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みいちゃんが教えてくれた…  作者: めぐみ千尋
5章 一緒に泣いた夜

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私もみいちゃんも…

美紀は引っ越したあと2人と1匹でしっかり生活するのは、かなり大変だった。


みいちゃんは、引っ越したばかりの時は、以前から使っていたお気に入りの敷物を敷いてあげても落ち着きなく、所在なく、家の中を歩きまわっていた。


時々ベランダのドアの前で立ち止まり、美紀を見ては鳴いた。


美紀がドアの鍵を外すと、みいちゃんは外をキョロキョロ見回して美紀の方を見てまたニャーと泣いた。


新しく引っ越したところは、割と前の建物と構造が似ていた。


まだ渉がいた頃、いつもみいちゃんはベランダに渉を探した。


渉は大抵ベランダにいたのでみいちゃんは渉を探して甘えることが多かった。


美紀の顔を見てみいちゃんはまたニャーと鳴いた。


美紀はみいちゃんに


「渉はいないの」


と言うとみいちゃんは


「ニャー」


わかっているかわかってないのかわからない返事をする。


「渉はもう帰らないの」


そんなやりとりをして、悲しみが一気に押し寄せてくることもあった。


美紀の目から涙がポロポロ溢れた。


美紀は座り込んで泣いた。


美紀の異変にみいちゃんは驚いたのか座り込んだ美紀の足元体にまつわりつくようにくるくる回り心配しているようだった。


(忘れたはずなのに…)



私もみいちゃんも悲しいんだ…。

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