登場人物紹介(8章)
●登場人物紹介
★反乱軍……モヒートに対するクーデターに失敗。仮設第一師団を軸に蹶起。
■左右来宮右京子……私立七導館々々高校二年生。競技ゲーム部。反乱軍司令官。兄に左右来宮左京。アルコール中毒。ロリメガネ。
■高望頂……私立七導館々々高校二年。競技ゲーム部。反乱軍司令官附き次席副官。右京子の幼馴染。実家は古武術館。委員長気質。高校生というよりも人妻と言った方が良さげな容姿。
■吉永千代……私立鳳凰院大学附属高校二年。特待生。競技ゲーム部。反乱軍司令官附き主席副官。ツンデレ顔にも関わらず人懐っこい。
■剣橋京太郎……カナガワ県立玲蘭高校二年。競技ゲーム部。反乱軍参謀長。黒歌と冬景色とは幼馴染。頼り甲斐がある。ゴリラのような筋肉モリモリマッチョ。アニメオタク。
■黒歌〆嘉……カナガワ県立玲蘭高校二年。競技ゲーム部。反乱軍副参謀長。剣橋と冬景色とは幼馴染。ムードメーカー。いまどきっぽいギャル。
■宵待理早……私立藝術学高校二年。競技ゲーム部。反乱軍施設主席参謀。気遣いのできる小悪魔。華奢でボーイッシュ。猫と、病気がちな母親の治療費を肩代わりしてくれる結婚相手と暮らしている。
■須藤……私立七導館々々高校二年。競技ゲーム部。精鋭揃いだったキラー・エリートにおいても特筆すべき戦闘力を持っている。ホストの帝王みたいな外見。面倒見がいい。
■浜千鳥……私立十傑集高校二年。競技ゲーム部。反乱軍集成第ニ連隊連隊長。童顔。典型的な低学歴で能力が低い。シュラーバッハ以来の右京子の部下。集成第ニ大隊第一大隊を率いて敵騎兵と交戦。負傷。→主な登場回:三章六話
■漆原……私立H体育大学附属高校二年。競技ゲーム部。モヒート軍集成第二連隊長附き副官。程々に適当な性格。長身。使えない浜千鳥の補佐役。→主な登場回:三章六話
■那須城崎……七導館々々高校二年。競技ゲーム部。カンサイ弁。両親が帰化した外国人であるためミルク・チョコレート色の肌と青い瞳。兵站部を統括中。
■投木原春純……七導館々々高校工業科二年。反乱軍集成第一連隊隷下投木原中隊の指揮官。リーゼント。不良と呼ばれているが、実のところそれほど悪いことはしていない。現代の不良。小学校時代、同級生だった右京子のカチューシャを分捕ったことがある。
■壱式つかさ……七導館々々高校二年。反乱軍楽団指揮官。ポニーテール。涼しげな美人。大八分咲とは友人。
■大八分咲桜子……七導館々々高校二年。反乱軍楽団所属。女軍人のようにキリッとしている。何事も根性で解決しようとする悪癖がある。
■公星大鉄……私立青春学園高校二年。元ダイキリ四天王の一人。騎兵。寿々㐂家のツレ。いわゆる男の娘。
■菅原(初)……三年生。元・モヒート軍独立第九騎兵連隊長。出世のために高学歴に阿り続けた過去を恥じて反乱軍に身を投じた、自らは低学歴。高校生のくせに老人のような面立ち。
■神々廻……私立“人徳の花を咲かせよう”高校三年生。競技ゲーム部。一見すると無害そうな政治的怪物。反乱の首謀者。クーデターが失敗したのが判るや否やライダーテーレ内に“会長死す”や”左右来宮蹶起”などの虚実入り交じった情報を流布、モヒートを政治的混乱に陥れて自らは絶賛逃亡中。おデブちゃん。
■灯鷹……私立青春学園高校一年生。競技ゲーム部。元・ダイキリ軍務省諜報局所属。馬に乗れて副官業務ができるからという、それだけの理由で公星のところへ配属される。なお、左右来宮軍に合流したのはクーデター未遂があってから。
■戸田……私立津田高等学校二年。競技ゲーム部。第一集成連隊長。髭で丸顔。
■丹波……二年生。競技ゲーム部。第ニ集成連隊第一大隊長。野蛮な顔立ち。第一印象が正しい数少ない例。第一大隊を指揮して敵騎兵と交戦、玉砕した。
★反乱討伐軍……第ニ旅団を基幹戦力として応急編成。(モヒートが事実上、消滅してしまったので、正確には反乱討伐軍ではない)
■夏川七夕……国立渥美高校二年生。競技ゲーム部。反乱討伐軍の司令官。金髪で三白眼。よくできたマネキンのように整った顔立ち。抑揚に乏しい喋り方をする。シュラーバッハ会戦以来、右京子を憎む。
■左右来宮左京……私立鳳凰院大学附属高校二年。競技ゲーム部。反乱討伐軍兵站部長。妹に左右来宮右京子。ヘビー・スモーカー。若い頃の内野竹豊(俳優)に似ている。メガネ。
