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みいちゃんが教えてくれた…  作者: めぐみ千尋
第4章 老夫婦と猫

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盆栽いじり夫

起きてきた達はご飯を食べると盆栽いじりを始めた。


達は盆栽が好きなわけではなかった。彼の父が盆栽いじりが好きで、達は小さい頃から父と一緒に盆栽いじりをさせられていたらしい。


そんなある日、市の文化祭で盆栽を見て感心していたらお金持ちの盆栽好きに気に入られた。


盆栽の話をして交流を深めていくうちに、盆栽の腕を見込まれて2年ほど海外へ行かなくてはならないというその人に盆栽を預けられたのだ。


そのいくつか預かった盆栽はどうやら高価なものらしく、更に達はお礼にお金をたくさんもらったらしく細々と面倒を見ている。


愛子としたら庭に洗濯を干すときの邪魔になってるし、庭に並べてあるだけなので盗まれたりしたらどうするんだろう…


と心配の種でしかないが、愛子は達の趣味というか領域には踏み入ったことがなかった。


やがて10時になると達はまるで時報のようにきっかり、昨日作った「迷い猫ちらし」を持って意気揚々と出ていった。


愛子は夕方に買い物へ行った時に近所の電信柱、町内会の掲示板そしてスーパーの交流掲示板に達の作った迷い猫ポスターを見た。


これだけ貼ってあれば飼い主が近くに住んでいれば猫の飼い主はみつかるだろうとちょっと残念に思った。


買い物を済ませて家に帰ると、当の猫は軒下のコンクリのたたきに座って毛繕いをしていた。


すっかりその場所が気に入ったようだ。


愛子は、一度家に入って買い物した品物を置いて、クローゼットから派手な色のバスタオルを引っ張り出して、軒下へ行った。


短い間に移動したのか、猫はいなかった。

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