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みいちゃんが教えてくれた…  作者: めぐみ千尋
6章 そういえば昔うちにも猫がいた

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昔のキオク

天ちゃんに関するものを全部揃えた夕方、愛子がご飯の準備を始めると、達は暇つぶしのためだけに新聞を読んでいるようだった。


すると、チャイムが鳴った。


(あ、そういえば正子達が来るって言ってた。)


愛子は天ちゃんにすっかり夢中で、そんなこともすっかり忘れていた。


愛子は、台所につるしてあるタオルで手を拭き、インターホンを覗くと妹の正子の顔が映った。


「あなた、正子たちが来た。」


「そうか。」


達はもそもそと立ち上がり、2人で玄関へ向かった。


ドアを開けるとそこには愛子の妹の正子と娘の梨沙、そしてその夫が新生児を抱いて立っている。


「おばちゃん、こんにちは、やっと帰ってきたので、寄らせて貰いました。」


と梨沙が言うと


「お祝いいただきありがとうございました。」


と横にいた梨沙の夫が言って、2人で頭を下げた。


新生児の顔を見たら笑顔になった。


「かわいいねー。」


正子にとっての初孫だ。


「昔はサルみたいだったけど、今の赤ちゃんはびっくりする程きれいなのね。」


愛子はなんだか嬉しくなった。


(家にも孫がいたらいいのに…。)


愛子は率直にそう思った。


達は、あまり赤ちゃんをしっかり見るでもなく、なんとなく所在なさげに立っている。


(そう、この人はそういう人。猫を飼っていいと言っただけ、まだマシなだけで…。)


愛子は、仲良しの娘と孫を手に入れた正子をとてもうらやましく思った。


みんなで話をしていると、足元に、天ちゃんが歩いてやってきた。


普段と違う様子だからか、天ちゃんはニャーと言って不思議そうに一同見た。

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