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最終話 エピローグあるいはプロローグ

6月14日  祝:3000pv突破 ありがとうございます!

7月9日   祝:4000pv突破 完結後にここまで行くとは……

12月18日  祝:6900pv突破 OMG


 冬休みが終わり、三年生が卒業まで後わずかというところで事件は起こった。文化祭で生徒会の引き継ぎが終わり新たな生徒会長に就任した與那原(よねはら)藍乃(あいの)。二年生であり、校内最強とも謳われる実力の持ち主。肉体の持ち主が有していた能力は『加速』。だが、それは────。


 能力発動時、自身が想像した動きの結果を、過程を飛ばして実現させる能力。例えるならば、刀でりんごを斬る意志を持ち能力を使うと、次の瞬間にはりんごが真っ二つに切れてしまう。更にわかりやすく言い換えるのであれば、テレビの何秒かを飛ばすボタン、それを押す能力。未来で実際に行う行動を省略し、過程をなくす。


 そんな能力を持つ肉体に────が全てを────った。その脅威は、生きとし生けるものに牙を向いた。


 七つの大罪を続々と撃破していく紅、拓真たち。怠惰の大罪を撃破し、数週間が経ったとき、新たな大罪、『傲慢』が目覚めた。その依代となった肉体は────。


 後に、ある男の魂が────目覚める。肉体の魂は疲弊しきっていたため、肉体の主導権はその魂の物となった。その魂の人物の名を神威瑛司という。


 最強の陰陽師が、肉体を取り戻し現代に蘇った。

 

その後『傲慢の大罪』を倒し、最後の大罪『嫉妬』が現れた。それとの戦いは最悪であった。まともに勝負などできうるはずもなかった。なぜならば、その依代となった肉体は────。


 ____________________________________________


 それからさらに時は進む。『神』と『カミ』のすれ違い。それがこの世界を崩壊へと導いていた。そのすれ違いを正すための最終決戦が今始まろうとしている。お互いが自分を正しいと思っている者、自分が正義ならば相手は悪である、話し合いはできない。だが、話し合う場を作ることができる。それは勝者だけである。


 紅、拓真、そして神威が神域に入った時にはすでに、『カミ』は空間の歪みにいた。有無も言わさず、拓真は神域に干渉し、その歪みを塞ぐ。


「よお『カミ』、調子はどうだ?」


 俺は自分を────させた親玉に問う。自分のことを気づいていなかった『カミ』に紅は問いかけると、それは振り返り視線を向けた。


「生意気な口調だな、紅。だが、小さなことだ。目を瞑ってやる。そして、()()()。あなたも来てしまいましたか」


 上から目線、この世界は自分の物だとでも言うような発言。


「彼らは、この世界のすべての人は、私の子どもたちだ。なぜ私が作った世界に干渉した!」


 拓真の肉体から発せられた言葉は空間全体に広がる。今の拓真は拓真ではない。この世界の創造主、

『神』がその肉体に宿っている。


「僕が────を殺すためだ。この世界にはもう十分────に到達しうる者たちができた。それに、干渉したのは兄さん()世界だけじゃないよ?」


「お前、まさか他の『世界』にも!?」


「そうさ、既に準備はできている。この世界でやれることは全て終わった。新しい『世界』に行かなくては」


 相手が拓真もとい『神』から視線を外すと、『カミ』の前がテレビの砂嵐のような状態になる。


「お前を逃がすわけがないだろう!」


『カミ』と『神』、互いにこの神域に干渉し、一方はこの世界から離れようと、もう一方はこの世界から出られないようにしている。互いの実力は等しい。唯一違うのは戦力差である。


「この戦いに終止符を打とう。『来い 式神』」


 手印を結び、神威は数多の神を呼び出した。


「俺も混ぜてもらおうか」


「「「「!?」」」」


 俺たち以外の声が横から聞こえ、予期せぬ出来事に一同は驚きを隠せない。声が聞こえたほうを見ると、空間の歪ができており、そこに何かがいた。赤く長い髪をして、刀を右手に持ち、鬼の顔をしたなにか。


「久しぶりだな、紅。そして、神威」


 『夜叉』と呼ばれるそれは、どちらの味方なのか。紅と戦った回数は数しれず。妖怪であると同時に、それは怪異を祓う存在でもある。人に害を与え、怪異を祓う妖怪、己の気の向くままに生きる夜叉。このあとの動きは、今の誰にも分からない。ただ一つ言えるのは、誰かが夜叉と戦うことになるだろう。

____________________________________________


 聖戦の後である。


「まて、逃がすか」


 男は『カミ』を追って、空間の歪に身を投げ込んだ。そしてその存在は、この世界から消えた。

設定:

・夜叉

神威とも渡り合った実力者であり、その存在について詳しく明らかになっていない。


作者のコメント:


『────』で隠したところは本編の重大なネタバレになるために隠しました。

これにて完結です。終盤は怒涛の展開しかなく、分かりづらかった場面が……いや、最初からですね。

最後のシーンについてですが、あれを誰かは明記しないでおきます。残した謎を解決するためにも、いずれ本編を投稿します。一応話の中で言及しているので、皆様の予想通りの人であっています。


いつか必ず書く本編の方。どうか、そちらの方と、この話をブックマークに入れていただけると大変励みになります。


さて、最後ですね。何を書きましょう。私はこの話を部活動で書いていました。みんなが短編を書く中、一人だけなろう系っぽいことを上げて、恥ずかしいですね。ですが、そのお陰でこれを書けました。嬉しいです。


何が言いたいかといいますと、ここまで書き切れたのは、見ていただいた皆さんのおかげです。約四ヶ月、皆様本当にありがとうございました。今後ともどうか宜しくお願いします。


最後にネタバレです。今後書く話は…最後のシーンが重要になってきます。


読んでいただいた皆様本当にありがとうございました。

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