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みいちゃんが教えてくれた…  作者: めぐみ千尋
3章 転換

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26/59

美紀は、泣き出した夏海を抱き上げてあやしながら、どうしていいかわからず、気がついたら自分も泣き出していた。


(泣いちゃダメ…。どこまでも自分で選んだ選択なのだから…)


そう思っても涙は止まらなかった。


「ゴメン、大事な日だったのに迎えに行かない結果になって本当にゴメン。」


後ろから渉が抱きしめてきた。


温かくて、全て包み込むようなこの陽だまりみたいな渉の腕の中、美紀は抗えなかった。


やっぱり私はこの人のことが大好きだ…。


美紀は結局許してしまった。



夏海はよく泣いた。


泣く度に美紀がベビーベットに駆けつけると、みいちゃんが下で心配そうにみつめていた。


みいちゃんは、自分より下のものができたのが嬉しかったようだが、決してお姉さんにはならずに、美紀が忙しくしていると渉にべったり甘えていて美紀の手が空くと美紀の側にべったりといた。


2ヶ月ほどしても、どこが調子悪いのか、泣き虫さんなのか夏海はいつも泣いてばかりいた。


働いて疲れて帰ってくる渉を少しでも泣き声から解放したくて、美紀は夏海と二人で違う部屋で寝ることにした。


そして、泣いてばかりで、眠らない夏海によって美紀はヘトヘトになっていった。


渉は休みのときには一生懸命面倒を見ると言ってはくれるが、家にいるのは週に1日程度で休みの日は疲れているのか、寝てばかりだ。


美紀はそれぞれの分担だから仕方ないと思った。


久しぶりに夏海が泣きもせず、起きても来なく、静かに休みを迎えることができた。


美紀は新鮮な気持ちで渉とご飯をゆっくり食べることができた。

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