■冬景色暁顕……カナガワ県立玲蘭高校二年。競技ゲーム部。モヒート軍第仮設第一師団作戦部主席参謀。黒歌と剣橋とは幼馴染。無口で冷静だがユーモアを理解しないわけではない。ヘビ顔。食の趣味が独特。反乱討伐軍が敗戦後、反乱軍側に復籍。
■宗近達人……私立鳳凰院大学附属高校二年。競技ゲーム部。反乱討伐軍参謀長。心優しい大男。左京の幼馴染。蒲柳の質の妹がいる。
■橘……独立第八大隊長。シュラーバッハ会戦にて第ニ旅団からの依頼(敵軍団司令部殴り込み大隊の行動を援護する)を拒否した経歴を持つ。反乱討伐軍が勝利すると見込んでコチラに加勢。→主な登場回:三章九話
■田中三重吉……私立鳳凰院大学附属高校三年。競技ゲーム部。モヒート皇帝。父親はモヒートの親会社TANAKAの会長。ロン毛のキザ野郎。戦闘指揮は専門外なのでそれについては夏川に委任。
■色枝……モヒート皇帝公設次席秘書官。右京子ほどではないが小柄で華奢。
■巴……第ニ旅団騎兵連隊長。豹か虎に似た顔立ち。彼女の指揮していた騎兵部隊は浜千鳥の集成第ニ第一大隊によってその戦闘力を奪われた。
★八章時点では所属不明なプレイヤーたち
■玉田瑠璃……私立大十字高校二年。元・仮設第一師団兵站部主席参謀附き次席副官。おっとりとした三編みの少女。甘木こと左京に惚れているのは火を見るよりも明らか。
■芝村……私立尚敬高校体育科二年。競技ゲーム部。元・モヒート軍仮設第一師団隷下第ニ八戦列歩兵連隊第ニ大隊最先任下士官。寡黙。筋肉質。
■吉田……元・仮設第一師団隷下第三五戦列歩兵連隊軽歩兵中隊中隊長。姫カット。
■照月観月……元・仮設第一師団隷下第三ニマスケット銃兵連隊連隊長。夏川の後任。いちど見たら忘れられない姿をしているらしい。名誉称号を与えられた部隊の指揮官だけあって有能。
■高架下……私立鳳凰院学園二年。競技ゲーム部。モヒート群参謀本部兵站部長附き主席副官。急性胃炎で入院中。
■座敷遊……元・駐屯軍参謀長。面白みのない男。高校生だが理想を失った教師か弁護士辺りと見間違えられることがある。
★独立第一三連隊……連隊は解散済。
■寿々㐂家……私立七導館々々高校三年生。競技ゲーム部。元・モヒート軍独立第一三連隊連隊長。幼少時代から札付きのワルとして知られていたらしい。
★モヒート軍その他の部隊
■独立第五大隊長……シュラーバッハ会戦にて“敵軍団司令部殴り込み大隊”の行動を秘匿すべく行動。独立第五大隊は玉砕。彼もPCをロストした。
★七導館々々高校の教師たち
■校長……学校経営に関してはまずまずの手腕を誇る校長。性格も面構えも胡散くさい。
■高橋……七導館々々高校の教師。生活指導。競技ゲーム部の生徒を嫌っている。いい年して離婚したのが割とトラウマ。
★モヒート軍中央……ただし、モヒート軍は事実上、瓦解。
■権上しずか……元・モヒート軍参謀本部参謀総長。極めて優秀な人材だが自ら望んで地味に徹している(政争から遠いところに身を置いている)。目元に酷いクマ。
■若菜……私立聖愛騎士高校三年生。(元)モヒートの軍務大臣。保守派の大者。田中が親のコネでモヒート皇帝になったことが気に入らない。反乱軍の討伐、会長死去亡き後の統帥権など、様々な名目を駆使してモヒート兵力の国内を動員、モヒート領を掌握することに腐心中。
★ダイキリ軍……事実上、消滅。
■埼洲絆……私立青春学園高校二年生。ダイキリ軍務省諜報局二課別室所属。スキンヘッドでゴツい。シュラーバッハ会戦に先立つ情報戦において左右来宮左京からの恭順に見せ掛けた罠に嵌められる。失脚。
■灯鷹……私立青春学園高校一年生。ダイキリ軍務省所属。軍埼洲の鞄持ち。小柄。
■殿馬寿臣……元ダイキリ軍幹部。ダイキリ残党軍を率いてラデンプール会戦に望むも紙一重で敗北。敗戦後、逐電してしまった。
★過去の偉人
■サトー/かなで……かつてサトーと呼ばれた現・私立七導館々々高校の国語教師。悪の組織の女科学者のような外見をしているものの、サトー時代はとてつもない美少女だった。自己と身内を優先する余り、彼女の快進撃を支えた低学歴を軽視、その報いとして下半身不随(車椅子)になっている。なお、サトーとはハンドル・ネームのようなもので本名ではない。