表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
128/239

次部&短編の予告


 ――――人間は強い生き物だ。


『京子、母さんが帰ってくる』


『久しぶりね、七夕ちゃん。ママよ』


『戦争!? この状況で? やれるってんなら、まずその証拠として、親会社にやって貰いたいもんですなあ……』


『このスケールの大きい橘定規に任せなさ――ヒィッ』


『夏川はいかん。夏川はいかん。夏川にだけは軍権を渡すわけにはいかん。どうにかして消せ。政治で始末しろ。戦場ではなく』


『この若菜十三郎、決して油断はしなァーいッ!』


『これ以外にアタシに楽しみなんてないんですよッ! これを奪われたら……』


『家族なんだからね。家族は大事にしなきゃいけませんよ。最後に頼れるのは家族だけなんだから』


『あの子はですねェ、左右来宮右京子ちゃんにはですねェ、昔の借りがあるんですよぉ。また、たっぷり虐めてあげなきゃなあ、って。それが参加の理由です。今度は犬で済ますつもりはありませんしー』


『普通に考えて、母親が娘を大事にしないわけがないと思うんだけどなあ。君、嘘を吐いてない? 一応、私、警察官ですからね。相談係でも。行政に意見書を出す手前、本当のことを聞いておかないとだからさ』


『七導館々々高校吹奏楽部? ああ、あの“お嬢さん”たちですの?』


『殺す。今度こそ左右来宮を殺す』


『夏川さんを生かしておくべきではなかったですかね。これ、負けますよ』


『右京子、母さんを許してくれる?』


『七夕ちゃんはどうしてママを許してくれないの?』


《銃剣突撃する怒れる低学歴と悩める高学歴のグランギニョール》


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