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家庭内での実験は大変危険です。真似しないで下さい。
私の名前は西城のあ、どこにでも居る平凡な30才。趣味は歴史を紐解くことと、物作り。
偉人が作ったものを再現し、如何に簡単に作り出せるかを趣味にしている。
今は仕事の長期休暇中で、今も寝るまも惜しんで趣味に没頭していた。
「え~と、このA液とB液は混ぜたら有害物質になってヤバくて、A液とC液を混ぜる。」
もう、部屋に籠って一週間。
頭はボサボサになり服もヨレヨレ、親からは風呂くらい入れと怒鳴られつつ実験をする。
寝不足で頭が働かないのを自覚しつつ、これが終われば、お風呂に入って寝ようと決め液体を混ぜる。
小さな煙が出て、実験結果に満足しつつ、混ざった瓶を顔に近づけると急にめまいがし、倒れてしまった。
“なんで?”
不思議に思い瓶を見るとテーブルにあるのは、C液。
混ぜるのを間違えた私は
“なんで、窓開けなかったの!私。
まだまだ、やりたいこと沢山あったのに!”
幸い、一時間も経てば薄れ行く物質は、私以外に被害を出すことはないだろうと…薄れ行く意識の中で思ったのだった。
作者、歴史にも物作りにも明るくありません。
それでもいいよって方が居れば読んでいただけると幸いです。
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