝見させていただきました。名前に、関しては、日連部隊では、国民すべての名前が記されている石碑が、あるのですよ。」
「貴様、俺を殺すつもりか?」
「今は、そんな、、つもりなどありません。では、本題に入りましょうか。」
「なんだ?」
「単刀直入に言います。日連部隊に、所属して頂けませんか?」
「断る。瀧、これから、俺と、一緒に戦うと言ったな?」
「約束は、守らせていただきますよ。」瀧は言った。
「そうか。月光とか言ったな、その、誘いは断らさせていただく。俺は、貴様らよりも、先にHPHを倒す。貴様らの元へは行く気はない。」
月光は言った。「そうですか、ならば、貴方方は、我ら日連部隊に命を、狙われることとなります。それでも、よろしいですか?」
「ああ。」俺はうなずいた。
「が、しかし今日、この場で、瀕死の貴方の命を、終わらせるのは私の美学に反する。我らが、HPHを滅ぼした時、貴方方を、反逆の罪で、滅ぼしましょう。では!」
俺は、笑った。そして一言瀧に言った。
「さあ、そろそろ、行くか。」
瀧は、言った。「どこにーーー!!?それに、虎狼さん、いま動いちゃだめですよ。」
「うああ!。」尻もちをついてしまった。
「ほら、言わんこっちゃない。」